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 ブラックヘッドの会館は、リーガ誕生800年を記念して、2000年に再建されたものだ。

 15世紀から、1942年ドイツ軍によって破壊されるまで、数百年かけて築き上げた個性的な建物は、ほぼ完全に再現されている。

 豪華な外観の中でも特に目立つのが、大時計だ。言い伝えによると、当時この時計を作った職人は2度と同じものが作れないようにと、目をくりぬかれたという。

 時計の下には、ハンザ同盟の都市リーガ・ハンブルグ・リューベック・ブレーメンの紋章が浮き彫りにされている。

 未婚の貿易商人達の交友の場であったブラックヘッドのメンバー達は、此処の大ホールでコンサートやダンスパーティなどが盛大に行なったという。


 向かいの市庁舎も再建されたものだ。


 会館のカフェで、一休み。エスプレッソが胃袋に染みる。


 広場から、右手に進んでいくと、聖ヨハネ教会・聖ペテロ教会と2つの教会がある。ペテロの方には、高い塔があり登ることができる。この塔は、何度も火災にあい、その都度建て直されてきた。現在のものは、第2次大戦後に改修されたものだ。


 聖ヨハネ教会は、13世紀創設、その後16世紀に再建されたゴシック様式の建物である。

 中世、生きた人間を壁の中に塗り込めると災いをさけることができるといわれ、この教会でも2人の修道士が志願して壁に埋められた。19世紀半ば、修復のときこの話に基づき壁を叩いてみると、空洞が見つかり、彼らは発見されたという。外観にある十字架型の穴は、のちに彼らを記念して造られたんですって!


 ここから、ヤーニスの中庭を抜けて、左手に進んでいくと、リーヴ広場に出る。このあたりにもユーゲントシュティール様式の家が残っている。


 大・小のギルド会館のうち、小の方は、見学ができる。外観からは想像もできないほどの豪華な造りで、当時彼らの羽振りが良かったことがうかがわれる。


 斜め向かいの建物の屋根には2匹の猫が、背中あわせにのっている。ここにも伝説が残っている。この家の持ち主は、ギルドに加わりたいと願ったのだが、ラトビア人という理由で断られた。怒った彼は、ギルド会館にお尻を向けた猫を屋根に造ったのだという。もちろんギルドは激怒したが、「私の猫は規則など持っていないのだから、どうするまおうと勝手だ」と言ったのだという。
その後ギルド会館が、コンサートホールに代わると、音楽に誘われて猫は向きを変えたんだとさ・・・。


 今日はこの辺で、終わりにしよう・・・。


 ショッピングセンターに入り、パンやサラダチーズを手にいれ、残りはアルコールだけ。

 ワインは飲みたいが、フルボトルしかない。店員に聞くと、シャンパンなら小さいものもあるというが。(>_<)

 ここでフルを買ってしまうと、ボトルを持っての移動となる。それも重いしなあ・・・。

 でも結局ワインの誘惑に勝てず、フルボトルを購入。ボトルを持っての移動となりました(*^^)v


 明日の午前中は、今日見られなかったところを見て、お昼頃のバスで移動を予定。

 ターミナルの、インフォで明日のバスの時間を調べてもらう。金曜日はなぜか本数があまりなくて、11:55分のバスで、シャウレイに向かうことにした。


ピンボケの、鶏の写真は、聖ペテロ教会の塔の一番上に取り付けられていたものです。新しいものと替えたので、下に降りてきました。