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 トウラカイのバスターミナルに着いた。朝の天気とは打って変わって、暑いくらいだ。

 ここから歩いて、20分ほどの所に、城があるので、日陰を選んで歩き始める。2つの湖にはさまれ、半島に様になっている。

 道はふた手に別れているが、城の入口の所で一つになる。

 家の造りもちょっと変わっているし、郷土料理にもキビナイという民族料理がある。少数民族のカライメのふるさととしても有名なところだ。

 今も200人ほどの、人々がここに暮らしているんだとか・・・。


 トウラカイ城は、14世紀後半に湖上の島に建設された。2つの橋を渡っていかなければならない。

 堀にかかる、跳ね橋・細い階段・銃口の穴などを見ると、この城もやはり戦いのために造られたのだなと思う。

 現在は、赤レンガの美しい姿で私達を迎えてくれている。造りは、トウルク城とよく似ている。中庭を囲むように、建物が上に伸びており、建物に沿って階段が外に造られている。


 展示物は、多岐にわたっており、どれも興味深く見ることができる。井戸が、外に汲みにいかなくてもよいように建物内にあったりする。喫煙具のコレクションは、個人的にとても気に入ったよ。いろいろな材質を使い、細かな細工でできていた。

 
 外に出てきたら、階段の所に猫がいる。最初は、ちょっと警戒していたが、すぐになつき、膝の上に乗ったりして甘えてくる。

 帰ろうとしたらこの猫ちゃん、お見送りをしてくれました。私の後になったり先になったりしながら、2つの橋を渡り、レストランのある場所まで案内してくれたんだ!

 こんな遠いところまできて大丈夫かなあ?と思ったのだが、出会う地元の人が「クスクス」と声をかけては、にっこりするところを見ると、有名人(猫)かも・・・。

 最後ボートのところまできて、立ち止まりそこから先には進もうとしなかった。


 猫と別れた私は、もう一つの城、半島の城址までやってきた。ここも、14世紀後半に建てられたらしいが、廃墟となっている。そばには浮橋もあり、中ほどまで渡ってみたが、ぷよぷよしてなんとなく落ち着かない。 

 バスターミナルまで戻リ、ちょっと待っただけで、うまい具合にヴィリニュス行きがやってきたので、それに乗り込みました。


  写真の、日本髪の女性の入れ物・・・こんなところまでどうやって運ばれたのだろうか?喫煙具のコーナーにありました。

 最後の写真が浮橋です。普通に見えますが・・・

 下から2枚めが、半島の城址です。