クシュ王国は、BC6世紀の中ごろ、首都をメロエに移し、繁栄をした。
 
これは、メロエが雨に恵まれていたこと、アトラバ川による隊商ルートがあったこと、鉄鉱石や燃料の樹木があり、鉄器製作を行うことができたことなどの理由による。
 
遺跡には、王宮跡・ピラミッド・神殿・浴場・貯水池などがあるが、ほとんどが未発掘である。
 
これから見学するのは、王宮跡である。
 
ロイヤルシティと呼ばれ、神殿・ローマ浴場・サウナ・生贄台・モザイク神殿・貴族の家の跡などが発掘されている。
 
 入口付近にある全体図
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カリマ近郊の遺跡と違って、樹木がたくさんある。黒く見えるのは鉄分を含んでいるから
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アモン神
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アモン神殿全容
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王と王妃の椅子
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王の演説壇
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ローマ浴場
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蒸し風呂
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生贄台
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貴族の住居跡
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モザイク神殿のモザイク。普段は埋めてあるのですが、特別に見せてくれた。
当時ローマではやっていた白黒のモザイクがつかわれている。
ローマへのあこがれもあったようだ。
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遺跡の入り口には、子供達が・・・
粗末なお土産を売っていました。
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今日の宿泊所は、ドライブインみたいなところ。
部屋は広いのですが、鏡が1枚もない・・・。
シャワールームはあるのだが、やはり出が悪い。
おまけに排水が悪いので、シャワーを使うと水浸しになってしまう。
私は、ここでも洗面器を利用したのだが、
蛇口が遠いところにあるので、洗面器に水を汲んで体を洗い、
空になった洗面器を持ってまた水を汲んで戻ってきて体にかける、といったことを何度も繰り返してやっと体を洗い終えたのでした!
 
鏡がないということは自分がどんな格好をしているのかチェックができない。
いろんなところに泊まったが、どこにもいちまいも鏡がないというのは初めての体験でした。
ドライバーのための休憩所みたいな場所があり、
そこにはこんなものがありました。
 
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夜遅くまで、車の通る音が響いていてなかなか寝付かれなかった。