車は、順調に進んでハルツームの手前のドライブインみたいなところで昼食をとる。
 
夕食は、機内食になっているので、飛行機が遅れたりすると、いつ食べられるかわからない。
 
おなかいっぱい食べた。そして、心配性の私は、念のために余っていた現地のパンをビニール袋に入れて非常食として持ち帰ります。
 
飲み物は、水がたくさん余っている。多分機内に持ち込めると思う。
 
最後は、リッチな(?)食事を食べられるかと思っていたがそれは考えが甘かった(笑)
 
でも、いい知らせも・・・。
 
添乗員いわく「みなさんの、協力のおかげで思ったより早くつくことができそうです。お風呂に入りたいでしょうし、着替えもなさりたいとお思うので、ホテルをご用意させていただきました。」
 
「やった!うれしい・・・。汚いまま日本に帰らなければならないと思っていたんだもの」
しかも、そのホテルも最初に泊まった5つ星のあのホテルです!(^^)!
 
15時ホテル到着。
休むだけなので、ダブルでも問題なし。
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汚くても文句は言わないが、きれいな方が言いに決まっている。
 
バスタブにお湯をたっぷり張って、ゆっくりつかります。
 
体中から砂が流れていくような気がした(*^_^*)
 
日本は真冬なので、向こうに着いたらすぐ暖かい洋服が出せるようにスーツケースもつくり直します。
 
全部が済んだところで、あらためてホテルの窓から外をながめる。
今日の部屋は、ナイル河では無くて、市街地側のようです。
 
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緑を見ていると、貧しい国ほど、都会と地方の格差の大きさを実感してしまいます。
 
6時ホテを出発。
「ドライバーたちも、それぞれに自分の家に帰っているので、5台は来ないです。窮屈かもしれませんが、がまんしてください」
ということでしたが、なんとみんな来てくれました!うれしいな・・・。
 
しかも、コックさんまで。
 
みんなシャワーを浴びたらしく小ざっぱりして、しかも真っ白な民族衣装に着替えている。
 
いい人たちばかりで、仲良くなれたとは思っていたが、こうして送ってくれると本当にうれしいです。
 
空港の中には、誰も入れないので、駐車場でお別れです。
 
「みんな。ありがとう。シュクラン!マアッサラーマ!」
 
個人チェックインなので、それぞれに進んで行く。何度もチェックを受けるが、やはり水は全然問題ない。
 
免税店なんていうものはない。売店には、ほとんど品物がない。お土産にできるようなものは、お茶くらいです。
 
お祈り室のあるロビーで待つことしばし・・・。
 
21時半、ドーハに向けて離陸です。
 
安定飛行に入った。待ってました。夕食です。
 
フランスの赤ワインをいただき、仲間のワインまで飲んでしまいました。
「生き返るわー。おいしい。」
 
ドーハでは、ほとんど乗り換え時間がなく、ちょっと忙しい。
 
翌日の午前1時半、関空に向けて飛び立ちました。
 
いろいろあったけれど、終わりよければすべてよし。
アフリカは、やはり魅力的なところでした。
 
旅を振り返って、容量の関係で紹介できなかった写真を、すこしのせてみます。
 
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出土品の陶器、色がきれい
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カエルまでいたんだ・・・今は砂漠なのに
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エジプトそのもののようです
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バスを待つ女性
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このおしゃれな爪の持ち主さんは自分は写るのは嫌だけれど、爪だけならと・・・
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遺体の入っていた木棺、横の部分に色が残っている
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大きな石の棺、木棺を納める。こういう死者の葬り方もエジプト式。
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ハルツームの食堂の女性
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同じ食堂で働いています
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カリマ近郊のスークで,2人の間の微妙な距離
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ライオン神殿のレリーフの一つ。ライオンが悪い奴を食べ、神が鬼のようなものをつかんでいる
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そうそう、お昼に持ち帰ったパンですが、待合室で半分。
機内で半分おいしくいただきました(*^_^*)
 
スーダンの南部の独立がうまく行きますように。