14世紀、アラビア商人たちの東方貿易の拠点として栄えた。

 その後この地にやって来たのは、16世紀のポルトガル人がやって来て砦を築いた。また、彼らはキリスト教を持ち込んだ。今でも町の辻にマリア像を見かけることが有るが、マリア信仰はその名残である。

 17世紀になると、今度はオランダ人がやって来て、砦を拡張する。それが現在の街の原型となった。

 この教会は、オランダ教会と呼ばれるが、中に入るとイギリス時代のものも多く残っていた。

 
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 こちらはモスクかな。今回初めて見た。

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 この門が、オールドゲートでオランダを表すVOCマークが残っている。

 
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 細い道をバスは走ってゆきます。大型ではなくて中型だから出来る技だ。

 灯台の近くで下車。ここから時計台に向かって砦の上を歩いてゆきます。風がものすごく強いので日傘をさすのも容易ではない。

 高さ18m。

 
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 城塞には、こうした化石の様なものも利用されている。

 
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 インド洋に面した城塞。

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 砲台の跡が残っています。

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 これはオランダ時代からの家だという。バルコニーが特徴らしい。

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 象徴的な風景。教会の十字架と仏舎利とオランダ時代の家。

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 階段が見えてきました。ここで進路を右側に変えます。

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 時計台が見えています。今はもう働いてなくて象徴としての存在の様です。

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 ここからは新市街が見えます。少し前の津波の時には、城塞のところまでは壊滅したそうですが、内側には被害が及ばなかったそうです。改めて城塞の頑丈さを知ったとガイド氏・・・。

 すぐ下に見えているのがメインゲートです。
 

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 クリケット場。スリランカは、イギリスの植民地だったせいか、クリケットが盛んなのだ。

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 ものすごく暑くて高原の寒さが懐かしい。人間とは本当に忘れやすい動物である。
そこで、早めだが昼食のレストランに向かい、そこで食事時間まで自由時間にするという。
 例によって宝石屋とお土産屋が併設されているので、クーラーが効いていて涼しいのだ。けれどレストランはには、クーラーないんだよね( 一一)

 戦略かしら?

 私は、思い切って散策に出かけました。暑いが、2度ここを訪れることは多分ないだろうから、少しでも雰囲気を味わいたい。

 オランダ時代には病院だったという建物。今は商店が入っていました。

 
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 一階は、アーケードのようになっていた。

 
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 こちらは、警察とあるが、研修場だろうか?制服の男性達が道行く人を眺めていた。

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 この建物は裁判所。大勢の人が並んで何かを待っていました。

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 大きな木がたくさんある公園。木陰に入ると少し涼しいです。トゥクトゥクが待機している。
私は獲物なので、声をかけられます。

 
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 ちょっと雰囲気のある家。

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 でもそろそろ限界かなあ・・・。汗がしたたり落ちてくる。海沿いなので湿気もかなりのものなのだ。

 帰ろう、お昼を食べようよ!

 昼食の後は、高速を通ってコロンボに向かい、空港を目指します。
遅延もなく順調に離陸。あっという間に終わってしまった感じだ。