ガイドの、高橋さんという方は、日本の方で九州出身だという。炭鉱で暮らしていたのだが、斜陽になってきたため、思い切って家族でこちらに移住したのだという。そのとき彼は、14歳。それから45年今は安定した暮らしを手に入れられたが、ずいぶん苦労をされたそうだ。移住なんてずーっと昔の話だと思っていたが、目の前で実際に体験された人の話を聞くと、そんなに昔のことではなかったんだと思う。
彼は、暮らしていくためにピューマをしとめたり、ワニを取ったりしてその毛皮を売ったりしたそうだ。そのときに負った怪我の傷跡が、今も生々しく右手に残っていた。
初めて、日本に里帰りをする時、もうワシントン条約があり、トランク一杯に詰めた毛皮は、見つかれば没収というところだったが、税関の人はまっすぐ彼の目を見て、「初めての里帰りですか。ご苦労様でした」とこえをかけたのだそうだ。トランクについては、何も言われなかったとか・・・。私は、案外税関の人は、怪しいなあと思っても敢えて開けてくれとは言わなかったんでは、と思うのだが・・・。
早起きして、ミニ動物園にいってみた。鳥やサルに混じって、1頭だけピューマがいた。やはり、猫科の動物はかっこいいなあ!
観光のスタートは、市場からだ。マナウスが、ゴム景気で、沸いていたころパリのレアール市場を模して作られたのだそうで、今も外観はそのまま残っている。お金儲けにためにやってきたもののやはり母国が懐かしかったのだろうねえ。
中には、昨日食べたピラルクの切り身や、干物も売られていた。お土産コーナーの方で、コーヒーを買う。今回は、各国でコーヒーを買って来ているのだ。
お次は、アマゾナス劇場だ。ここは、ドームがブラジル国旗を模して作られている。ピンク色の外観の変わった雰囲気の建物である。が、中に入ると、ミニオペラ座といった本格的なホールである。
これ1つとっても、この地がゴムによって栄えたか良くわかる。創建は、1896年、鉄柱はイギリス・大理石はイタリア・イスはオーストリア・シャンデリアと天井がはパリから、という風に当時の一流のものをヨーロッパから取り寄せて作られたのだという。けれども、ハードはできたもののオペラ歌手といったソフト部門の供給には苦労をしたとか、破格の出演料を払ってヨーロッパから呼び寄せたのだそうだ。
この日は、たまたまオーケストラが練習をしていたので、音響も確かめることができた。
近くにある、カテドラルやサンセバスチャン広場を散策してバスに戻った。
バスは、日本人が始めて移住したという地の中にある、自然博物館へと進んできた。ここは、日本人が経営している博物館で、魚や昆虫の剥製が系統立てて展示されている。ピラルクが2匹悠々とはいかないが、狭い水槽の中で泳いでいた。でもかっこいいなあ!大きな魚が泳いでいるのを見ていると、気分がゆったりしてきて、スーッとする。
生きていたら、きっと高値で売買されるのだろうなあなんて、カブトムシを見ながら思ってしまった。
このあとは、空港に向かうのだ。今日の昼食は、機内食となっているのだが、今までの例からしてたいしたものは出されないだろうから、ホテルの朝食の時パンか果物をちょっと余分に持ってきてくださいと、添乗員から言われている。
空港にいって見ないとわからない、南米のエアー会社。本当に恐怖だ。
うまくいけば、今日の夜には、リオデジャネイロにつけるのだが・・・・。
彼は、暮らしていくためにピューマをしとめたり、ワニを取ったりしてその毛皮を売ったりしたそうだ。そのときに負った怪我の傷跡が、今も生々しく右手に残っていた。
初めて、日本に里帰りをする時、もうワシントン条約があり、トランク一杯に詰めた毛皮は、見つかれば没収というところだったが、税関の人はまっすぐ彼の目を見て、「初めての里帰りですか。ご苦労様でした」とこえをかけたのだそうだ。トランクについては、何も言われなかったとか・・・。私は、案外税関の人は、怪しいなあと思っても敢えて開けてくれとは言わなかったんでは、と思うのだが・・・。
早起きして、ミニ動物園にいってみた。鳥やサルに混じって、1頭だけピューマがいた。やはり、猫科の動物はかっこいいなあ!
観光のスタートは、市場からだ。マナウスが、ゴム景気で、沸いていたころパリのレアール市場を模して作られたのだそうで、今も外観はそのまま残っている。お金儲けにためにやってきたもののやはり母国が懐かしかったのだろうねえ。
中には、昨日食べたピラルクの切り身や、干物も売られていた。お土産コーナーの方で、コーヒーを買う。今回は、各国でコーヒーを買って来ているのだ。
お次は、アマゾナス劇場だ。ここは、ドームがブラジル国旗を模して作られている。ピンク色の外観の変わった雰囲気の建物である。が、中に入ると、ミニオペラ座といった本格的なホールである。
これ1つとっても、この地がゴムによって栄えたか良くわかる。創建は、1896年、鉄柱はイギリス・大理石はイタリア・イスはオーストリア・シャンデリアと天井がはパリから、という風に当時の一流のものをヨーロッパから取り寄せて作られたのだという。けれども、ハードはできたもののオペラ歌手といったソフト部門の供給には苦労をしたとか、破格の出演料を払ってヨーロッパから呼び寄せたのだそうだ。
この日は、たまたまオーケストラが練習をしていたので、音響も確かめることができた。
近くにある、カテドラルやサンセバスチャン広場を散策してバスに戻った。
バスは、日本人が始めて移住したという地の中にある、自然博物館へと進んできた。ここは、日本人が経営している博物館で、魚や昆虫の剥製が系統立てて展示されている。ピラルクが2匹悠々とはいかないが、狭い水槽の中で泳いでいた。でもかっこいいなあ!大きな魚が泳いでいるのを見ていると、気分がゆったりしてきて、スーッとする。
生きていたら、きっと高値で売買されるのだろうなあなんて、カブトムシを見ながら思ってしまった。
このあとは、空港に向かうのだ。今日の昼食は、機内食となっているのだが、今までの例からしてたいしたものは出されないだろうから、ホテルの朝食の時パンか果物をちょっと余分に持ってきてくださいと、添乗員から言われている。
空港にいって見ないとわからない、南米のエアー会社。本当に恐怖だ。
うまくいけば、今日の夜には、リオデジャネイロにつけるのだが・・・・。