いつものように散歩。昨晩行った共和国広場の朝の様子を見たくて行ってみた。
ひっそりとしていて、別の場所のようだ。
マリオットも全然違う顔を見せています。
戻ってきて、2人で恐る恐る屋上へ行ってみた。ホテルの屋上から見るアララット山が美しいと聞いていたからだ。ただし、登るのを止められるかもしれませんがとも言われていた。で、係りの人の目を盗んでいこうと思ったのよね。
でもせっかく登ったけれど、山の姿は靄の中で今一つきれいに見えない
今日の観光は、博物館が休日になっているので明日と入れ替えて行うとのこと。
9時ホテルを出発。9時半ころアララト山がきれいに見えるはずという場所に着いたのだが、やはりだめ。
アルメニアの詩人がここでアララト山を見ながらたくさんの詩を書いたらしいのだが・・・。
でも草原の連なる様子は十分美しいです。
この後こういう風景の中をバスは進んでいきます。すると、アララト山がすこし顔をのぞかせたようです。
急きょバスストップ。というのも、今回のメンバーの多数の人が目的にアララト山を見たいとしていたからだ。
私は、ノアの箱舟が漂着したということを聞いていたくらいで全く思いいればなかったのだが、皆があまりにも「アララト。アララト」というものだから、なんとなくつられて見たいような気分になってしまっていた。
ここで見た山はこんな感じです。
これは大アララットのほうです。アララットは大小2つの山からなっていて、小のほうは富士山みたいです。
神聖な山であるゆえに、立ち入ることは不可能とされ、1828年に、パロット教授という人が学生と、エチアミジン教会の修道士とともに山頂に登ったのがこの山の最初の登頂といわれているのですって。
目的のゲガルド修道院についた。駐車場には、お土産のお菓子を売る人が声をかけてくる。丸いパイのほうは昨晩の夕食の時にデザートで食べたし、紙のようなものも長い棒みたいなものも、グルジアで試食したものと同じです。丸いほうは、べイクドチーズケーキのような味で美味しいです。
教会の背後の崖には、十字架がかけられている。どうやってかけたのだろう?
この修道院は、岩を掘って教会の建物としているのが特徴である。中には掘りかけたもののもろくて使いものにならなくてそのままにしてあるものや、掘っていたら穴があいてしまったのでそのままにしてあるものもあったりする。
4世紀に、聖グレゴリウスによって開かれた。13世紀ころ改修が行われ、プロシュ王朝の霊廟としても使用された。主教会のほかにも、祠みたいなものが周りにたくさんある。
ゲガルドとは、イエスの脇腹を刺した槍の事である。ここに安置されていたので、そう呼ばれるようになったという。肝心のやりは、今はエチミアジン教会の宝物庫に収蔵されています。
遠望
入口。
これが主教会。
願い事がかなう泉
穴があいてしまっています。
ここで少し、自由時間です。