市場は、どこでも活気があるが、汚い。
お肉や魚をさばいたにおいと、石鹸や果物チーズの香りが混ざり合って独特のにおいがする。
大きなマンゴやパパイヤ・スイカが積み上げられている。
今日が最後の夕食になるので、デザートにと添乗員さんが、パパイヤを買ってくれた。
市場にはこんな人もいます。アコーディオン弾きのおじさん。
籠が崩れたら、埋まってしまいそうです。絶妙な積み方。
自家製のヤギのチーズ
乾燥ジャガイモ。インカの人々の命綱。乾燥の技術があったから、食料に困らなかったという
こちらは、珍しいジャガイモ達です。
公園には、ジャガランタノ花が咲いていました。旅が始まったころは、まだ咲いていなかったのですが・・・。
これで観光のほうは終わり。空港へと向かう。ドライバーにチップを渡す場面を見ていたら、ちゃんと訳を話して5ドルしか渡しませんでした。
でも彼、別にがっかりした様子もなかった気がする。
スクレを11:15分の飛行機で、ラパスへ向かう。ラパスは、首都としては世界で一番高所に位置している。
標高3650mに位置し、周りをイリマニなどの山々に囲まれた、すり鉢状の盆地である。
飛び立って、しばらくすると飛行機の中から、雪を抱いた山々が見えた。水たまりのように湖がある。
空港に到着です。1時間ちょっとのフライトでした。
ラパスは、2回目の訪問です。なつかしい気持がわいてきた。
以前工事中だったターミナルも、きれいになっています。
すごい勢いで人口は増えているようだ。人口の半分は、インディヘナの人々である。
都会に人口が集中しているのだろう。相変わらずの無秩序は車の数。
町に入る前に、街の様子を高いところから見下ろす。そう言えば前回もここで写真を撮ったなあとおもう。当時より明らかにビルの数が増えている。
山の斜面までびっしりと家が立ち並んでいる。ここでは、貧しい人が高いところに住み、お金持ちが低いところに住んでいます。
すり鉢の底に降りてきました。
無秩序な交通を少しでも良くするために、シマウマ運動というのが行われているそうだ。耳で聞いた時にはなんの事かわからなかったが、翌朝判明。横断歩道の横線をシマウマの模様になぞらえ、そこを渡るようによいう運動ですって!
ホテルにチェックイン。私は、今日の観光で回るところは、前回行っているので、博物館か美術館に行きたいと申し出た。現地ガイドが、閉まっているかもしれないからとわざわざ見に行ってくれた。結果、今日は月曜日なのでやはり閉まっているとのこと。残念!
このガイドさん、マスクをしている。南米でマスク???さては、福島のニュースで、日本人を怖がったのかと勘繰ってしまった、南米でマスクなんて考えられないからだ。
実際は、喉をやられてしまい、ここは空気が悪いのでこれ以上悪くしないために、マスク着用となったようだ。ラパス市内は、すり鉢状の底にたまった、汚い排気ガスに汚れた空気が充満しているから、のどが痛くなるのだ。
ロビーに、ビジネススーツを着た、知的な女性がいた。何やら添乗員と話をしている。彼女は、こちらのエージェントでポトシでの不手際のお詫びに来たのだという。
マスクといい、お詫びといい、時代を感じてしまった。
その結果、明日の昼食は、自由食になっていたのだが、旅行社が負担してくれるという。ラッキー!
観光に出かけます。まずは旧市街から。
スペイン時代の雰囲気がよく残っている地域です。
時間が戻ったのかと思ってしまいます。ここではゆっくり時間が流れている。
ここから、歩いてカテドラルや国会議事堂のあるムリリョ広場に向かいます。
ここには、独立戦争で活躍したムリリョの銅像が建っており、市民の憩いの場となっている。