25番目北観音山。
1353年創建、屋根が付けられたのは1833年とある。
巡行時には、柳の枝を指して回るのだそうです。後方に枝が見える。観音懺法によるものだというが・・・。
欄干の縁に施されている唐獅子の金具の精巧さは、この山を一層華麗に見せているという。
黒主山。歌人大伴黒主が、桜の花を仰ぎ見ている場面。ご神体は、寛政元年の作。
黒主山と北観音が並んでいるところ
昼食の予約時間が迫ってきた。あと少し見物したらホテルに戻ろう。おなかもそろそろすいてきた。
動きのある浄妙山。
三井寺の僧浄妙と一来法師の奮戦の一瞬をとらえている。人形の着ている鎧は、室町時代の作で、重要文化財に指定されている。
28番。 役の行者が一言主神を使って葛城と大峰の間に石橋をかけたという伝承場面。
それほど期待していなかった昼食だったが、ミニフルコースで、中々でした。飲まないつもりでしたが、ワインを注文してしまった(^^♪
おなかも満腹になったところで、これ又お酒の神様でしられる松尾大社に参宮する。
大きな門をくぐると奉納された酒樽がずらっと並んでいた。
正式参拝のため本殿に向かいます。人生初の正式参拝です。
ここはカメラはNGです。
総勢30人まとめておこないました。
このあとは、お神酒を少しいただいて参集殿に向かう。ここで琵琶の弾き語りを聞くのだ。
演目は、「平家物語」祇園精舎のの部分と、「耳なし芳一」です。
演者はきれいな女性です。以前山口の赤間神宮に行った折、耳なし芳一の墓があったことなどを思い出しながら聞いた。
お寺などで語るときには、こうした法衣を身につけるそうです。
せっかくですから、昭和を代表する作庭家「重森三玲」が手掛けた庭のひとつ「蓬莱の庭」も拝見させていただきます。
残念なことに彼は、完成を見届けることができず、長男がその遺志をついで完成させた。
蓬莱の庭。
これですべての予定は終わり。帰路に着きます。幸い渋滞にも会わず、予定の時間より早くに到着できたのでした。