好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

2018年10月


 このセントアンドリュース・カーク教会は、ジョージタウンで最も古い建物と言われ1818年に建造された。
スコットランドの長老派に属する。

 
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 この前の通りは、市内でもメイン道路にあたる。

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 道路を挟んで立っている大きな建物が国会議事堂だ。
1834年の建造でガイアナの建築物の中でも美しいと言われている。

 
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 そして最高裁判所、石像はビクトリア女王です。

 
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 こちらは交通などを扱う裁判所ですって。

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 警察署。ここには、たぶん高い建物は無いのだと思う。我々のホテルが一番高かったかも・・・。

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 モスクは、1か所しか見ませんでした

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 ここで何故だか、予定にはなかった動物園に行く事になった。
ちょっとでも見られてうれしいのだが、ものすごい駆け足。他に入園者はほとんどおらず、動物の数の方は多い。

 入り口、入園料は1米ドルくらいでした。

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 ネズミ科、アゴチ。仏領ギアナの島でも見ました。

 
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 ガイアナ最大のワシ、空飛ぶ狼という。

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 ものすごく狭いところでかわいそう・・・。ジャガーです。

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 そしてオセロットかな。

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 観光の最後は、昨日空から見見えていた世界でも有数の浮橋、デメララ川にかかるデメララ橋を渡る。
 左右に見えているのが、重しの様なもの。
 
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 有料橋で、大型船が通る時には、真ん中が左右に割れる。入り口部分に航行時間が記されてました。

 
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 この橋は、第2次大戦の時に開発されたイギリス陸軍の仮設橋の技術を使ったもので、イギリスの会社により1978年7月2日に開通した。全長1851m、61個のスパンからなっており、中央部には大きな船を通すための開放部がある。

 
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 このあとは、空港にまっしぐら。お弁当と荷物は空港で合流することになったいたのだが、これがなかなか来ない。人間だけ先にチェックインをしてという目論見だったらしいのだが、それは無理というものです・・・。
 
 空調の無い外で長時間待つのはつらいなあと思ったのだが、それほどんたなくてもよかったのでホットしました。

 チェディ・ジェーガン国際空港、工事中です。

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 お弁当といえば、前回はすべて没収となったので心配していたが、ここではなにも問題無かった。
それにしても、チェックインカウンターの女性は、ものすごく不機嫌そうだ。

 いやいや仕事をしている感が伝わって来る。荷物は、チェックインカウンターで預けるのではなくて、違う場所で預けます。
 カルタヘナに到着した時に3人ほどスーツケースが壊されていたのだが、多分ここでやられたのではないだろうか・・・。

 セキュリティを抜けたところで、お昼をいただきます。

 いよいよ最後の訪問国コロンビアに向かうのだが、直行便ではなくてパナマ経由なので、時間がかかります。

 パナマシティには、4時間ほどかかり今日の夕食は機内食だそうです。

 パナマシティでかなり時間があり、私はラウンジでお酒をいただきました。
イスラム教ではなくて、キリスト教の礼拝堂が有ります。
 
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 パナマとカルタヘナの間は短いのだが、離陸が大幅に遅れ予定より到着がかなり遅れ、ホテルに着いたのは深夜になってしまった。

 私の相部屋の人も、部屋に入りスーツケースを開けようと思ったら開きません。強引に開けようとして開けることができず諦めたようだ。でも、カギが壊れて、結局帰国するときも、鍵をかけることができませんでした。

 遅く着いた上に、こういう状態なので2人ともいつもより静かで、彼女はシャワーも浴びないで眠ってしまった。

 


 ジョージタウンは、オランダ植民地時代には、スタブルークと呼ばれていたが、1831年にイギリス植民地に統合された時に、イギリス国王のジョージ3世の名前からジョージタウンと呼ばれるようになった。

 大西洋に面し、海抜ー2mと海面より低いので、堤防や用水で守られている。

 ホテルの近くには、こんな建物がありました。先住民は、こういう家に住んでいたのだろうか?

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 町の中心は、今も古い建物がたくさん残っていて、お役所や官邸なども古い木造建築のものをそのまま使っている。
 地震も津波も来ないから、長持ちするのだろう。

 
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 当時だって、湿度が高くものすごく暑かったことは今と同じだ。当時の人は、氷を窓においてクーラー代わりにしていたそうだ。

 鎧窓の下には、氷を置く箱が置いてあって、外から風が吹けば冷たい空気が中に流れ込む仕掛けだ。

 
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 丁度朝の通勤時間帯で、乗り合いバスがたくさん走っていました。

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 市内移動なら、60ガイアナドルというから、日本円で40円ほどでしょうか。
タクシーは、黄色で統一されていますが、メーターは無い。

 馬車も頑張っている。

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 キャリアウーマンかなあ。さっそうと歩いていてかっこいいです。

 
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 最初に下車したのは、公園でした。見せたいものが1つあるので、降りてもらったという。何の変哲も無い公園だが・・・。

 見せられたのはこれ!「えー、これ何?」直径10センチほどで固い。

 
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 これは、キャノンフラワーという木の実です。とても珍しいそうで、ジョージタウンでもほとんど見かけないという。

 どのように生るかというと、こんな感じ。

 
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 花もきれいですよね。かなりの大木でした。

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 続いてやって来たのは、世界でも最大級の木造建築の教会であるイギリス国教会のセント・ジョージ大聖堂です。
 1894年の完成で、高さは43.5mあるという。

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 今は修理中で、裏手に回るとこんな感じでした。

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 中に入ります。格式のある教会なので、地位のある人たちはここで結婚式を上げたりお葬式を行うそうだ。

 ビクトリア朝様式です。

 
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説教壇。繊細で美しい。

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 オルガン。

 
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 説教を聞きている間も、暑さとの戦いだ。寒いイギリスからやって来た、本土の人達にはさぞかし答えただろう。

 教会の向かい側には、学校があって生徒たちが集まって来ます。

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 此処は、スタブロックマーケットです。時計台は、ガイアナの象徴で、最も賑やかな場所である。
デメララ川の河畔に建っていて、対岸との行き来にはボートが使われています。

 1782年、フランス人によってつくられたジョージタウン発祥の地で、町はここから始まった。現在の建物は、アメリカの会社が1881年に建設したものだ。

 
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 中に入るにあたって、貴重品はすべてバスの中に置いていけと言う。お金はもちろん、パスポートもだ。バスには運転手が残り、鍵をかけるので安心だという。
 そんなに治安が悪いのかと、驚いた。

 今まで治安が悪いところでも、バスの中にすべておいていけと言われたのはなく、板門店見学以来でした。

 市場自体は、何処も同じで狭い路地が続く。区画ごとに売られているものは違う。

 変わった果物が目につく。

 これは種が大きくて食べるところが無いが味は、サツマイモに似ている。

 
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 これも夕食の時にデザートにと言って買ってくれたのだが、ホテルへの到着が大幅に遅れ結局食べそこなってしまった。

 
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 ボートの発着場。

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 鳥かごがたくさんあるが、売っているのだろうか?

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 このあとは、予定になかった動物園に急きょ行くことになった。
もっともそのおかげで、レストランでの食事が無くなり、少々面倒なことになったのだが・・・・。



 眼下には、いずれ大西洋に流れ込むであろう滝の下流の川が見えています。

 
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 カイエチュールからオリンデュイックまでは、30分ほどの飛行である。

 
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 今までのようなジャングルは途切れてしまい、乾いた大地になった。
 
 
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 ここに住み着いた人々は、荒れ地を切り開いたのだが、今はそのままになって何も植えられていないという。元々は、この辺りもうっそうとしたジャングルだったのかもしれない。

 小さな学校、民家も遠くに見えている。

 期待していたのとはかなり違うオリンデュイックの滝。滝の左側は、ブラジルです。

 
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 誰もいない滑走路に降ります。

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 山小屋が1軒あり、中にはベッドやキッチントイレなどが備わっているのだが、今は荒れ果て、トイレ以外は使うこともできない。

 此処にて荷物を置いて、川へ降りてゆきます。

 近づくとそれなりに大きく見える。少しでもブラジル側に行こうとしたら、ガイドに止められた。やはりだめか・・・。

 
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 岩の形が面白く、人の手はが入ったように平行四辺形に亀裂が入っている。 

 
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 どこからともなく人々が現れた。一言も話さないが、どうやらお土産を買ってほしいようだ。

 
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 この滑走路は、物資を運ぶのにもつかわれているのかもしれない。パイロットたちとは、顔なじみの様で、ペットボトルのお水などを貰っていた。

 見送ってくれました。

 
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 ここからだとジョージタウンまでは、1時間半かかります。

 こういう茶色の水が、そのまま海に流れ込むので、大西洋の沿岸は茶色いのだろうな。

 
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 住宅地と農地がはっきり区分されている。
 
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 まっすぐな灌漑用水路。これほどの大規模農業だとは思わなかった。

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 幾何学模様が面白い。
 
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 これは、世界最大の浮橋デメララ・ハーバーではないだろうか。明日、ここを実際に渡ります。
デメララ川に架かっていて、長さ1850mほどあるという。
 
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 もうじき着陸です。家々が迫ってくる。

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 庭の上をごめんなさーい!

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 帰りは、少々時間がかかったがいつもより早めにホテルに到着できました。
汗だくの体を早くきれいにしたいな。

 明日の午後には、最後の訪問国コロンビアに向かうのだが、飛行機の関係で、直接コロンビアにはいることができず、何とパナマ経由になりました。

 



 朝食の後、ホテルの周りを歩いてみた。
散歩して楽しい地域ではなく、朝だというのにちょっと歩くだけで、汗ばんでくる。

 ホテル前の通り。

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 これは昔の灯台だ。19世紀前半に建設されたようだ。

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 海の方に行ってみます。カナダ船籍の船が航行している。何を積んでいるのかなあ?

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 以前はここに、船着場が有ったのだろう。

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 小舟が目の前を通過していった。

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 ホテルの裏手にあるビーチに行ってみたが、汚く、水も濁っていてとても泳げる状態ではなかった。
その海に向かって、熱心にお祈りを捧げる人達。


 
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 今日は、小型飛行機で2つの滝を見に行きます。
飛行場までは、20分ほどでした。

 
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 荷物と自分の体重を計って、出発を待つ。2機の飛行機で向かうのだが、その人選は、機長たちが行う。
でも結果、13人と7人という振り分けになり、13人の方の人達は、誰かが真ん中の窓の無い席にならなければならず、くじ引きが行われたものの不満感が漂う。往復3時間も乗っていることになるのだもの・・・。

 私は、操縦席の隣。

 何でこういうことになるのか全く分からない・・・・。

 この飛行機に乗ります。強さの象徴ジャガーが描かれていてかっこいい。

 
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 パイロット、彼が一番重いじゃん!!!!!

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 この画面のKAIと記されているところまで向かいます。西方向になる。約1時間の飛行時間だ。

 
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 では離陸します。

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  ジョージタウンは、碁盤の目状に計画的に作られているのがよくわかる。

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 刈り取りのシーズンなのでコントラストが綺麗だ。

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 暫くするとジャングルの中に、変化が出て来た。

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  ベネズエラに、エンジェルフォールを見に行ったときにも、上空を飛んだギアナ高地が続く。
ロライマ山は、ガイアナ最高峰の山で、ブラジル・ベネズエラ国境が交わるところにある。

  台状のプティからはたくさんの滝が流れ出ており、カイエチュールの滝もその1つである。

 
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 カイエチュールの滝だ。落差223mは、ビクトリアの滝の2倍もある。
 
 
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 ちょっと水が少ないのが残念。

 この滑走路に降りて、歩いて滝に向かいます。

 
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 この飛行場は、定期便が有るわけでなく、観光客がいないときは何も飛んできません。
管理人小屋が有るので、そこに係りの者が滞在しているようだ。

 我々もお昼ごはんはここでいただきました。

 こんなじめじめしたところだから、蚊が大量発生しているのかと思ったら、食虫植物がたくさん自生しているので、皆食べてしまうそうで、蚊がいないという。

 
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 これが、カイエチュールの滝です。柵も何もないので、近づいていったら、あまり際には行くなと言われてしまった。

 
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 滝つぼには虹が綺麗に見えている。

 
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 この滝には、珍しい動物が住んでいる。ゴールデンロケットフロッグという名のカエルだ。
一生をこの植物のもとにたまった水の中で過ごすのだという。

 卵からかえってオタマジャクシになり、大人のカエルになってもここから出て行くことが無いそうで、
本当に「井の中の蛙大海を知らず」何だなあと思った。

 聞きそこなったのだが、交わらなくてもたまごってうめるのか?無精卵にはならないのか?メスばかりなのか?交わるのなら、その時は葉っぱから外に出るんだよねえ?????

 住居の葉っぱ

 
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 こんな具合に住んでいます。

 
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 かわいい!!!

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 お弁当食べて次の滝を見るため離陸します。

 さよなら、カイエチュール!

 
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 早朝4時にホテルを出発。ガイアナとの国境コランティーン川の上流にある、サウス・ドレイン・フェリーターミナルを目指す。

 今回の国境も川越であるが、前回とは違いフェリーで渡るようだ。

 2時間ほど走り、明るくなってきたころ小休憩となった。

 小さなお店が開いていた。

 
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 客待ちしているバイクタクシーの人だろうか。

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 これは用水をせき止めるもの。用水路はきれいに整備され、稲も刈り取りを待っているようでした。

 
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 フェリーは、前もって予約もできず、満杯になると乗せてもらえないと聞き、心配していたがこの日は、混雑も無くスムーズでした。出国はここで済ませます。

 デューティフリーもあり、様々な品物が売られていました。

 スリナムとガイアナの時差は、1時間あり、時計を戻します。

 
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 1日1往復なので、早く仕事が終われば、船乗りたちは早く自由になれるそうです。時刻表は、あるようでないのかも・・・。

 これが我々のバスです。見かけはいいのだが・・・。ガイアナでは違うバスに乗れると思っていたのにがっかりだ!

 
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 対岸の、モルセン・クリークに到着。

 直進して、建物に入り、入国スタンプを押してもらい、税関を通る。運が悪いとスーツケースを開けられるそうだが、我々のグループの中では1人だけ開けさせられたようです。

 バスの審査が、とても時間がかかった。物価の格差がものすごくあり、スリナムのものをガイアナで売ることが禁じられているので、スリナムのものをそのまま持ち込むと審査が厳しいのだ。

 隣り合った国の物価の差が大きいところではこういう事がよくある。

 1時間以上待たされたかしら。

 警備は緩く、建物も写真撮り放題でしたよ。

 
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 国旗とプレート。盛り上がっていないものもありました。

 
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 ガイアナは、南米では珍しい英語圏です。車のハンドルも右ハンで歩きやすいです。
ベネズエラ・ブラジル・スリナムと国境を接し、面積は、南米では3番目に小さい。
 人口は、76万人ほどで首都は、ジョージタウンだ。

 イギリスから、1966年に独立し、現在はイギリス連邦の一員です。
金やボーキサイトなどもあり、品質の良い木材や砂糖は、輸出の主要産業だ。
 近年、アメリカと石油の開発が進んでいるという。
 
 道路から見る家々は独特の形をしていて、階段が横についている。

 
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 この家はインド系かな。宗教でもヒンドゥー教を信じている人の割合が多く、1800年代にやって来たインド人が持ち込んだという。

 
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 この日の昼食は、遅れに遅れた。ドライバーが慣れないのか、早く走れないのだ。道も間違えるし、お腹のへったことも有り皆イライラしている。

 旅行社からお詫びとして、ドリンクサービスが有りました。

 農業が盛んで、牛や馬も多くみられた。馬車も普通に使われている。
モミが干してあった。

 
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 これはお国で一番大きな、コメの倉庫だという。

 
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 夕方近く、ようやくジョージタウンに到着できた。

 ロビーに、クリケットの道具が飾られていた。イギリス領だったので、クリケットが盛んなのだという。

 
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 さっそく両替した方がいて、見せてもらう。
日本円で、10ガイアナドルが6円ほどなので、20ドルなので12円!お札でなくてもいい気がするが・・・。

 この滝は、明日見にゆくカイエチュールの滝です。ガイアナで最大の観光資源になりそうな滝だ。

 
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 部屋の窓から外を見ると夕闇が迫っていました。
結構ソーラーパネルが載っているわ!

 
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 中国人の多い地域なのでしょうか?

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 このようにシナゴークとモスクが並んで建っているのは珍しいのでは、私は、初めて見ました。

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 モスクに接近してみます。

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 朝のアザーンは聞こえなかったですが・・・・。

 これもオランダ時代の建物をそのまま利用している。ペンキが剥げてしまっている。

 
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 この建物と向かうように、教会が建っています。聖ピーター・ポール大聖堂だ。
1883年に建設が始まり、1901年に完成したという、南米最大の木造建築になっている。

 尖塔の高さは、44mあるそうです。

 
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 中に入ります。きらびやかではないけれどとてもすてきだ。

 
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 これもステンドグラスというのだろうか?飾り窓でいいのかな・・・。

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 ガイドに、「この建材に使われているのは、何という木ですか}と聞いたら、「茶色くて硬い木です」と、確かにそうですが(#^^#)

 隣は、ものすごくモダンなデザインの銀行でした。取り合わせが愉快だ。

 
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 そして、次にバスが停まったのはインド寺院でした。これもまたカラフルで、まるでショートケーキの様だ。
インド寺院て、ちょっと生々しいところが有るのだが、これは可愛らしい事。
 孤児院が隣接されていました。

 
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 再びモスクです。モスクって、幾何学模様しか許されていないと思っていたのだが、何て乙女チック。この中で、御髭の男性がお祈りしているのかと思うと何だか頬が緩む。

 
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 こちらはオランダ風の普通のチャペルだ。

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 狭い地域にこんなに多様な宗教施設があり、うまくいっているのだから、素晴らしいことだ。

 ここで昼食をとります。

 暑くてもお外で、しかもあついスープでした。左のテントの下でいただきましたよ。

 
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 午後からは、昔のプランテーション跡を見にゆきます。今はもうジャングル化していて、サルがすみついていました。
 
 途中、スリナム川を渡る。

 川を使って運搬するのでコンテナがずらっと並んでいる。

 
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 こちらは、漁業関係の船だ。

 
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 コンテナが並んでいる反対側はこんな感じです。

 
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 プランテーション跡には、博物館もあるので、当時の様子をさらっとおさらいました。
当時の家の模型。

 
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 最後の持ち主は、カカオやコーヒーを栽培していたらしい。しかし27年ほどで、丹精していた畑もジャングルの様になってしまったという。
 そして、新しい土地の所有者が、こうして、観光用に活用し始めたというが、人は来ないきがする・・・。

 蚊はいるし、暑いし、当時の奴隷の苦労の1000分の1くらいは、体験できただろうか。

 
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 帰りに、橋を再び渡ったら、ちょうど船がくぐって行きました。タンカーかな。

 
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 あすは、ガイアナに入国します。国境までは距離があるので早朝出発だという。


 スリナムは、かつてオランダ領ギアナと呼ばれていて、南米唯一のオランダ語圏である。
東に仏領ギアナ、西にガイアナ、南はブラジルに接しており、カリブ海と大西洋に面している。

 スペイン人に発見されたのは、1499年で、その後オランダ・イギリス人の入植が有ったものの、最終的にオランダの支配は、1975年まで続いた。

 オランダ人は黒人を使って、コーヒーやカカオ、サトウキビなどのプランテーションを経営し、奴隷の待遇は劣悪だったという。

 奴隷制度が廃止され、自由になると彼らは首都パラマリボを目指、農場は立ち行かなくなってしまい、スリナムの農業は一時停滞してしまう。

 それを補ったのが、中国南部、インド、さらにインドネシア、中東から新たに契約労働者を受け入れ、スリナムは世界でも多様な民族国家となった。

 鉱業資源は、ボーキサイト・金・アルミナなどが有り、原油も生産されている。

 農業資源は、木材、バナナ、砂糖、コメなど、他にエビなどが日本に輸出されているそうだ。


 国旗

 
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 国章

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 ナンバープレート

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 ポスト

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 ホテルの敷地は広く、スリナム川に面していたので、行ってみました。
沢山のサギが、懸命にえさを探して食事中でした。

 その魚がこれ・・・・。

 
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 小鳥もいます。中々カメラに納めることができない。

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 こちらはお昼のレストランで

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 8時半、ホテルを出発して、市内観光に歩いて出かけます。

 この建物は旧バスターミナル。

 
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 パラマリボ市街歴史地区は、世界遺産に登録されていて。コロニアル様式の建物が残っている。
南米では珍しいオランダ風の街並を味わうことができる。

 1667年オランダの統治下、重要な建物が次々と建設され、独特の景観が生み出された。

 スペイン風ともポルトガル風とも違うユニークな街並みを楽しめるのだ。

 この建物は、内閣府とでもいうところでしょうか。

 
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 古い建物があるこの辺りから歴史地区が始まります。

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 オランダ統治の足掛かりとなった1667年建設のジーランディア要塞。

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 近くには、木造の美しい家々が建ち並んでいて、タイムスリップしたみたいです。
ウオーターカント地区、スリナム川沿いに並んでいます。

 
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 この大きな橋は、オランダの援助によって造られた。大型の船でも、航行できるように真ん中部分が高くなっています。

 
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 その手前には、船が沈んだままになっていました。ドイツの船だと聞いた気がする。

 
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 このウオーター地区は、24時間レストランが営業していて、人々が集まって来ます。
とはいうものの、そこにいるのは、ホームレスと思しき人間ばかりでした。

 
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 これが国会。
大統領制をしいていて、議員は1院制で議員定数は51人。主要な建物は、独立広場に面しています。

 
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 独立広場。だだっ広い芝生の広場です。

 
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 これが大統領官邸。かつての総督府である。

 
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 時計台のある建物と隣の建物は、官公庁だ。

 
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 この後は車に乗って、宗教関係の建物を見て行きます。車に乗ると、ほっとするのだが、しばらくすると今度は寒くなってくる。

 バスが集まっているところ。

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 市場かな。識字率が100%ではないので、絵で示しているところも多い。
それにしても上手だな。

 
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 カリブに面しているが、アフリカの雰囲気の方が強く感じられる。今回、訪ねた国の中で、カリビアンだなあと感じたのは、コロンビアだけでした。

 
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 バスからの観光は、何となく盗み見している感じがします。
 
   


 お昼ごはんを食べた後にドライバーさんが代わりました。

 バスはそのまま、そうそうバスは、なんとスクールバスが手配されてきました。冷房の効いているバスがなかったのか、経費節減のためなのか真相はわかりませんが・・・。

 クールーから、国境の町サン・ローラン・ドゥ・マロニーまでは2時間ほどかかる。

 この可愛い建物は、掲示物が有るので学校かも・・・。

 
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 途中、立ち寄った公衆トイレの隣になんてことのない教会が建っていました。
所が中は、素晴らしかった!

 
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 この絵は、偽札を作ってロワイヤル島に流されていた囚人が、社会の為に5年間働けば自由にしてやると言われ、描いたものだそうです。

 偽札を手掛けるくらいの腕を持っているから、ものすごく緻密で、見とれてしまいました。

 
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 こんなにお花に囲まれて、何だかイエスも楽しそうに見える。

 
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 オルガンも、

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 教会に通うのが楽しくなってきます。

 ようやく、こっきょうにとうちゃくです。ここにも大きな刑務所が有り、申請すれば見学することができます。我々も、外観だけを見せてもらえることになったので入ります。

 こうして思うのは、フランス本国からどれくらいの人数の人が、ギアナに運ばれたのだろうかという事。北海道と同じ位の面積全土が刑務所だったわけだから・・・。

 
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 町の中心部には、昔の建物が今も残っていて、雰囲気があります。

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 出国はいとも簡単。両国の国境は、マロニー川だ。橋が無いので、ボートで行き来をします。
そのボートを見てびっくり!

 これです。スーツケースも人間もこれに乗ります。雨でなくてよかったわ。


 
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 安定感が無いので、右に左に大きく揺れ少々恐ろしい。

 こんな感じで渡ります。


 
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 対岸の町、アルビーナヘは、10分ほどで到着だ。

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 入国手続きをします。せっかく記入した入国カードは、返されました。どうやら必要ないようだが、係官によって対応が違うので油断はできません。

 此処でバスが、変更になる。小さいので、詰めて乗らなければならないのと、スプリングが悪い上に、運転も下手くそ。急ブレーキに急発進で後ろに乗っていると寄ってしまう。捕まるところが無いので、体ごと持って行かれる。おまけにエアコンの調整が効かない。オンにするかオフにするかの2択しかないのだ。
 だから中国製のバスはやめなさいって言ったのに・・・・。

 このバスが、我々の体力を奪っていく事になる。

 スリナムは、独立国としては、南米で一番面積が小さく、人口は54万人ほど。そのうち首都のパラマリボには、24万人が暮らしています。

 ホテルに到着も大幅に遅れ、レストランは我々だけをまっていた。

 先に食事をとり、部屋に向かったのだが、ツインのはずが何とクイーンサイズのベッドです。

 連泊なので、どうしようかと思ったが、女子2人でクイーンサイズに寝ることにする。
いまさら部屋を代るのも面倒なので・・・。

 明日明るくなったらホテルの周りを散歩してみよう。
 

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