好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

2022年06月


 以前は、ヤコブ像を抱きしめることができたそうですが、コロナの影響でそれはできず、地下に有るヤコブさんのお墓を見学しました。 

  聖堂内は、とても豪華で金色に輝いている。
豪華



オルガン

 
聖堂内

  ヤコブ像。
聖ヤコブ

  
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カテドラル天井

  礼拝堂もいくつかありました。
礼拝堂
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  ここでいったん解散。お昼ごはんの時間まで自由時間になりました。再集合は、プラテリアス広場。
案内所のある広場

  旧市街は、広くはない。少し路地を歩いてみました。
ビスケット買に

  有名なパラドールは、バーやロビーは誰でも利用できるというので、行ってみることにした。
パラドール入り口
  ロビー
ロビー
 中庭。この他に宿泊者専用の庭も有るようです。
中庭

  ビールをいただきました。
ビールをいただきました

  再集合して、大学の図書室などを見学しながらレストランへ移動。
図書室

  今日のメニューはパエリヤです。うれしいな。
パエリヤ

  いつものオムレツとししとうも。
卵
シシトウ

  ワインは白。
白ワイン

  食事の後は、いったんホテルに向かい、PCR検査を受けます。結果は、明日の夕方頃になるという。ここで陽性になると、帰国できません。

  白衣の人物が現れるのかなと思っていたのですが・・・。
こんな感じで


  
PCR検査

  明日、結果をマイSOSに入力して、ブルーの画面になれば、入国検査が簡素化されます。


 朝食のオレンジジュースは、自分で搾ります。
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  しばらくは、車の往来の多い道を歩き、空港横の道に入りました。
 美しい薔薇が、気分を変えさせてくれる。

バラに送られて

 お宅の庭で、寝転んでいた犬。大型犬もこうなると、ちっとも威厳がない。
何という格好!

  坂を上りきって左手に折れるとカテドラルが見えるという「モンテ・ド・ゴッソ」という丘がある。「歓びの丘」という意味のこの丘は、800km以上の道のりを歩いてきた巡礼者は、どんな気持ちでカテドラルの塔をながめたのだろうか。
カテドラルが見えた

  巡礼者の銅像が建っている場所へ移動。
歓びの丘へ

 
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  しばし記念撮影をしてから再び移動。距離にして残り5kmほどだろうか?坂を降りきった辺りで、最後のバル休憩。

  変わった形の門のようなモニュメントが見えてきた。
市街地に入ります

  街中に入ると歩道を歩くのだが、何だか窮屈な感じがする。
久々の十字架があった。
十字架

  旧市街への入り口。
ここから旧市街に入る

  教会。正面ファサードの彫刻がちょっと変わっている。
教会
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  セルバンテス広場にやって来ました。
セルバンテス広場

  奥に進んでいくと、サン・マルティン・ピナリオ修道院と大学が向かい合うように建っている。
修道院
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  サンティアゴは、学生の街でもあるようだ。
  両側の建物を眺めながら、進んでいくとオブラドイロ広場に出る。
オブラドイロ広場へ

 目に飛び込んできたのは、カテドラルではなくて、これ。
広場に到着

  ようやく、目の前にカテドラルを見ることができた!時間は、10時20分でした。誰も脱落することなく、無事到着できたことを感謝です。

  
午前中のカテドラル

 午後にもう一度行った時には、光があたってこんな感じになっていました。
午後のカテドラル

  普段は、こちら側の入り口から入るのですが、今年は、聖年なので反対側に有る「聖なる門」から入ります。
  広場に面して、市役所
市役所

  元王立病院だったパラドールが有ります。
パラドール

  足元には、世界遺産のプレートと帆立のプレートが嵌め込まれている。
世界遺産
帆立

 ゆったりくつろぐ人達。
それぞれに

  カテドラルを回りこむようにして、キンターナ広場に向かう。

 ここは、プラテリアス広場。
馬の噴水のある広場

 キンターナ広場。右手の黒い門が聖なる門です。
キンターナ広場

 マスクをして手荷物検査をうけ、中に入る。
  

  


 今日はひたすら歩いた。無駄なく歩いた気がする。いつもの時間に出発。
街を抜けたところで、可愛いサボテンが出迎えてくれた。
バルで

 民家の隙間を歩く。
こんなところも通る

 ここのバルは、ビールの空き瓶が山ほどあった。オブジェのようになっている。
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 またまた名前の判らない花。
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 皆黙々と歩くので、エネルギーの補給にと、添乗員さんが御馳走してくれたガリシアケーキ。とてもおいしかったです。
絶品のガリシアケーキ

 色鮮やかな建物は、スペインのイメージです。
色鮮やか

 今日のお昼は、庭でいただきました。
オリーブと玉ねぎ炒め

 イカスミのクロケット、美味しいが口の中が真っ黒になってしまう。
イカスミのクロケット

 バケットのピザ風トースト。
ピザ風トースト

 昼食の後も、ひたすら歩く。
野の花

 何屋さんですかね?
何屋さんだろう

 恒例のビール休憩。
ビールの数々

 雰囲気の有る切通し。
切通し

 これも墓標の1つでしょうか?
これも墓標だろうか

 頑張ったおかげで、予定より早くに着いた。ラバコージャのホテルです。
ラバコージャ到着

 今までで一番素敵なホテルでしたし、食事もワインもおいしかった。

 
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 メインは、ステーキ。

 デザート
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 久しぶりに湯船にも使って、マッサージ。明日は、10kmちょっとで、巡礼の最終地サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着です。
 


 満腹になったお腹と、ワインの入った頭・・・。でも歩き始めると、機能し始めたようだ。
メリダの町の中を抜けて行きます。
メリダ

  聖堂とお役所のある広場を抜け、
聖堂と役所

  ハムの屋台を横目で見て、
屋台のハムやさん

 メリデサンタ・マリア教会に到着。閉める支度をしていて、危なかったです。
メリデサンタマリア教会

 15世紀の壁画らしい。とてもすてきだ。
15世紀の壁画

 しばらくは、森や小さな村を抜けて行きます。
 これは共同の洗濯場でした。
共同の洗濯場

 バラのアーチ
バラのアーチ

 置き石の橋。
置き石の橋

 小さなお店でもスタンプを置いて有ります。ここで、サクランボとラズベリーを、ごちそうしてもらいました。
ここでもスタンプを押します

 このバルでは、小休止。トイレもすませました。
バルで休憩

 名前の判らない白い花。きれい!
何の花?

 昔は、水飲み場だったのだろうか? 
水飲み場?

  この教会でもスタンプをいただきました。
スタンプを押します、巡礼姿

  この標識は、車用です。
道路標識

  坂道を登りきったところに居たネズミ。びっくりしたよ。ちゃんと生きています。
峠の鼠

 長い坂道を下ったところでは、抜きつ抜かれつだった学生達が泳いでいました。彼らは此処で泊まるようです。
学生達は、水浴び

  私達は、まだまだ先が長い。暑い!

  もう一度バルで、休憩。先ほどは、ビールを我慢したけれど、ここではいただきましょう!
生ビール

  ここから目的地のアルスーアまでは、まだちょっと距離が有る。しかも、登りが続くのだ。
こんな感じの中歩きます

 ようやく街に入った。シャコベオ君のお出迎えである。
アルスーアのシャコベオ君

  アルスーアの街です。
アルスーラ到着

  アルスーアは、チーズの産地としても有名だという。

  今日の宿は、ホテルではなくてペンション。スタッフは、9時には帰ってしまうそうだ。
ともかくシャワーを浴びて着替えたい。

  夕食は、近くのレストランでいただきました。今夜のワインはこれ。
サービスワイン

  明日も、長距離歩きます。


 今日と明日は、歩く距離が長い。1日30km近く歩くことになる。 

 町の郊外に有った像に見送られて
2人のマリア?

 この日の最初のスタンプをもらう。
この日の最初

  いい感じの村だ。
雰囲気アルネ

 途中で見かけた大きなホタテ貝。これは目印になるね。
大きな帆立!

  木のアーチを抜けて行きます。
良いね

 スタンプを貰う予定だった教会は、閉まっていました。残念。
閉まっていました

  教会の前の広場に有ったこれは、野菜を入れておくものらしい。
野菜の保存バスケット

  ローマ橋を渡る。
石橋

  もう少し大きな石の橋。
中世の石橋

  村の教会かな。
教会

  渡ります。
渡って行きます

  川には、小さな白い花がたくさん咲いていた。
川

  プレート
プレート

 メリダの町に到着。ここで、名物のタコをいただきます。
メリダのレストラン
店構え

  店先で、はさみで次々タコの足を切って行く人。
タコを切る

  店内に入ります。
レストラン

  白ワインと赤ワインが出てきたのですが、グラスではなくて何故かこれ。大きなおちょこと言った感じです。
ワインの器

  皆でシェアしていただきます。軟らかくておいしい。
名物のタコ料理

  コーヒーの砂糖袋にも、タコが描かれていました。
シュガーの袋

  少し長いをしたかも・・・。


 添乗員さんによると、今までの参加者は必ずたくさんのマメを足につくったというが、今回は、今のところ誰もいない。 

 出発しようとホテルの外に出たら、昨夜レストランで出会った学生達の団体に出会った。トイレなどで同じバルを利用することになったら、面倒な事になるので、急いで出発。

 昨日、ホタテ貝を貰ったので私もつけてみました。
帆立いただきました


 歩き始めて、間もないころコウノトリを発見。昨日、教会で見た個体だろうか?
コウノトリ

 オー、これは立派なオーレオです。
立派なオーレオ

 花がとても身近にあるのだろう。
花いっぱい

 こちらのお宅は、玄関前がにぎやかです。歩きながら、人々の暮らしを垣間見るのは楽しい事だ。
民家の家先

 途中、カスティーロの遺跡を見学。
此処にカスティーロがった

 ここからは緩やかに下って行きます。
緩やかに下って行く
 犬と一緒に巡礼している人も案外多い。中には靴を履かせてもらっているわんこも・・・。犬には、こういう景色は楽しいのだろうか?
曇天

 昼食のバルの横に小さな教会があって、目が見えない男性がスタンプを押してくれています。スタンプ帳が見えないので、手を取って押してほしい場所まで誘導していく。どこから来たのかと聞かれたので、日本からだというと、ずいぶん喜んでくれて握手をしました。こちらもうれしくなってしまった。堂内は撮影禁止でしたので、外観をカメラに収める。
小さな教会

 小さなカードを2枚くれました。
小さな教会で

 さあ、午後からもがんばるぞ!
今度は緩やかな登

 ラメイロスの十字架。16世紀のもので、巡礼道の中で一番古いそうです。
ラメイロスの十字架

 表と裏では、彫られているものが違う。
摩耗して笑っているようにみえる

 ここからもだらだらと下り坂が続く。下りが長いと、案外足に負担がかかるので、今夜はケアが必要です。
 
 バラの季節です。野生に近い品種が多い気がした。
バラ

  巡礼中に亡くなった人のお墓。
巡礼者のお墓

  休憩していた時に見かけたカップル。何やら相談しています。荷物は別送なのか、自転車の人も身軽な人が多かった。
地図を見て

  牛ばかりではなくて、羊や鶏、馬もいました。羊は臆病で、近づくと一斉に逃げてしまう。
羊

  大きなアリのモニュメントが特徴的なバル。ここで、ビールをいただきました。
大蟻がいたバル

 さあ、もう少しでパラス・デ・レイに到着です。スペインのイメージが変わる光景です。こういうところばかりだと、疲れないのだが・・・。
森の中を

 4時前には、パラス・デ・レイの教会に到着。
ロマネスク様式

 ロマネスク様式のシンプルな教会。中でスタンプをいただきました。
教会の中

  ここからホテルまでは、5分もかからない。夕食は、8時過ぎなので、街を散策して、シャワーを浴びる時間も有る。

  町は、小さく、30分もかからないでメインストリートを制覇。ここで見かけたシャコベオ君。
ここにもシャコベオ君が

  日本の四国88カ所巡りとの友好記念碑があった。
友好記念碑

  熊野詣でばかりではないよというアピールかな。


 いよいよスタートです。
キリスト教徒ではないので、純粋に歩きを楽しみ自分の脚力を試してみるつもりです。
 

 スペイン北部のガリシア地方は、緑が濃く雨も多い。白い家、青い空、乾いた台地と言ったスペインの南部とはかなり雰囲気が違います。 

 エルサレム・ローマと並ぶキリスト教3大聖地の1つである、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。9世紀に、聖ヤコブの墓が発見されて以来多くの巡礼者が集まるようになった。実際、カテドラルは、ローマ時代の墓の上に立っていることが確認されているという。 

  昨年は、巡礼者にとって特別な年であった。使徒サンティアゴの祝日の7月25日が日曜日になったからだ。色々な祭典が、予定されていたのだが、コロナの流行により、今年まで延期となった。

  シャコベオのキャラクターで、公募によって決まったという。今回も、行く先々でこの子と会うことになる。
巡礼のマスコットキャラシャコべオ

 城壁の残る高台からスタート。
サリア

 街の中を抜けると石橋が現れた。ここから車道をそれます。
石橋

  道が狭くなると、急に混んできた。巡礼は、歩く人が多いが、自転車で回る人もいます。
道が細いので

  最初のバルでスタンプをゲット。昔は飲めただろうというお水。
今は飲めません

 バルでは、スタンプを押したり、休憩したり、食事をしたり、トイレも借ります。

 涼しげな感じにみえますが・・・。
涼し気

 この小さな家の様なものは、日本の校倉作りと同じ構造で、穀物を貯蔵したり、乾燥させたりするものだ。名前は、オーレオ。
穀物倉庫のようなもの

 巡礼道では、沢山の牛の姿を見かけました。ガリシア地方は、美味しいチーズの産地でもある。
牛はたくさんいる

 今日のお昼は、このバルでいただきました。ずらっと並んだ料理の一部。シシトウのオリーブ炒めのようなものと、スペイン風オムレツ。どちらもよく出てきました。
バルでランチ
必ず出てきます、スペイン風オムレツ
ガリシア地方の料理

  季節は、日本の春と言った感じで、野の花もたくさん咲いている。
野の花もたくさん
  バルで飼われていたロバ。馬で巡礼するのもOKなので、ロバもいいのかなあ?
ロバ

 荷物は、専用車で先にホテルへ運んでくれるので、我々は、リュック1つで歩くことができる。

 こういう石造りの家も多いのですが、日本の田舎同様、空き家が目立っていました。
石造りの家

 目的地まで、1時間ほどとなったところで、バルにてビール休憩。グラス1杯の生ビールがうまい!
バルで一杯

 申し分のない天気。こういうところを歩いて行くのは、気持ちがいい。
てんきは最高
 
  ポルトマリンの町が見えてきた。右手の四角い建物はカテドラル。ダム湖に沈むところを、分解し番号を振って、再建したのだという。
ポルトマリンの町が見えて来た

  ダム湖のベレサール湖を渡る。
川

  渡り切ったところにある階段をのぼる。
登って

  登り切ったところに街は広がっています。
ポルトマリンの町に到着

  左手の白い建物がホテルです。チェックインをして、再集合。教会へ向かいました。
広場で

  広場に面して、役所も有る。
ちょっと寒い

  聖堂では、コウノトリが巣を作っていました。
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 空はこんなに青いのに、気温は低く、少々寒い。家々は、美しく飾られていてきれい。
綺麗

  そのまま、レストランに向かう。ところが、学生の卒業旅行の団体とかちあってしまい、そのうるさいこと!!!
  彼らとは、この後も何度も出会うこととなる。

  夕食は、チョイスで、私はポテトサラダと魚をチョイス。ポテトサラダはおいしかったな。
ポテトサラダ

  10時近くなってもようやく薄暗くなってきた。


 セブレイロ峠は、標高1300m。巡礼路最後の難所と言われていた場所である。巡礼者以外は、訪れる人も少なく秘境ともいわれる。 
 

峠からの眺め


セブレイロ峠

 9,10世紀頃、此処に巡礼者の為の小さな教会と救護院が建てられた。プレ・ロマネスクの簡素な教会は、保存されていて、巡礼者たちは、「サンタ・エスペシェ」の奇跡の遺物を礼拝したという。
石造りの教会
矢印の形に

  教会の隣に有る像は、巡礼の道しるべとなっている黄色い➡を考えたという人物だという。
道標のようなものモホン
黄色の矢印を考えた人の墓

  小さな村には、お土産屋さんやホテルも有る。
標高1300m
小さなホテル

  
地図

 紀元前3世紀にローマ人がイベリア半島に侵入してくる前は、この辺りは、ケルト人の居住区であった。スペイン北部には、遺跡や文化の名残が見られ、その1つがこの村独特の家屋である。ケルト遺跡を連想させる円形の低い石壁に、細い木の枝を集めた屋根がのせられている。
ケルト文化の名残

  中に入ることができます。
家畜も一緒に住んでいた

  他にも、変わった形の家が残っていたが、住人は居無いようでした。
こんな形も
すんでいないようだ
四角い屋根

  人の形をしたこれは、コインをプレスするものだ。日本では見ることはないが、ヨーロッパではおなじみだという。
コイン製造機

  1ユーロと銅貨を入れ、好きな模様を選び、取っ手を回すと出来上がり。
セブレイロ村の特徴が

  ホタテガイは、巡礼者の証。身近なものや首にぶら下げて歩く。
巡礼者が身に着けるホタテ貝

  峠を一気に下って、サリアの町を目指す。

  ホテルに到着後、夕食の前に、明日からの巡礼について、簡単な説明を受け、スタンプ帳を貰いました。このスタンプ帳に、バルや教会などに置いて有るスタンプを押して行きます。
何もないスタンプ帳

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