昨夜は、私はシャワーと格闘していた。お湯が出るのはいいのだが、排水ができないのだ。なので足元の甲が隠れるくらいにまで溜まってしまう。頭を泡だらけにして水が引いていくのを待たねばならなかった。それの繰り返しで何だか疲れてしまった。仕切りがあればそんな問題は起きないのに、だが此処はまだましな方だ。広さがあるので便器が濡れるということは何とか避けられたからだ。
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 今日の朝食。豪華です。
今日の朝食
 昨夜は暗くてホテルの外観はわからなかったが、こんな感じでした。
ガワのホテル
 村の出勤の様子。
村の通勤風景
 まず、ブルキナファソ発の世界遺産となったロロペニ遺跡に向かいます。ガワから40kmほどの距離なのだが、ともかく悪路。1時間半かかって到着しました。
 ヤムイモでしょうか?
イモ
 看板
世界遺産マーク
 詳細不明、石壁が残るのみでした。壁の石は、奴隷に採掘させた鉄鉱石で、その上からシアバターを混ぜ合わせて造ったという化粧土を塗っていた。
化粧土で覆ってあった
 ロロペニ遺跡は、11130㎡の広さ。サハラ黄金交易による富の証と言われ、100カ所にも及ぶ石積みの囲いのうち、ロビ地域にある10の要塞の中でも保存状態の良いものが世界遺産に登録された。コートジボワール、ガーナ、トーゴとの国境付近に位置し少なくとも1000年は経過しているとみられる。この地を占有していたのは、ローランあるいはコーランゴの人々で、彼らは金の採掘と精錬を取り仕切り、14~17世紀に最盛期を迎えた。しかしまだ、発掘されていない部分が多くて、解明には時間がかかる。
 石積みの形は、2等辺三角形のような形。
2等辺三角形のような形に
 内部には、幾つか仕切りの壁があり、唯一の門で行き来をしていたらしい。
内側にある唯一の門
 木に浸食されてしまっている。
根に浸食されている
 そこにあった果実。
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 かなり酸っぱくてパッションフルーツの様だ。
酸っぱい
 遺跡を後にして、この辺りに住むロビ族の村に向かいます。
 これがシーアバターの木。この実から得られる植物性の脂肪がシーアバターで、石鹸やクリームに使われて人気があります。我々も今回、ほぼ全員が買いました。
シアバターの木
 まだ小さい実。
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