午前3時起床、フロントにお弁当をとりに行く。以前は、バスの中で食べることができたのだが、コロナの関係でやめてほしいと言われていた。
登山には、お腹が空いていてはだめなのでしっかりと朝ご飯用のお弁当をお部屋でいただきました。
天気は、出発時には曇りだったのが、1時間ほどかかって荒川登山口に到着した頃には、本格的な降りになってしまった。
カッパを着こみ、リュックにはカバーをかけます。
こんな時でも結構なお客で、最近は高校の修学旅行生も増えているのだという。密に閉を避けるとアウトドアということになるのかな。
6時5分、出発。辺りはまだ暗くて、懐中電灯を手にしての歩きだ。夏場だと、とっくに明るくなっているし、帰りも19時過ぎまで明るいので余裕で歩けるが、この時期は、5時前には帰って来ないとヘッドランプが必要になってしまう。それは避けたいので、ガイドさんの歩きは少々早い。
トロッコ道は延々と続き、しかも濡れて滑りやすいので景色を見る余裕がない。
隧道が現れた。 何本もの渓流にかかった橋を渡る。手すりの無いものも多く、足を滑らさないようにとちょっと緊張する。雨の登山は、こういうところでも嫌だなあ・・・。余分に疲れる気がする。 逆さ杉 水飲み場や休憩場所、トイレも所々にあるので、そこで何度か休憩を取ることができる。昔は、こんな奥深いところにも小学校が有り炭焼きで生計を立てていた人達が住んでいたそうです。
パネルも有りましたが、ちょっとぼけてしまった。 トロッコ道 ヤク鹿が突然姿を見せてくれました。 屋久杉と言っていいのは、樹齢1000年以上のものだけなのだそうだ。それより若いのは、小杉と言うそうだ。この日最初に出逢った屋久杉はこれ、大杉です。 コブがいいね。 岩山なので、土が無く植物は苔の上に生えるという。屋久杉には、そうしたほかの植物が着生しています。
トロッコ道の終点から右手の急な坂からが本番だ。すべらないように慎重に登って行く。
切り株だけとなった翁杉。
さらに進んでいくと、今話題のウィルソン杉に会える。 大きな祠の中には、神社があるのでまずはお参りをします。
そして、上を見上げると・・・ ここで、ちょっと写真タイムがありました。
進んでいくと、縄文杉が発見されるまでは、この地域で一番の杉だった大王杉に到着。樹齢3000年と言われている。
屋久島がすべて世界遺産になっているわけではなくて、中心部と西部林道を含む案外狭い地域だけだ。ここに来てようやく、看板が有った。島の形の中で黄色の部分が登録地域になっている。
夫婦杉。根元でつながっているのはよくみるが、この杉は仲良く手をつないでいるのだ。 相思相愛の長生き夫婦である。
ここまで来れば、縄文杉はすぐそこだ。杉の前に巨大なテラスが目に飛び込んできた。むかしは、縄文杉の肌に触れることもできたのだが、今は遠くから眺めるだけです。 こういう、テラスが3か所に有り、それぞれ正面、側面、背面の杉の姿を見ることができる。この日は、靄の中で全容を見ることができず残念。それでも待っていると、時々さっと靄が消える時があった。 こんな看板が有りました。 コロナのせいか、天気のせいか、人はそんなに多くなくてゆっくりと写真を撮り、縄文杉と向かいあうことができた。 暗くなる前に、戻らなければならないので、名残惜しいが下山開始です。
そうそうお弁当をいただいたところで、可愛い生物に遭遇しましたよ。 屋久島の森には、こういう妖精の様な生き物が住んでいるようです。
すごい勢いで水が流れてくる。 これはカツオの頭らしい。 森の中で、良く目立っていたヒメシャラの大木。緑一色の中で、この色は目にも鮮やかでした。 ゴールも、あと少しというところで、トロッコに遭遇。何でも救助者を迎えに来たという。昨日も、転落した人がいて、出動したそうだ。トロッコは、まだまだ活躍していて、屎尿の運搬などにも使われたり、救助の要請があるとこのように出動するのだそうだ。幅がぎりぎりなので、避けるのも大変でした。 右手に見えているコンクリートの様な壁は、花崗岩の一枚岩です。
結局、所要時間、10時間ちょっとかかってゴール!リタイアされた方は、3名でした。最近味わったことの無い達成感が有りましたよ。
ホテルに戻り、お風呂に入って、靴を乾かし、カッパも乾かしたが、明日も登山装備が必要なので、ちょっといい加減で済ませた。
この日のビールは美味しかったあ!
ここまで来れば、縄文杉はすぐそこだ。杉の前に巨大なテラスが目に飛び込んできた。むかしは、縄文杉の肌に触れることもできたのだが、今は遠くから眺めるだけです。 こういう、テラスが3か所に有り、それぞれ正面、側面、背面の杉の姿を見ることができる。この日は、靄の中で全容を見ることができず残念。それでも待っていると、時々さっと靄が消える時があった。 こんな看板が有りました。 コロナのせいか、天気のせいか、人はそんなに多くなくてゆっくりと写真を撮り、縄文杉と向かいあうことができた。 暗くなる前に、戻らなければならないので、名残惜しいが下山開始です。
そうそうお弁当をいただいたところで、可愛い生物に遭遇しましたよ。 屋久島の森には、こういう妖精の様な生き物が住んでいるようです。
すごい勢いで水が流れてくる。 これはカツオの頭らしい。 森の中で、良く目立っていたヒメシャラの大木。緑一色の中で、この色は目にも鮮やかでした。 ゴールも、あと少しというところで、トロッコに遭遇。何でも救助者を迎えに来たという。昨日も、転落した人がいて、出動したそうだ。トロッコは、まだまだ活躍していて、屎尿の運搬などにも使われたり、救助の要請があるとこのように出動するのだそうだ。幅がぎりぎりなので、避けるのも大変でした。 右手に見えているコンクリートの様な壁は、花崗岩の一枚岩です。
結局、所要時間、10時間ちょっとかかってゴール!リタイアされた方は、3名でした。最近味わったことの無い達成感が有りましたよ。
ホテルに戻り、お風呂に入って、靴を乾かし、カッパも乾かしたが、明日も登山装備が必要なので、ちょっといい加減で済ませた。
この日のビールは美味しかったあ!
コメント
コメント一覧 (2)
私が縄文杉を訪れたのは40年ほど前。
屋久杉ランドの上流、淀川小屋から宮之浦岳・永田岳と単独縦走して行きました。
その頃はテラスはありませんでした。
宮之浦の町に着くまで、2泊3日誰にも会いませんでした。
kyon21ch
がしました
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