まずは、博物館にて遺跡の発掘品などを見学した。
モヘンジョダロは、世界遺産に認定されており、インダス川流域に存在する世界4大文明の1つであるインダス文明の中で、最古最大の都市遺跡である。
BC2300年頃から栄え始め、BC1800年頃に忽然と姿を消した。消滅の理由は分かっておらず、インダス川の氾濫によるものではないかとの意見がある。
1920年代初頭に、インド人考古学者によって発見されたものの、文字や記号の解明が進んでいないので、依然として謎の多い文明である。
整然と造られた街には、碁盤の目状に整然と区画されており、ブロックごとに建物が配置されている。当時は、4万人ほどの人々が暮らしていたとされ、沐浴場や井戸などは見つかっているが、王宮や神殿などが見つかっていないことから、強権者の存在はわかっていない。
想像図

遺跡は、7層に分かれていて、上の層は下の層をそっくりコピーしている。ダストシュート、水洗トイレ、マンホールなども完備されていて、文化や技術が整備されていたことがわかる。
モヘンジョダロとは、現地語で「死の丘」という意味で、井戸端や路上に不自然に横たわる50体もの遺体が見つかったことによるもので、正式名称はわかっていない。
モヘンジョダロ以前の遺跡からの発掘物。

モヘンジョダロといえば、これというくらい有名な神官像と踊る女性。どちらもここにあるのはレプリカです。

愉快な表情の土偶みたいなもの。



インダススタンプと呼ばれるもの。解明されていない。

飾り

牛車かな。

遺跡に向かう途中、大きな神官像があった。後ろには、文字が入っているようです。

最上層は、ガンダーラのクシャナ朝らしい。ストゥーパ。

この辺りは、城塞部と呼ばれ沐浴場や穀物倉庫などが見つかっている。

沐浴場

井戸

夕日を受けたストゥーパ

穀物倉庫、沐浴場、ストゥーパと並んでいる
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