今回の美術館の中では、一番楽しみにしていた美術館だ。 


  建築家西沢立衞氏によって設計された。最大の特徴は、それぞれの常設展示に合わせた大小異なる直方体展示室が、あえてバラバラの角度に配置されていることだ。

 20番の展示室をのぞけば、回遊していけば自然とすべての作品を鑑賞できるようになっている。

 反面、20番の展示室にスムーズにたどり着くことはちょっとむずかしい。


  美術館の前には、カラフルなフラワー・ホースがいて我々を迎えてくれる。


フラワー・ホース



  馬の背後には、大小の四角な建物が見えている。

西沢立衞氏設計





 エントランスに入ると真っ先に床に目が行ってしまう。これも作品なのだという。

  
エントランスの床、



  この部屋が1なので2へ向かう。

  はいったとたん、「そうそうこれみたかったんだよね」とだれもが思うだろう。

  
スタンディング・ウーマン



  スタンディング・ウーマンである。皮膚のたるみやしわ、透き通って見える血管、髪の毛までが細部まで再現されている。高さ4m。見る角度によって表情が変化し、時には突き放されているような感じを受ける。

  
スタンディングウーマン






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 松 其三十二。

  
松其ノ三十二



  塩田千春氏の水の記憶。赤い毛糸が船を繋ぎ止めるかのように編まれている。
いいなあ。この糸の中に入ってみたい。


水の記憶





  真っ暗な展示室も。目が慣れるまでは、なかなか足が進まない。高速道路の風景だそうです。


ロケーション(5)




  オンクラウズ。


オン・クラウズ





  「光の橋」と名付けられた無機質な6角形の作品。中を通れる。

反対側を見る


 反対側の景色。
光の橋 (1)



 
 コーズ・アンド・エフェクトという作品、人の形をした無数の赤白の物体がシャンデリアのようにぶら下がっていてじっと見ているとなんだか気持ちが悪くなる。


 
コーズ・アンド・エフェクト




人の形をしている (1)




 最初に戻って階段で屋上へ向かう。

  踊り場も作品だ。



階段の踊り場




  木立の舞台装置のような作品。

闇というもの




 屋上からは、奈良美智氏の壁画が見えた。


屋上から




  さて20番へはどうやって行けるのか、聞いた方が早いので訪ねてみる。いったん外に出ないといけなかった。

  大きなトリックアートの作品が展示されていた。自分が絵画の一部になることができる。


建物‐ブエノスアイレス、トリックアートです



  別館のカフェ棟に向かう。カフェ棟の壁には奈良美智氏とポール・モリソン氏の壁画が描かれている。

  
奈良美智夜霧死苦ガール2012





  カフェの床。古布を裂いて新しい布を織る伝統工芸「南部裂き織」に着想を得たという。

コオロギ (2)



 最後は、企画展示室に向かいました。テーマは「野良になる」。野生でも飼われているのでもない、野良のように・・・。


 丹羽海子氏。「太陽光処理施設」
 主役はコオロギ。コオロギが集う、町や工場などを廃材を使って表現している。

メトロポリスシリーズ

 
  美術館には、屋外展示もあるのでそちらを見に行こう。