再びチューリッヒにやって来ました。
まずは、聖母聖堂へ向かいます。
ここは、入り口と出口が違うので傘を忘れないように。853年、尼僧院として寄進された。11世紀には、貨幣鋳造・通行料の徴収・市場を開く権利を持っており、13世紀には、修道院長がチューリッヒの公的執政者となり「帝国女侯爵」の称号を戴いているほどだった。
しかし、その時代も宗教改革によって終焉がもたらされた。1524年、最後の院長は、市に資産をすべて譲渡した。
12世紀から15世紀の間に現在のゴシック様式の建物になったようだ。有名なシャガールの祭壇のステンドグラスは、1970年に完成した。その時、本人は83歳だったが聖別式に参加している。パンフレットには、「フラウミュンスター」と紹介されています。
他にも、ジャコメッティが手掛けた窓も有りますが、内部は撮影禁止になっていました。で、パンフレットの写真から引用しましたので、少々ぼけているかも…。
シャガールの祭壇絵。真ん中に緑の窓がキリスト、右の黄色に描かれているのはシオン、キリストの左は濃い青のヤコブ、ヤコブの隣の赤い窓は預言者エリヤの昇天が、反対側の同じ位置の青の律法の窓には、十戒が彫られた石版を持つモーゼが描かれています。
1920年代にジャコメッティは、翼廊のステンドグラスの制作に取り掛かるも、設置されたのは戦争が終了した1945年になってからだった。そのため、この作品は、平和の象徴となった。彼は、作品を「天の楽園」と名付けた。天球を手にしているのが、神である。
フラウミュンスターの前の広場。
リマト川沿いに歩いて小さなローマ遺跡を見にゆきました。
対岸の大聖堂が見える。ここには後で向かいます。
こういった小さな脇道がたくさんありました。
ここの先に小さな遺跡が有ります。温泉小路の名が。
浴場跡だった。
チューリッヒ最古の聖ペーター教会。1534年造の時計塔は、欧州でも最大級の直径8.7m有るという。
中は至ってシンプル。コンサートなどに使われている感じがした。
中は至ってシンプル。コンサートなどに使われている感じがした。