昆明民族博物館。本来ここは観光に入っていなかったが、時間調整のため訪れました。入場料は無料。
じっくり見ればそれなりに時間がかかるが、我々はトイレと民族衣装の部屋だけを見学した。
四川からやってきたという女子高生達のおしゃれなこと。15年くらい前に四川に行った時のことを思い出し、その違いにびっくり。それにしてもにぎやかだ事。
雲南には、25の民族が暮らしているそうです。
それぞれの民族の代表的な衣装や宗教に使う衣装、織物の道具などが展示されていました。
雅楽に使うような衣装です。
ミャオ族。木綿でできています。
これは宗教の行事に使うもの。天女のようにも見える。
これは、シャーマンの衣装だろうか・・・。
女性陣は、丁寧に見ていくが男性はあまり興味がないようです。
バックもかわいい。
これは何に使ったのかわからないが、鶴が素晴らしい。雲南にもやってくるのだろうか?
昆明の中心部に移動する。電線や電柱が全く見当たらないのですっきりして美しいです。
何だか前方がにぎやかしい。一瞬デモかと思ってしまったが、違っていた。キャンペーンがおこなわれているそうだ。道路上にテントまで張っているので、こんな事になってしまう。
ハードなものはとっても立派な中国ですが、ソフト面が追い付いていない。
ポリスボックス。キャラクターを描いて柔らかな雰囲気をだしているようです。
この建物が、食べ物編で紹介したキノコを食べさせるお店です。ここで車を止めて、時間まで近所のスーパーに向かいました。余った元を使おうということだ。
けれども、食品類は何となく怖くて買えない。どこかで工場のものは信用ができない気がしてしまう。自国民でさえ買わないものを他国民が買いたいとは思わない。
変な話ですが、私は5足組の靴下を買ってきた。日本でもよく売られているやつである。帰国して開けてみたらサイズ表示よりもかなり小さかった。(*_*)
食事が終わり、飛行場へ向かう前に日本でも話題になった舞踏家「ヤン・リーピン」がプロデュースした民族舞踏「雲南映像」をみにゆく。
本来なら最後まで鑑賞できるはずだったのだが、飛行機の時間が早くなったので途中退場になってしまうのが残念だ。
舞台は、撮影禁止です。
専門に建てられた劇場。
演者たちの出迎えがあります。彼女たちはプロではなくて、農村からやってきた素人でした。それが練習の結果素晴らしい踊りを見せられるまでになったのだ。踊りだけではなくて太鼓。笛などの楽器演奏も入る。
この方は、シャーマンのような役目で物語の転換場面に出てきて、持っている石を積み上げてゆきます。その石は、本物なので重くて積み上げる時の音がとてもリアルだ。
舞台は素晴らしいものでした。ポスターのクジャクの踊りが見られなかったのは本当に無念。でも飛行機に乗れなければ大変です。
舞台装置の一部。
幸い道も混んでいなくてスムーズに空港インターまで来られた。
新しくできた空港は夜もライトアップされて綺麗です。
マイレージが使えるということと、景色にひかれて参加したのだが、久しぶりの中国は素晴らしい発展を遂げていた。よいところ、まだまだなところいろいろあるが、帰国しても以前よりは彼らのマナーの悪さを寛容な気持ちで見られると思う。思えば我々の先輩たちも、欧米の人々からバカにされた時代があったのだもの・・・。
でもペーパーや、灰皿、タオルはホテルの備品なのでもっていってはダメですよー!
お付き合いくださってありがとうございました。ゴールデンウィークは、おとなしくしています。