好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:南米の国々 > ベネズエラ

 
 ゆっくり朝食を頂く。
道路沿いのホテルで、周りはレストランが多い。
空港に近いので、働く人や旅行者相手のお店なのだろう。
 
 空港まではシャトルバスで向かう。デルタのパイロットが一緒だったので、チェックインの一番楽なやり方を添乗員は聞いている。
 
 シャトルバスは、国内線までしか行かないからだ。でも大丈夫。
この空港は、国内線でチェックインして、そのまま地下を走る連絡鉄道に乗って、最寄りのターミナルまで行けばよいのだ。
 
 チェックインは、初めて自動チェックインを使いました。有人は、少なくこちらの方が便利だというので使ってみることにした。日本では、タッチアンドゴーとチェックイン機も使っているが、海外では使った事がなかった。
 
 ちょっとドキドキしたが、何と日本語にも対応していました。
 
 直訳日本語なので、意味がわからない時もあるが・・・・。
 
 荷物をカウンターに持って行き預けて終わり。これは早い。
 
 アメリカは、入国するときはとてもうるさいが、出ていくときは何もない。
 
 パスポートを見せて、シャトルトレインに乗ります。
 
 広大な地下をこんな立派なものが走っているなんで感激だ!
 
 われわれは、最終地の第6まで向かいます。
 
 途中で車両基地があったのであわててカメラを出しましたが、間に合いませんでした。
 
 
    引き込み線が見えます。
 
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 列車から降りて、エスカレーターで登っていくとガラス越しに迎えてくれたのがジャンボです。
でか!
 
 
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 デルタは、案外ジャンボが残っています。世界的にはどんどん減っているのですが・・・。
われわれの乗ってきたものも、ジャンボでした。
 
 ジャンボは、やはりかっこいいです。
 
 ゲートを確認したところで、解散。好きな事をして時間を過ごす。
 
 歩いていてこんなもの発見。自動販売機と思ったのだが、コインを入れるところがない。
カップをセットすれば好きな飲み物が飲める。
 
 このカップはどこから?
 
 隣のブースにマックがありました。どうやらここでは、飲み物はこのベンダーを使ってかってに飲んでいいようです。
 
 もちろんお金は最初はいるのでしょうが・・・・。
飲み放題だ。不正をしようと思えばいくらでのしてしまえる。
 
 さすがコカコーラのおひざ元だ。
 
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 それにしてもデザインのカッコいいこと。曲線の使い方が抜群である。
 
 
 機内に乗り込んではみたものの、中々離陸しない。1時間近く遅れてようやく出発。
途中、いくらか遅れを取り戻したものの、予定していた新幹線には乗れそうにもない。
 
 のぞみは、なぜか7時半を過ぎるとちょっと空白時間があり、次に列車が出るまで時間ができてしまうのだ。東京駅に着いた時は、その魔の時間だった。
 
 自由席なので、並んで待つ。
 
 今回も無事帰ってこられた。
体調がよくなくて薬を持っての旅行なんて初めてだったが、なんとかなるもんだ。
 
 今年はこれが旅おさめになるかなあ・・・・。
 
 

 
 この噴水は、五輪の形になっているらしいが、横からではよくわかりませんでした。
 
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 この噴水を取り囲むようにして、オリンピックの開催国の国旗が並んでいる。日本のもありました。
普段は、国旗なんて意識もしないのに、海外で日の丸を見つけると何となくうれしくなってしまう私です。
 
 
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 センテニアル・オリンピック公園のメモリアルプレート
 
 
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 公園の芝生は、とても素晴らしく管理が行き届いていて、ふかふかのじゅうたんを歩いているようでした。
 
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 公園をつき切ったところにあるのが「ワールド・オブ・コカコーラ」である。
とても斬新なデザインの建物だ。
 
 特徴のあるあのコーラの瓶をモチーフにしてある。周りの建物ともすっきりなじんでいる。
 
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 中も、もちろん見学できる。二時間以上かかるらしいが・・・。グッズを買うだけだったらただで入場できます。ところが、もう開館時間が過ぎていたのでグッズも買えませんでした。これはちょっとがっかりでした。コーラは、飲まないがデザインは好きなんです。
 
 この人が、コーラを作った人です。ジョン・ベンバートン博士です。世界中で一番飲まれている飲み物には違いないと思います。
 
 
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 敷地の隣には、巨大な水族館ジョージア水族館もある。両方を見学するとちょうど一日つぶれる感じですかね。
 
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 すこしは、ショッピングセンターも歩きたいということで、車を止めてもらいました。
ピーチツリーモールとあります。
 
 スポーツ店の帽子の数にびっくり!
 
 
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 いったい、こちらの野球チームっていくつあるのでしょうか!!
 
 ハローウィンが近いせいか、クッキーやさんのウインドウには、こんなかわいくて大きなクッキーも並んでいました。
 
 
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 時計を見ると、六時近くになっていました。夕食は、ホテル近くにある有名なシーフードレストランです。添乗員さんが、探して予約してくれました。
 
 外から中をのぞいたところです。われわれは、予約していたのですぐ座れましたが、行列ができていました。アメリカ人も並ぶんですね・・・。私は、アメリカ人て食べ物のためには並ばないのかと思ってました。
 
 
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 今日のお勧めというプレートを注文しました。こちらの人の言葉は、独特のなまりがあるので、中々すんなりといきません。お互いに「え?」と何度も聞き直すのです。
 
 南部なまりと日本語なまりの英語がゆきかう。
 
 ワインは、シャルドネです。無難なところを注文しました。
 
 最初は、牡蠣が山盛りになってでてきました。好きな人はたまらないでしょうが、これだけあると飽きてくる。
 
 サラダも山盛りと言いたいところですが、こちらは普通盛り・・・これは大盛りでいいのにね。
 
 続いて出てきたのが、これでした。
みただけで逃げたくなってしまった。これでは食べるというより格闘しなくてはなりません。
 
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 ワイン代込みで、15ドルくらいでしたか・・・。飲まない人は、もう少し安かったです。食べきれなかったのが、もったいなかった。
 
 明日は、いよいよ日本に帰ります。

 
 モーニングコールは、4時。ホテル出発が5時なので、今日もお弁当です。
さすがの私も、この時間では全然食欲がありません。
 
 空港で、チェックインした後いただきましょう。
 
 南米では、アメリカ行きの飛行機に乗る時荷物の事を必ず聞かれる。簡単な質問なのだが、必ず自分で答えなければならない。場合によっては、スーツケースを開けられます。
 
 この日は、グループの1人が開けられました。でもこういう場合もなんだかよくわかんないのが実情です。
 
いろいろな審査を受け中に入る。 国際線の出発ロビーは、案外立派です。
出発ゲートのそばで飛行機を見ながら朝食だ。
何もお土産を買ってこなかったので、バナナ味のゼリーのような触感のお菓子を一つ買いました。
今まで食べたことのないもので、案外おいしかった。
 
 デルタ802便、アトランタに向けて離陸です。飛行時間は、4時間半ほどでした。
 
 アトランタに着いた途端、ホッとする。きれいで明るくて・・・・こういう時、「いくら僻地の旅が平気でもやはり住めないなあと実感する。
 
 便利さというものは、麻薬のようなものだ。いったんその味を知ってしまうともう抜け出せない。
 
 世界一の規模を誇る空港でもあるアトランタ空港は、とても巨大ではあるが使い勝手は悪くない。どこからでも、国内線・国際線にアクセスできる。
 
 地下鉄(と言っても地上を走っているが、)バス、タクシー、空港内の地下を走る鉄道や連絡バスなど、どれを使ってもよい。
 
 南部特有の明るい空、何でも教えたがる国民性、どれもがなんとなくなつかしく感じてしまう。
アトランタは、人口に占める黒人の数が多いので、今まで訪問したどこの街よりも彼らの姿が目立ちます。彼らは、本当に親切だ。
 
 そして、キング牧師の生まれた街、コカ・コーラとCNNの本社のある街でもある。
 
ホテルは、空港のそばにあるので先にチェックインしてから、街の中心部に出かけることにしました。
 
 添乗員さんが、いろいろ考えていてくれて、タクシーをチャーターして回ることにしたのだが、これがなかなかやってこない。
 
 約束の時間より、40分近く遅れてやってきた。おかげでコーラショップでお買い物ができなくなってしまったわ(>_<)
 
 街に向かって走る地下鉄。
 
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 最初に向かったのは、アトランタ・ブレーブスの本拠地でもあり、オリンピックの時はメインスタジアムだったターナーフィールドです。
 
 野球も詳しくないし、ロンドンオリンピックでさえ怪しいのにアトランタの事なんて全く覚えていない。
 
 この日は試合がなくて、中に入ることはできませんでした。
 
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 大きなボールのモニュメントがいくつも置いてあったり、有名選手の胸像があるのだが、こちらも全くの門外漢です。
 
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 通りをはさんだ反対側の公園には当時の聖火台が見えます。アトランタオリンピックは、コカコーラとCNNの巨大資本によって誘致されたオリンピックだそうで、巨額の寄付があったと聞きました。
 
 
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 オリンピック記念通りともいうのでしょうか?金色に輝く五輪マークが目立つ。
ここからが中心部です。
 
 
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 アトランタは、ジョージア州の中心都市でもあり、大企業の数も多い。街はきれいで整然としており、今までに訪れたアメリカのどの街より明るい空を持っていた。
 個人的には、好きになりましたよ。
 
 イスラムのドーム?と1瞬勘違いしてしまった。忘れてしまいましたが、公的な建物でした。
後ろの丸いビルが、アトランタで一番高いビルで、最上階は回るレストランになっているそうだ。
 
 
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 続いて、一番行ってみたかった場所。マルティン・ルーサー・キング牧師の生家だ。
その辺りは、歴史地区になっており古い建物(ジョージア様式)が残されている。
 
 近くには、ビジターセンターもあり、彼の業績などを見ることもできるが、今回はすべて外観の飲みの観光だ。
 
 
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 ビジターセンターのほうに歩いていくと、ガンジーの銅像が出迎えてくれました。
後ろにある建物がビジターセンターです。
 
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 ここから5分ほど歩くと生家に出る。
 
 建物も雰囲気のあるものが多くなってきました。
 
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 緩やかな坂を登っていきます。
 
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 キング牧師は、1929年この地に生まれた。父親も牧師をしていた。彼は息子に全く同じ名前を付けたため、父親はシニア、息子はジュニアと区別される。
 
 彼が最初に受けた差別は、6歳の時、隣の白人の家の人から「一緒に遊んではいけない」と言われたこととあるが、この写真の家は、左隣です。その家が、右か左かはわかりませんが・・・。
 
 
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 生家です。予約すれば無料のツアーもあるそうです。
 
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 階段のところには、プレートがはめ込まれていました。
 
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 彼は、徹底した非暴力主義を貫く。それのもととなったのが、バスのボイコット事件だ。
これは、映画にもなっていた気がします。
 
 ノーベル平和賞も受賞していますが、彼が現在の大統領が黒人だと知ったらどんな感想を言うのでしょうか?
 
 ここを訪ねてきた観光客。ここに来るのは、外国人や黒人がほとんどで、アメリカの白人が訪れることはほとんどないそうです。
 
 この日も、
 
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 「どこから来たの?」と聞かれたので「日本から来たのよ」というと、「ワオウ!」と言われてしまった。
 
 通りの反対側の家々。典型的な建て方で造られている。
 
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 このあたりは、とても危険だと聞いていたが、昼間の太陽のもとだとそういった暗い部分は全く感じません。
 
 車に戻って、CNNセンターに向かいます。
 
 湾岸戦争の報道以来すっかり有名になり、今やCNNなしでは、海外の報道が成り立たないほどになった感があるが、もともとはこのアトランタのケーブルテレビ局だった。
 
 
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  思ったよりこじんまりした印象を受けた。日本のテレビ局のあまりに豪華な建物を目にしていたせいかしら・・。
 
 もう少し、市内見物は続きます。
 
 

 
機体は、方向を変えてプエルトオルダスを目指す。
 
下を見ると川が蹄鉄のように見えている。おもしろい。
 
 
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 テプイがどんどん遠くなっていく。
 
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 川の水が、茶色だ。奥の方にテプイが見えている。
 
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 眼下の風景が一変します。ジャングルからダム湖へと変わった。巨大なグリ湖です。ダムを作ったためにできた人造湖だ。
 
 今は雨季なので、多分水量が多い状態なのだろうが、行けどもいけども湖の端が見えてこないのには驚いた。
 
 ダム湖の面積は、42億5千万平方キロとあるが、数字を聞いてもピンときません。
 
 上から見ているとアメーバのようにも見える。
 
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 家があるのを発見!車もあります。住んでいるのか別荘なのか、ダム関係の建物なのか、途中道路が水に沈んでいたのだが、大丈夫なのだろうか?
 
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 後ろを振り返ったら尾翼がすぐそばにありました。
 
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 グリダムが見えてきた。1986年完成、世界8位の貯水量をほこる。発電量は、イタイプダムに続いて世界2位で、国内の電力の70%を発電しているという。
 
 イタイプも行っているので、世界1位、2位のダムを見たことになる。どうでもいいことだけどなんとなくうれしい(^^♪
 
 
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 プエルトオルダスの街です。こうして見ると大きな町だということが分かるし、工場もとてもたくさんあります。
 
 
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 空港に着きました。チャーター機は誰も迎えに来てくれないのですね。
かってに降りて、荷物をおろして、そのまま建物の中に入っていきます。
 
 ここで、われわれのスーツケースとご対面。荷物をまとめる。
スーツケースの中には、やはり別にしておいたTシャツの包みがあった。思わず一人で苦笑いです。
 
 空港はとても冷えていて寒い。アジアなのでもそうだが、暑いところってほどほどの温度ってないのよね。
 
 ここで、定期便に乗り換えて行くので、チェックインを済ませます。
 
 18時にここを飛び立ち、カラカスに着いたのが19時でした。途中、窓から稲光が見えてとても感激。初めてみました。きれいなものですねえ。近いと飛行機に支障をきたすのだろうけれど、遠いのでただただきれい!
 
 カラカスに着いて、うまいことにすぐ出てきました。これなら渋滞にはまらないでホテルに着けるかもしれません。
 
 久しぶりに湯船にはいれるわ!
 
 今日の夕食は、シーフードでした。写真だとわからねいでしょうが、これすごく大盛りです。食べても食べても下からわいている感じでなかなか減りませんでした。
 
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 明日は、ベネズエラを離れてアメリカに向かう。直行で帰れないので、アトランタで1泊する。
地球の歩き方を持ってきているが、とても危険なところだといわれた。
 
 添乗員さん、案内してくれるかなあ・・・。時間がたっぷりあるのです・・・。

 
 朝、船の音で起きました。これからエンジェルフォールへ向かうのでしょう。
 
 そっと、外で出て船を見に行きます。
 
 3兄弟の姿を見るのも今日が最後だ。二男は、頭に帽子をかぶっている。
 
 
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 最初のエンジン音の船はみられなかったので、この船が、本日2番目のエンジェル行きの船です。
 
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 いってらっしゃーい!うまく見られるといいですねー!
 
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 続いてやってきたのは、大きな船だあ。これは時間がかかるよう。
 
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 本日最後の船、この後は私が見ている限り来なかった。早朝以外向かうことはないと聞いているので、今日は全部で4団体かな・・・。
 
 
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  チェックアウトは午後なので、荷物をざっとまとめたまま出かけます。いまさらマッチがとてもかわいいことに気がついた。マッチの置いてあるところは最近は本当に減ってしまった。
 
 
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 8時、キャンプを出てカラオ川の支流に入っていきます。川幅が狭いので岸がよく見えてとても楽しい。カワセミ・空を悠々と舞うワシ・青色の羽をもつ蝶のモルフォなどが、たくさん見られて大満足。
 
 目的地に着いたところで、今日は船頭さん2人も一緒に歩きます。
 
 村があるとかで、集会場みたいな場所があった。ここが出発点です。
 
 こんなところを歩くのだが・・・・・
 
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 日を遮るものが何もないので、かなり暑い。ところどころ湿地帯がありこれが大変なのだ。迂回することはできないので、覚悟を決めて歩くのだが、ずぶずぶと沈み靴の中まで泥が入ってきた。
 
 話では、普通の靴で大丈夫ということだったのだが、こんなことだっらウオーターシューズか登山靴を履いてこればよかった・・・。
 
 帰りの飛行機もこの靴を履いて帰ろうと思っていたのに、これでは無理かも・・・・。
 
 それでも何とか湿地帯を抜けた。今度は乾燥した草地を歩いていくと、目の前にジャングルが・・・
 
「これ歩くんですか?」「イエス」「エー!またジャングル」
 
 仕方がない、覚悟を決めて歩きだしたものの、これが誰も歩いていない感じなのだ。エンジェルに続く道は観光道なので、それなりに歩けるのだが、ここは地元の人しか来ないような場所なのでぬかるみ・水たまり・小さな川と足元が濡れることばかりだ。
 
 おまけにアブやプリプリもいる。早く抜けたいよう。自然と速足になってくる。
 
 抜けたところがこんな場所です。ヤシがいっぱい。
 
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 ここから少しおかを登っていくと、小さなクラバイナの滝がありました。この滝は、ハイキングに地元の人がやって来るところだそうです。
 
 木陰で休みながら、濡れてしまった靴下を脱ぎ、日向に干してすこしでも乾かないかなあと無駄な事をしてみます。
 
 小休止した後、同じ道を変える。まさにジャングルウオークがメインだ。
 
 私は、このとき帰りもどうせ濡れるのだからと、靴下を履かなかった。
 
 私とUさんの2人は、一刻もここを抜けたいのでガイドの後を結構早くついて歩く。途中、ガイドは後から来る人を待って立ち止まる。その立ち止まっている時に悲劇は起こった。
 
 足の甲が、何かに刺された。かなり刺激があったので、視線を足元に向けると大きなアリが何匹も私を攻撃してきていた。「え?なんで」彼が立ち止まったところが、「ヘイタイアリ」の行列の上だったのだ。
 
 踏まれた、アリ達は必死になって攻撃をかけてきたのだが、私がたまたま靴下を脱いでいた。「行けー!」とばかりに攻撃の矛先が。
 
 「くあああああああああああああ」驚いた添乗員が飛んできて、皆でアリを払ってくれたのだが、今度はアブが飛んできた。
 
 もう耐えられない。Uさんに、「私達先にここを出ようよ」といい、半走りで出口に向かった。
 
 差された脚は結構いたいのだが、ここでかゆみ止めを塗っていたらまたまた攻撃される。
この際我慢して一気にジャングルを抜け草原に来たところで、ゆっくり塗った方がいいもの(>_<)
 
 草原に出たところで、でじっくり足を見たら大きな穴が5つもあいていた。しっかり薬を塗り込む。かゆくはないがアリに刺されたということが恐怖なのだ。
 
 今でも、差された後残ってます。
 
 虫が苦手な人は、絶対肌を出してはいけないという鉄則をうっかり忘れた悲劇でした。
 
 ちなみにこれは、帰りの写真です。傘をさして前を歩いているのが私です。どこへ行くのもこのスタイルです。いつもは、太陽が怖いのですが・・・。
 
 
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 キャンプに戻って来て、昼食。そのあと荷造りをして村の飛行場へむかう。出発までの時間を使って、濡れた靴を干したり、靴下を洗ったり、日本へはいて帰るつもりだったパンツが汚れたので洗って干す人もいます。
 
 日差しが強いので案外乾く。
K夫人は、はいて帰るつもりだった靴が汚れてしまったので、捨てていくつもりだったサンダルをはいて日本へ帰る羽目になりました。
 
 私も必死で、タオルで靴をふく。少しでもきれいにしないと恥ずかしい。アメリカ入国では靴を脱がねばならないのだもの。
 
 今となっては、あの時のことを思い出すと笑えてきます。
 
 そんなわれわれを慰めに(?)、トカゲがご機嫌伺いに来てくれました。とてもきれいな緑色をしている。
 
 
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 さあ、さよならです。船も、トラックもこれが乗りおさめだ。救命具をつけることも当分ないだろう。
 
 飛行場で、いろいろな飛行機の手配や運行に関するすべての責任者だと紹介されました。
しばらく待っていたのですが、結局機体のやりくりの関係上大きめの7人乗りの飛行機で、プエルトオルダスに向かうという。
 
 この大きさでは、小回りが利かないから遊覧はなしだな・・・。少し近づいてみるということに終わるだろう。まあ、いろいろ見られたから満足です。
 
 
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 これに乗ります。
 
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 14時15分離陸です。まずは、エンジェルフォールを目指す。
 
 
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 エンジェルフォール。やはりはっきりしません。
 
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 エンジェルさん、さようなら。あなたに会えてうれしかったです。
 
 みているうちになんだか感傷的になってきました。
 
 
 

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 こんなところにもペモンの人々の家があります。
子供たちが、船で遊んでいました。小さなうちからこうして船に携わっているんだねえ。
 
 危ないからやめなさいなんていわれない。船を扱えないとここでは暮らしていくのが難しそうだもの。
 
 この日もユリの滝の下まで船ではこんできた材木を、人力で滝の上まで運びあげ、ふたたび船でカナイマの方へ持っていってました。
 
 何度も何度も肩に担いで足もとの悪い中、裸足ではこんでいるのを見ると、ここの物価がよそより高くなってしまうのがわかる気がした。
 
 
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 砂浜には案外たくさんの蝶がいる。けれどもすこしもじっとしていないのだ。
これは、日本にもいるアゲハの類だろうか。
 
 
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 この蝶は、羽を広げるととても美しいブルーの羽をもっているのだが、弱っているのか飛び立とうとはしませんでした。
 
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 ユリの滝の2段目の部分。
 
 
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 これで滝見物はすべて終わりです。明日はもうここを離れなければならない。
あっという間でした。
 
 船が待っているところまで戻ってきたが、船の姿はない。いつものように待たなければならないのか・・・。
 ところが様子が変だ。無線を何度も操っているのだがなんか変?
 
 添乗員さんによれば、船と話ができないそうで、トラックの人から呼び掛けてもらっているが、応答がないという。行き当たりばったりもここではちょっと困ったことになる。
 
 まずは待機している場所がないということ。虫やアブがたくさんいること。長期戦になった場合、の手立てがないことなどだ。
 
 仲間のおやつをもらいおなかに入れるが、食べると口が渇く。水は大量に飲みたくない。トイレの問題もあるからだ。こんなプリプリやあぶ・アリのいるところでおしりなど出したら、餌食になること間違いない。
 
 それでなくとも、アリの列を踏まないよう、アブを刺激しないよう大変なのに・・・・。
 
 われわれが立ってている場所も、山を削って適当に平らにしたような場所で、せまいのだ。
 
 すこしもらちが明かない。少々不安になってきました。
 
 先ほどから、板材を運んでいた人達が、それを摘んでカナイマの方まで戻るという。彼らに連絡を託します。
 
 じっとしてるプリプリに刺されるし、動き回るとアブを刺激しそうだ・・。一体どういう格好で待っていたらいいのやら・・・。早く帰りたいよう(>_<)
 
 やっとのことで迎えの船が見えた。あー助かった。帰れるわ。
 
 船頭さん。
 
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 振り返ると、綺麗な夕景が広がっていました。
 
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 船から、サバンナを見たところ。
 
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 長い間ずっと待っていてくれたトラックに乗り込み、サバンナを帰ってゆきます。
明日は天気よさそうだなあ・・・。
 
 
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 キャンプまで戻ってきたときには真っ暗になっていました。
 
 食事が始まる前に、 明日の予定が発表されました。それに寄りますと、遊覧飛行は、普通の形では行わないという。その代わりに、プエルトオルダスに直接向かうのではなくて、寄り道としてエンジェルフォールを旋回していくという。
 少々残念ではあるが、仕方がないな。
 
 浮いた時間で、予定にはなかったが、カラオ川の支流のクルーズとサバンナジャングルウオークを行うという。これは、ガイドに任せてあるので添乗員もどこへ行くのかわからないという。
 
 これはこれで楽しみです。

 
 滝に入る前にそこら辺にはえていた草を器用に剥いで何かを作るアレックス。
彼は、滝の裏側を歩く時もずっと何やら編んでいました。慣れているとはいえ・・・。完成品はカンムリでした。お土産にこの草を編んだ小ものが売られていました。
 
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 さあいよいよ入ります。すごい水量だ。入ったとたんすごい水圧を感じる。ふらつかないように足に力を入れる。息をすると水が鼻の穴から入ってきそうなので、息は止めたまま歩く。
 
 抜けた!
 
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 水のカーテンだ!上の部分で黒く見える突起物は、イワツバメです。これほどの水量でもものともせず巣に戻ってきています。
 
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 相変わらずのアレックス。制作中。
 
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滑らないように岩に手を添えて歩く。滝側では無くて、滝つぼを避けて壁側を歩きたい。
ドキドキして楽しい。さいきんは、夢中になって遊ぶことがなくなっている。
 
滝を抜けました。広くなったところで振り返るとこんな感じでした。
 
 
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ここからさらに崖を登っていく。足元が濡れているので要注意だ。
登りきるとサピートの滝の上に出た。
 
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 さあもう一度、滝を通らないといけない。一番怖いのが、滝に入る瞬間だ。入ってしまえば水のシャワーはもろには浴びないもの・・・。
 
 待っていてくれた添乗員さんに「只今あー」
タオルで顔をぬぐいます。日焼け止めが落ちてしまうなあ・・・。
 
 船が待っていてくれるところまである行く途中、ペモン族の子供に逢いました。このあたりは彼らの居住区だからです。川で懸命に洗濯をしています。
 
 洗濯している泡のそばで泳いでいる・・・口から洗剤が入るよ!
 
 
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 彼らは、この川で洗濯し、体を洗い、飲料用にも使う。
 
 かっぱを着ているので濡れてはいないが、暑い。
キャンプでお昼ご飯のパスタを頂いた後、あらためてユリの滝にむかう。
 
 水着を脱いで、普通の格好に戻る。下半身は、カッパのズボンをはいたままで行く事にする。これが一番安全なのだ。濡れてもよいし、虫よけにもなるし、ぬかるみで転んだとしても被害が少ない。
 
 部屋で休んでいたら外で「イグアナー」という声。カメラ片手にあわてて外へ飛び出す。
 
 いました!グリーンイグアナでしょうか?
 
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 虫が好物の彼らにとってここは天国なのでしょうねえ。
 
 あらためて出発です。
 
 村の中を通り抜ける時、運転手さんが車を止めてくれた。見るとこんな看板が・・・。
日本から14785kmとある。
 
 
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 ユリの滝に行くのは、かなり時間がかかる。まずはトラックで1時間ほど草原を走ります。
右手にラグーナに落ち込む一連の滝が見える。
 
 白く見える部分が焚きです。
 
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 トラックの中には、知らない男性が乗り込んできて、何もないところで降りた。車に便乗したのだろうが、何もないところで降りて歩いていく。彼の住んでいる家は、道からかなり奥にあるのだろうね。
 
 トラックが止まったところから、すこし歩きます。ここからは船に乗って川を下るのだ。
 
 
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 前もって連絡をし待機してもらう。ということがこちらの人はできません。添乗員も旅行社も何度も申しいれたというが一向に変わらないという。
 
 この日もついてから、無線で連絡をいれます。無線が故障した場合は、どうするんだ?
帰りで、この不安が現実になりました。
 
 船を降りてジャングルの中を歩きます。最初は真水の滝「ユリ・ルーの滝」に向かう。
 
「滝修行する?」と冗談めいて言ったら、裸になって滝の中に入って行きました。本当に水が好きなんだねえ。楽しそうです!
 
 
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 透明な水を見ていたらなんだか口に含んでみたくなりました。なんだかとてもおいしそうだ。
口に含んでみると、案外おいしい。久しぶりに川の水を口にしてみました。
 
 結構大変な道を進んで行くとやっとユリの滝の一番上の滝に到着です。この滝は、3段に分かれていて、ここは人気の遊泳場なのだそうです。
 
 
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 泡の立ち方といい、色といい、みているとコーラが飲みたくなってくる。
 
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 ここでしばらくの間自由時間になった。私とアレックスとUさんの3人は、もう少し歩いて、滝の一番下の部分まで行ってみました。
 
 
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 太陽がキラキラと反射してとても幻想的だ。
 
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 水が引いたい寄せたりするので、海に居るような気がしてきた。

 
 夜中に、雷を伴う大雨がどこかで降っているようだった。ときどきすさまじい閃光が届く。けれども、音はそれほど聞こえてこない。
 
 いままでが、順調だったからそろそろ雨にかかるかもしれない。雨季だというのに、行動中は降られていないのだから・・・。
 
 目覚めてすぐ川を見に行く。やはりどんよりとしていてあやしい天気だ。今日の午前中は、遊覧飛行の予定なのだが、ひょっとしたら中止になるかもしれない。
 もっともここが降っていても、アウヤンテプイの辺りが降っていなければ飛ぶだろうが・・・。
 
 
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それでも太陽が昇り始めると美しく川面が染まってきた。
 
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次々と変化していく川を見ていると時間のたつのを忘れそうだ。こんな時にも片手にはしっかり虫よけスプレーを握っている。うっかりがひどい目にあう。
 
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水かさが増したら、このロッジなど流れてしまうのでは?
 
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部屋に戻り、着替えて朝食前に敷地内を散歩してみよう。
 
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実なのかつぼみなのか?
 
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建物奥の方では、船を作っている場所もある。何もかも手作りなんだと感心してしまう。
 
朝食は、トーストに加えて、こちらの朝食メニューの定番アレッパも出てきました。これは、トウモロコシの粉でできています。トウモロコシと言っても、われわれがよく見かけるものでは無くて白い大きな粒のペルーなどでよく見かけるものです。
 
もっちり感がありかなり好きです。
 
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8時ここを出てとりあえず、飛行場まで行ってみます。
船に乗って、トラクターに乗って。すっかり慣れてしまいましたが、それにしても悪路です。
 
村のメインストリート、宿泊施設や、お土産屋さん、教会などがある。
 
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教会・・・入ってみたかったのですが。
 
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観光客のための門です。何カ国語かであいさつが記してありました。日本語もあります。
かなり降ったのか水たまりが残っている。
 
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飛行場に着いた。ガイドと添乗員はここを仕切っている男性と話をしているが、やはり難しそうだ。
上空は晴れているのだが・・・。
 
空港の看板と国旗。われわれも2日前ここに降り立ったのだ。
 
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お土産屋さんが店開きし始めました。木の実などで作ったアクセサリーがほとんどである。
お土産屋さんのオーナーらしい女性。
たばこを吸う姿がとてもにあいます。フランス語を使います。そんな感じでしょ。
 
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一向にらちが明かない。着陸する飛行機はあるがここを飛び立つものは1機もない。
これだけ待ってもまだ、「ゴー」サインが出ないということは多分だめだな。
まあ、明日もあるし・・・。(明日は予備日になっている)
 
面白いものを発見!私もここで絵ハガキをと考えていたのだが・・・。
 
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到着した人を迎えに来ていたガイド。こういう格好で、ジャングルにも入っていきます。
とても人懐っこい笑顔を返してくれた。
 
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ぶらぶらすること2時間余り。正式に中止が決まりました。いったんキャンプに戻ってからサポの滝に向かう。
天気の問題というよりも、午前中の早い時間しか機体が余っていなくて、これから天候が回復しても遊覧飛行には回せないらしい。
 
とぼとぼと、いいたいところだがそれほどでもなく、普通です。
 
今日の予定は、午前中サポの滝を歩いていったん戻ってくる。
お昼を食べ、着替えてユリの滝に向かう。ユリはとても遠いので時間がかかるそうだ。
 
 
サポの滝だけなので、余計なものは置いていき、貴重品は全部添乗員さんに預けます。われわれは、カメラだけをビニール袋に入れて後は手ぶら。
 
足元もすでにウオーターシューズを履いている。
サポの滝へは、川筋がちょっと違う。右側の川に入ります。
船を降りてからすこしペモン族の居住区を歩いていく。
 
まずは、滝の上から下をのぞく。滑るので緊張する。本来なら通り抜けられるので反対側に出るのだが、今日は水が多くてムリらしい。なので、サポの裏側をくぐってもう一つの滝サピートの滝を見て、また同じところを帰ってくるルートだ。
 
サポとは、「カエル」の事だ。その名の通り、こんなカエルが姿を現した。実はカエル苦手です。
うまく撮れませんでした。(>_<)
 
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サポの滝入り口部分。渡らない人はここで待ちます。
 
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