好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:北米・中米 > アメリカ合衆国


 雨がなくても、がんばるぞ!
モニュメントバレーで

 
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 グラドキャニオンに向かう途中のキャメロン休憩所の近くで、よく見かけるようなそうでないような・・・

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 セドナのベルロックを見ていた場所で・・・。私は、山よりも花の方に目が行ってしまいました。

 茄子の花によく似ているが

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 サボテンの実でしょうか

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 グレンキャニオン・ダムの前で。ライラックより大きい。

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 宿泊したペイジのホテルの中庭で、実も一緒に

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 可憐。ブライスキャニオンの崖のそばで・・・。

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 ザイオン国立公園で

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 同じくザイオンの、ウィーピングロックのそばで見かけた。色が違うがオダマキ科らしい。

 Golden Columbine 

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 Crimson Columbine

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  デスバレーで

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 モノ湖畔ではたくさんの花が咲いていた。野生のものではなくて、植えられたものだと思うが・・・。

 花のように見える葉っぱ。

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 ピンクに

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 これもよく見ると不思議な形をしている。花も葉も実も一度に

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 ハマナス?海辺ではないから違うと思うが似ているわあ。

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 ラベンダー?

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 この花もあちこちで見かけたがここのが一番きれいだった。

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 最後はヨセミテです。

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 アザミはどこでも咲く強い花だと思う。ちょうど蜂が蜜をすいに来ていました。

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 風車の様な花だなあ。

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 グレイシャーポイントで。
岩の割れ目から・・・。

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 最終日は、ホテルを夜中の3時に出て走ること1時間くらい。道路もすいていて4時には最寄りの空港「ヨセミテ・フレノスエアポート」に着いた。

 サンフラシスコか、ロズアンゼルスまでバスで行けば、乗り換えなしに羽田まで行けるのになと思う。

 どうせ我々の便も、ロス経由なのだからと思ったのだが、乗り換えがあってもやはり飛行機の方が早いのだろう。それと、地方空港の方が出国が楽ですもんねえ・・・。

 アメリカは、入国はめんどくさいが、出て行く方は「どうぞご勝手に」という感じで、スタンプさえも押してくれない。

 ヨセミテ空港のチェックインカウンターのあるフロアで

セコイアの模型でしょうか?
 
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 ガイドさんは、我々と一緒にロスアンゼルスまで行きそこでお別れとなりますが、ドライバーさんは、バスで向かうので、ここでお別れです。

 本当にお世話になりました!(^^)/

 6時に離陸し、7時10分ロスに到着。ここで、ガイドさんともおわかれです。
あなたのおかげで、楽しい旅ができました。本当に感謝です。!(^^)!

 そして、10時45分、羽田に向けて離陸。成田ではなかったので、なんだか得した気分でした。


 今回の旅のパンフレットに、この時期は花々の咲く時期であるという文句があり、これも私にとっては楽しみにしていたことだった。
 詳しくないくせに、やはり見たことのない花や、綺麗なものを見れば心が華やぐ。

 日付順にのせてみました。

イエローストーン公園のホットスプリングスで見かけた。菫のように見えるのだが・・・。

 
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 下の2つは、オールドフェイスフルで。
 
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 同じ日、ボードウオークの途中で、リンドウにしか見えない。


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 グランドティートンの湖のそばで

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 グランドティートンのスネークリバー展望台で

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 小さな教会、トランスフィギュレーションで。
ひまわりみたいです。

 
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 モアブで夕食を食べに行った時に、通りに植えられていた花々です。

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 葉っぱが日本で見る物とちょっと違っている気がしたがこうしてみると水仙かな。

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 折り鶴ランの花ですかねえ・・・。家のはこんなにでかくない・・・。

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 同じくモアブですが、朝の散歩で行った緑の多い場所。

 
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 夾竹桃でしょうか?葉っぱが似ているようなそうでないような・・・。

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 メサヴェルデにて。
リュウゼツランの花と実?

 
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 サボテンの花

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 モニュメントバレーのロッジのちかくで

 
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 目覚めて外へ出るとかなり寒い。今日の午前中は、少し着込んで出かけた方が良さそうだ。

 最後の看板撮影なのだが、何ともシンプルで鏃のマークもなかった。道路端に吊下げられているだけなので、車に気をつけながら撮影した。

 
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 ヨセミテは、1890年に国立公園に制定された。面積は、3081㎢と広大で、しかもそのうちの9割が手つかずの自然として残っているという。
 4000m級の山々、1000mの絶壁、豊かな森、美しい滝とどれをとっても私達の心をひきつける。今までどちらかというと、茶色いものを見てきたので、ここのみずみずしさはなんともうれしい。

 そしてここは、グランドキャニオンやメサヴェルデと共に世界遺産にも登録されている。

 シエラネバダ山脈が隆起したのが、今から1000万年前のことだ。山脈は、西側には緩やかな斜面を持った高原を、東側には急峻な渓谷を形成した。
 川の流れと、相次ぐ氷河期の到来によって渓谷はなめらかなU字谷へと変化していった。100万年前の氷河期には、氷が渓谷を埋めてしまったことも有ったといい、当時の氷河の厚さは1200mもあったと考えられる。

 またヨセミテは、豊かで多岐に渡る生態系が存在しており、標高600mから4000mに渡って、5つの植生帯が分布している。

 途中、バスの中からブライダルベールの姿が見えました。

 
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 風になびくと花嫁のベールのように見えるところから名前が付いた。

 8時半前には、ビジターセンターに到着。予約していた、グレイシャーツアーにチェックインし、出発までの時間を使って、ヨセミテ滝を見てきます。

 実は私は、ヨセミテは2度目なのだが、前回は、11月の後半に来ていた。なんとその日は初雪が降ったのだ。雪の積もった景色は素晴らしかったが、ヨセミテ滝は、見ることができなかった。
 というのは、この滝は雪解け水のある時期限定の滝なので、8月にはもう見ることができなくなってしまうのだ。今日はそのリベンジです。

 森の中の歩道を歩いていくと、全容が見えてくる。水量が多いのでかなり迫力がある。

 
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 この滝は、北アメリカで一番落差のある滝(739m)で、アッパー部分(436m)、カスケード部分(206m)、ロウアー部分(97m)の3段階になっている。
 滝つぼまで行ってしまうと、全容が見えなくなってしまうそうだ。
 
 で、この辺りで全貌を1枚。

 
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 そしてこれが滝つぼのあるロウアー滝だ。

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 森の中に吸い込まれていく。こんな豊かな流れも時期限定だ。

 
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 専用のバスに乗ってグレイシャーツアーに出かけます。ガイド件ドライバーさんの説明を聞きながら走る。

 小1時間ほどでグレイシャーポイントに到着。

 ハーフドームがすぐ目の前に見てている。

 このドームもエルキャピタン同様登れて、もちろん許可がいるのだが、てっぺんで泊まることもできるそうです。

 
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 すぱっとドームを半分に切ったような形をしているが、見事な切れ味である。標高は、2700m。
 
 
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右手に見えているのが、ネバダ滝とバーナル滝である。

 
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 もう少し進んでいってしたをみると、ヨセミテの観光スポットやホテルビジターセンターなどが広がっている。

 
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 ヨセミテ滝も

 
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 氷河が通って行ったのがわかる。後でこの緑の辺を歩きます。

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 こんな壮大な景色の見える場所で、岩に腰掛けてお弁当をいただく。何かを落とすと、一気に岩の下まで転がって行ってしまうよー。

 再び、バスに乗って戻ります。途中でトンネルを通る。

 
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 抜けてすぐの所に広場があり、再び停車。ここが「トンネルビュー」と呼ばれている場所だ。

 ここからは、エルキャピタン、ハーフドーム、ブライダルべールを一望できる。

 
 
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 左手にある一枚岩が、エルキャピタンで世界最大と言われている。以前来た時には、岩にへばりついている人が見えたのですが、今回は探せませんでした。

 
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 クライマーの憧れだそうですが、途中で崖にぶら下がって泊りながら登る人もいれば、一気に登ってしまう人もいたりして様々なのですが、とんでもないことが大好きなアメリカ人でも、尊敬を込めて「クレイジー」というそうだ。私もそう思います。だってぶら下がって、ご飯も排泄もすませるんだよ!
 高さは、上まで1000mです。

 ビジターセンターでバスを乗り換えて、ミラーレイクまで向かいます。
 
 バスを降りてから、往復1時間ちょっとくらい歩いたかしら・・・。

 
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 この川の左手の上にハーフドームが見えていた。気温が上がって暑くなったので子供達は水に入って遊んでいた。

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 ミラーレイク。
映り込んだ景色を楽しむのだが、年々水が減って以前のような美しさは無くなってしまったという。

 
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 誰が最初に置いたのかはわからないが、たくさん集まって賽の河原みたいになっていた。

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 帰りのバスは、超満員で最初の内は身動きができなかった。
 
 ビジターセンターまで戻り、自分達のバスに乗り換えてホテルまで戻ります。

 最後の晩餐は、最初に間違えて行ってしまったホテルのレストランでした。

 明日は帰国なのだが、早朝というよりは夜中に出発して空港に向かう。

    楽しかった旅も終わりです。

                    一言「アメリカはでっかい!!!」



 旅も、ヨセミテを残すだけなので、撮り貯めてきたナンバープレートを紹介してみます。

 アメリカ合衆国は、全部で50州から成り立っている。そのうち、ハワイとアラスカをのぞいた48州のナンバープレートを駐車場に停まっている車だけで、どれくらいの州のものを集められるか、挑戦してみようと思った。
 
  今まで通過してきた州は、紹介していますので省きます。(モンタナ・ワイオミング・ユタ・コロラド・アリゾナ・ネバダ・カリフォルニア)

 アイダホ州

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 それにしても、綺麗な車が本当にない。プレートも汚れているものが多い。綺麗なものをと探していると、数が集まらないので、汚れていても目をつぶる。

 イリノイ州。リンカーンの顔が描かれている。

 
 
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 インディアナ州

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 オレゴン州

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 サウスダコタ州。4人の大統領の顔が彫られている岩山があるんだとわかる


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 ジョージア州。
ピーチステイトとあるので調べてみたら愛称だそうです。桃がたくさんとれるのでしょう。州都のアトランタは、コカ・コーラの本拠地として、またオリンピックの開催地としても有名だ。
 
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  フォーコーナーズの州の1つ。ニューメキシコ州です。
 
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 フロリダ州。日本人にもなじみのオレンジが描かれている。
 
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 こちらは全然デザインが違う。
 
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 ミズーリ-州。
 
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  ワシントン州。
山が描かれているが、レーニア山だろうか?シアトルが、州最大の都市だそうです。

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 なかなか集まらないなあというのが実感。


 今日は、今回訪問する最後の国立公園であるヨセミテへ向かう日なのだが、実は問題が起きていた。
本来なら、デスバレーから190号線を西に向かい、今度は395号線を北上してモノ湖を観光し、ヨセミテの東のゲートから入る予定だったのだが、雪の為封鎖になってしまい、通行できなくなっているという。

 それで、モノ湖を観光した後、同じ道を南下して戻り、58号線を通り、ベーカースフィールドあたりから99号線に入り北上して、サウスゲートから入るという迂回ルートになった。

 モノ湖に到着した時に道路の封鎖が解かれていればいいのだが・・・。

 モノ湖を観光しなければいいじゃん、という声もあったが、パンフに乗っている場所は規約上パスすることは出来ないそうだ。

 カルロスにとっては、長ーい一日になるだろうなあ・・・。
昼食もお弁当なので、我々は、車の中でいつでも食べられるが、彼はトイレ休憩などの時にササッとたべるしかない、大変だあ。

 問題の風ですが、夜中の位置に止んだらしく青空になっていました。私は、「こんな風じゃあ眠れないわよね」、なんて言っていたのに爆睡で人間てタフだなあと思った。(私がかなあ)

 砂が無くなり、宿泊棟の辺りはこんな感じでした。地下水が豊富なのだろうねえ、こんなに緑があるのだもの。

 
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 窓の外を見るとウサギが何匹もご飯中。

 
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 8時ホテルを後にして、しばらくは平らなデスバレーの中を走っていく。

 
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 昨日は、砂が吹き荒れていた砂丘も今朝は静かだ。

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 バスは、だんだん高度を上げてゆく。谷を抜けるのだ。
迷い込んだ旅人たちも抜けて行くときに、同じ風景を見たのだろうか?

 
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 上り下りを繰り返す。途中で、砂が帯状になっている所が有った。

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  振り返ると・・・・今しがた通ってきた道です。何だかセンチメンタルになる。

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 塩の塊がある。精製工場だそうです。

 
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 シエラネバダ山脈の美しい姿も見えるようになって来て、車窓からの眺めにも変化が出て来た。
 
 途中トイレ休憩に立ち寄った場所で、全米で(アラスカをのぞく)一番標高の高いマウントホイットニーの姿がくっきりと見えていた。

 標高4418m。雪の無いのは、急峻すぎるから。

 
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 途中、カウボーイ達と牛が集まっている場所があった。何なのだろう?

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 12時過ぎ、ようやくモノ湖に到着した。はるばるやって来たのに、見学時間はわずか。やはり封鎖は解かれていないとの事でした。

 モノ湖は、面積182㎢で、最大水深は48m、水面の標高は1944mとある。

 周辺から水が流れ込むだけで、湖からの流出はない。アルカリ性で塩は湖底に溜まり、塩分濃度は非常に高い。
 76万年前に形成されたと考えられ、北アメリカでもっとも古い湖の1つだとされる。

 モノとは、先住民の言葉で「ハエ」を意味し、ハエのさなぎを主要な蛋白源として食べていたそうだ。

 
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 湖の中から突き出しているのは、岩ではなくて石灰石の柱だ。「トゥファタワー」と呼ばれている。
湖には、大量のカルシウム溶け込んでおり、また湖底からは炭酸水が湧きだしているため、水の中でこのような柱ができるのだという。

 遠目には、柱というより塊にしか見えないが・・・。

 
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 ビジターセンターでまじかに見るとこんな感じでした。

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 どうして姿を現したかというと、ロサンゼルス市当局が、1941年から90年までここの水を水道の水源として使い、湖面が低下したからだ。いずれ元の湖面の高さに戻り、水没するだろうとの事。

 再びシエラネバダ山脈を見ながら南下してゆく。

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 58号線に入った辺り、テハチャビ峠を通っている時、バスの中から、ものすごい数の風車が見えて来た。テハチャピ発電所といい、全部で5000基あり、世界でも3番目の規模だという。日本の三菱も参加している。

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 またこの場所には、テハチャピループ線と呼ばれる線路が敷かれており、丁度列車が通過しているのを見たのだが、長い長い貨物列車は、蛇がとぐろを巻くような形で登って行った。
 
  また生コン工場の大きさも半端ない。遠くからなので大きさが伝わらないかもしれないが、肉眼だと「なにこれ!」といった感じだ。ドームはなんのためなのかな?

 
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 5時半、最後の休憩をとる。あと、2時間ちょっとくらいで到着できるという。
丘の上の草は、乾燥で一年中こんな色だという。カリフォルニア州は、よく山火事のニュースを聞くがこんな感じでは納得である。

 乾燥しているのに、農業地帯で、世界の穀物庫とまで言われている。何だか不思議なきがする。

 
 
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 夜8時、やっとレストランに着いた。ようやく夕食にありつけます。カリフォルニアに入ったのだから、ワインをいただきましょう。

 ホテルは、レストランからも近かったのだが、最初違うホテルに行ってしまい、少々慌てる。
 
 本来のホテルの前では、クマが出迎えてくれた。北海道の木彫りのクマとデザインが同じで笑える。可愛い。

 
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 走行時間11時間以上、走行距離1100km以上、お疲れさまでしたあ。ゆっくり休んでくださいね。


 朝のラスベガス

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 朝のカジノ、もうお客さんはいる。

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 近くにモノレールの駅があった。


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 時間になっても、一向にスーツケースの回収がない。
普通は、部屋の外に出しておくといつの間にか回収してくれているのだが、ここはセキュリティ上部屋の中に置いてほしいといわれていた。

 ところが集合時間が迫ってきているのに、一向にポーターはやって来ない。このまま自分で持って行くのは構わないが、この巨大なホテルのフロア構成がわかっていないので、ひょっとしたら、持って行くとかえって面倒なことになるかもと、他の人とも話し合い、そのまま部屋の中に置いていくことにした。

 結局、ポーターのヘッドと、当日のポーターとの間の連絡ができてなくて、ガイドが慌てて連絡をし回収を始めたので、少々遅くなったようだ。
 1人走り回るガイドさんを目の当たりにしても、ゆとりんの添乗員は自分のスーツケースを抱えて動こうともしない。悪気はないのだが、想像力がないというか、気働きがないというか・・・。
 今回が、初めてのツアー添乗なら許せるが、3年目で添乗経験も10回以上だというし・・・。

 色々な場面で似たような事が有り、ガイドさんが倍動いてくれたことと、参加者が添乗員を当てにしていなかったから事故にならなかったものの、反省してほしい人物ではありました。
 でも彼は、「自分は褒められて伸びるタイプなんすよ!」などとのたまうのだ(+_+)

 
 しばらく走り、トイレ休憩もカジノでした。思うにこちらでいうカジノは、日本のパチンコだなあと。
むかし、この辺りは砂金が獲れたらしくドアノブもこんな感じでした。

 
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 まっすぐで何もない道を走ります。

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 最後の州、カリフォルニアへ入った。

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 それらしい風景になって来た。白く見えるのは塩です。

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 看板の所で、バスストップ。
1994年に国立公園に制定された。面積は、アメリカの国立公園の中では最大で13158平方㎞だ。
 標高-86mの砂漠から標高3368mの高山まで縦にも広がっている。
 アメリカで最も熱く、最も乾燥し、最も標高の低いのがここデスバレーである。

 
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 ちょうど降りてきたわんこ!頭を撫でさせてもらいついでにモデルになってもらった。人間でも熱いのだから、寒い地域の犬には、もっと過酷だろうに・・・。

 
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 1848年、オレゴン州で金鉱が見つかったことにより訪れた空前のゴールドラッシュ。
そして金脈を探していたグループがカリフォルニアへの移動中に近道をしようとしてこの地域に迷い込んだ。
 ベネット・アーケイン移民団と呼ばれた彼らは、数週間もの間この谷から脱出できず、メンバーの1人が酷暑と水不足のために命を落としたという。
 幸い、この谷に点在する泉のおかげで最悪の状態は逃れることができ、谷から脱出した直後「グッバイ、デスバレー!」と言ったとされており、デスバレーの名の由来だとされている。
 
 その後は、亡くなった人は出ておらず、最近鉄砲水で亡くなった人を含めても死者は2名だけである。

 バスの外には黄色い岩山が広がっています。

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 11時ちょっと過ぎ、ザブリスキーポイントにやって来た。

 ゴールドラッシュに沸いた後もここには、硼砂の採掘はここに利益をもたらした。そのころの採掘の代表者の名が付けられている。

 暑い中坂道を上って行く。

 こういう風景って大好き。暑さを忘れて見入る。

 
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 400万年~600万年前位の地層らしい。

 
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 暑さよりもものすごい風でまともに歩けないほどだ。40度以上の高温は覚悟してきたが、この風は聞いていなかったよう!でもこれはまだ序章だったのだ。

 お昼をいただき、昔採掘が盛んだったころ使われていた乗り物が残されているので、見に行く。

 説明書きが無くよくわからなかったが、初めて見る物ばかりでした。

 
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 重そう。蒸気で動くのかしら?
 
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 午後一で向かったのは、バッドウオーターと呼ばれている場所だ。崖の途中にシーレベルとある。
 
 
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 なんと今我々の建っている所は、海抜-85,2mなんだって。かつての塩水湖が干上がってできた大塩床の上だ。

  世界で最も気温が高くなる場所で、記録は摂氏57度だという。ちなみに世界記録はリビア砂漠で計測された58度だそうです。

 先に進んでいくのも風がまともに当たるのでままならない。私が日本で感じる台風よりも強くて、普通に歩くことは出来ません。油断すると吹っ飛んでしまう程だ。

 
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 塩の上を歩く。

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 1人、女性が転んでしまったが大したことが無く良かったです。

 バスも横風をまともに受けるので走りにくい。砂は、細かく窓の下から中に入りこんでくる。

 
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 悪魔のコーン畑に着いた。本来綺麗な花が咲いているそうだが、何にもなかった。

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 何とか風の止み間を利用して観光を続けることができているが、なんだか疲れる。

 砂丘にやって来た。アメリカは、砂丘があまりないらしい。

 カメラを構えるのがちょっと怖い。砂が入ったらアウトです。

 
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 ホテルのチェックインもままなりません。風が強くて進めない。
ガイドさんもこんな砂嵐は、初めてだという。でもスタッフの人は、慣れている所を見ると、定期的にあるのかもしれない。

 何とか部屋に入ってびっくり!部屋の中に砂が溜まっているのだ。私達の部屋は、1階で風上に位置していた。窓の隙間やエアコンの隙間から砂が入りこんでくるのだ。

 これが風下の人は、何ともなかったというからうらやましい話だ。

 荷物を解く前に、タオルを濡らして部屋の砂をぬぐっていくのだが、拭ってもぬぐってもきりがない。
これは、あきらめるしかない。スーツケースのふたは閉めっぱなしにし、砂の影響がないバスルームを利用するしかない。

 おまけに風で何度も停電が起きる。暑いのでクーラーは必需品で、砂が入ってこようが全開で働いている。
シャワーを浴びている最中に電気が切れたのには、ちょっと慌てた・・・。

 せっかく頭を洗っても、砂が入ってくるのが嫌だなあと思っていたら、バスでレストランに連れて行ってくれるという。やれやれである。

 そのバスに乗るのも一苦労なのだ。砂嵐は、私は体験したことが無かったのだが、なるほど大変なものだと実感した。どうか明日には、止んでくれますように・・・。


 昼間の暑さが嘘のように、朝は冷え込む。
レストランが混むと予想されたので早めに行って並ぶ。

 今日は、8つ目の国立公園ザイオンを観光した後、ネバダ州に入り、有名なラスベガスに向かいます。
我々の旅も、第4コーナーを回ろうとしている。

 9時にホテルを出発。2時間ほどで、公園の看板に到着した。
近くに停車していた車は、緑色の消防車でした。

 
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 ザイオンとは、ヘブライ語で神の国という意味で、日本語でシオン。そう聞くとしっくりくるのでは・・・。
最初にここにやって来た人は、ここを聖なる山と確信したのだという。
 1919年、国立公園に制定され、面積は、約593平方㎞で、千葉県の約10分の1にあたる。

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 不思議な岩肌をした山々が見えて来た。

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 チェッカーフラッグの様な模様をしている所から、チェッカボードメサと呼ばれている。
どうしてこのような模様になるかというと、雨や風による浸食に加えて、冬場に岩にしみた水が凍結膨張しヒビを入れるのだ。さらに隆起した時の摩擦熱が加わり、長い時間をかけてこのように変化していくのだそうだ。

 
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 さらに進んでいくと、トンネルが見えて来た。このトンネルは、マウントカーメル・トンネルで全長約1760m。1927年に着工し1930年7月4日に完成した。当時の合衆国では一番長いトンネルで、グランドキャニオンやブライスキャニオンへのアクセスの為に造られた。
 砂岩の地層は、崩れやすく一度崩壊しているので24時間体制で監視が行われている。

 我々のバスの様な大型車両は、エスコートが必要である。というのはトンネル内では大型同志のすれ違いができないからだ。よって片側を通行止めにしてしまう。15ドルがかかり、1週間内に2回通行ができるそうです。

 
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 所々に、明かり取の為か窓がくりぬかれていて、そこからは雄大な風景が見えるようになっていてギャラリーと呼ばれている。が、タイミングを合わせて撮影するのはとても難しい。

 
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 この窓、外から見るとこんな感じになっていました。この岩山の中をトンネルが通っているなんて!

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 パンフレットにも使われている写真と同じポイントで我々も撮影してみました。

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 ザイオンは、岩山を楽しむ場所で、崖や地層を見るのが好きな私は、ここがとても好きになりました。
地層学的に言うと、昨日行ったブライスキャニオンの一番低い層がザイオンの一番高い部分にあたり、ザイオンの一番低い層が、グランドキャニオンの一番高い部分になるのだという。バーミリオンクリフは、ザイオンとグランドキャニオンの間くらいに位置しています。階段状になっているので、グランドステアケースという。昨日のブライスキャニオンの様子を思い出しながらなるほどと納得である。

 バスは、さらに下り川と同じ標高を進んでいく。なので、岩山を見ていると首が疲れてしまう。

 
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 絵具で塗った様なという陳腐な言葉通りの空。一番上の岩肌が白いので雪をかぶったように見える。

 
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 この広場でバスを降りて、食事にしました。初ハンバーガーは美味しかったですよ。

 
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 レストランで売られていたお人形。よくできていて素朴で素敵なので欲しくなるが、もうこういうものは買わないと決めているので見るだけ・・・。

 
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 このバスで回る。

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 バスを降りて、少し坂道を上っていくとウィーピングロックに行ける。「しくしく泣く岩」という意味で、岩肌から雪解け水が染み出ている。

 
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 再びバスに乗って
エンジェルス・ランディング、白い王座が並んで見えるポイントで降りる。

 右手がエンジェルスで左が白い王座だ。世の終わりに、この岩山のてっぺんに天使が舞い降りると信じられている。ちゃんとトレイルもあり、上の方には鎖もあるようなので、天使と同じ目線を体験できますが・・・。

 
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 本当に白いよね。世界最大級の一枚岩なんだって!

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 さらにバスに乗って奥の方まで行きます。
川が流れていて、渓流沿いにどんどん進んでいくと幅が2mしかない渓谷に行けるそうだ。沢山の人が杖を手にして、短パン、ウオーターシューズを履いて歩いてゆきます。
 我々は時間がないので、その辺の水辺でお茶を濁す。

 ここを浸食したバージン川。コロラド川の支流にあたる。

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 気分を味わいたくて渓流沿いに少し歩いてみる。ここでもリスが・・・。

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 3時少し前、ラスベガスへと出発です。違うゲートで公園を出る。

 ネバダ州に入りました。時差があり、時計を1時間遅らせます。

 
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 とちゅうで、事故渋滞が少しあったものの順調に進み有名なトランプタワーも見えて来た。

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 私は豪華なホテルを連想していたのだが、ガイドさんによると居心地をよくするとカジノに来てくれないので、部屋の設備は最低限しかないという。確かに・・・。
 しかもカジノを通らないとどこにも行けない。

 レセプションよりもカジノが目立つんだもの。迷子にならないようにと念を押された。これも確かに・・・。

 一休みした後、食事がてら外に出た。田舎を旅していたので、おのぼりさん状態でどうしてもきょろきょろと目が挙動不審状態になってしまう。

 このホテルに入って食事をします。

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 中は、美術館のようだ。カーブするエスカレータって、初めてのような気がする。

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 チップが高いのもこういう場所だからかしら?
食事をすませて外に出ると、すっかり暗くなっていました。ラスベガスは眠らないと聞いたのでこれからどんどん賑やかになるんだろうか?

 有名なベラージオ。中はブランドショップがいっぱいでした。興味のある人には天国でしょうが・・・。


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 お目当ての噴水ショーの有る池には、沢山の人が集まっていた。大きな人が前にいると何も見えず。一本目は、人の隙間からしか見えなかったが、2本目はちゃんと前に出ていけたので堪能できました。
 メニューは、変わっていましたよ。

 
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 ゆっくり見物しながらホテルに戻って来ました。華やかで賑やかで見る物皆新鮮でした。こういう世界もあるんだなあって。

 
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 それにしてもこの膨大な電気や水はどこから引いているのかしら?
華やかな都会も今夜だけで、明日はデスバレーへと移動します。


 カナブの町を後にして、夕方の5時過ぎにブライスキャニオン国立公園のビジターセンターに到着。
この公園は、1928年の制定で、面積143平方㎞と今回訪れた公園の中では最も規模が小さい。
 ブライスの名前は、1875年に入植した人物の名前だ。

 
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 まずは、インスピレーションポイントと呼ばれる場所に向かいます。
まるで、岩達のショーを見ているような感じがする。地質学的には、グランドキャニオンや先ほど見てきたバーミリオンクリフなどと比べるとかなり新しい。


 
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 この柱は、フウードゥーと呼ばれていて、川床・湖床の堆積岩が浸食されてできたものだ。
色が層になっているので華やかな感じを受ける。

 
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 自然に丸くなっていて、人間の作った円形劇場のようだ。

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 兵馬俑に似てるな。

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 少し移動して、もう1つのポイントであるサンセットポイントに向かう。
駐車場を降りて歩いていたら、こんなかわいいやつに出会った。

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 サンセットが見えるのかなあと思ったらここでは見えないのだ。何のどうしてこんな名前が付いたの?
後ほどここに、星空を見に来る予定です。
 ちなみに、ブライスキャニオンは、星がよく見えることでは、北米でも有数の所らしい。人口の灯りが一切ないからだ。

 展望台からのぞくとトレイルが地の底まで続いているように見える。歩きたーい。行ってみたい。

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 太陽が傾き始めたからか、岩の色が違ってきた。

 
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 この後の予定もあるし、団体行動だしなあとおもっていたら、時間を決めるので行けるところまで行って戻ってきてくださいと言われた。

 はーい

 降ります。

 
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 トンネルだ。

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 この辺までかなあ。戻ろう!

 ガウディの作品みたいな岩を一枚・・・。

 
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 ホテルにチェックイン。夕食のレストランは長蛇の列です。この辺までやって来ると、日本人のツアーにも出会うようになって来る。

 21時星空観賞へ再び向かいます。この時間では、まだまだ明るい・・・。が、ドライバーさんの労働時間とのから見もあるので、遅くなってからの出発というわけには行かないのだ。
 日が落ちると、かなり冷え込むので厚着をして出かける。(ライトダウンを着ました)

 現場では、大きな望遠鏡が備え付けられていて、木星とその衛星を観察していました。我々も並んで、のぞかせてもらいましたが、あいにく満月で、星は月に負けて見えず、月見となってしまった。

 
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 戻って来て、昼間砂だらけになったものを洗濯したが、乾燥しているので遅い時間だったが翌朝には乾いていた。
 

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