好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:北陸地方 > 黒部渓谷

 
朝風呂にゆっくりつかります。
 
外気が低いせいか、露天風呂の温度はかなりぬるめ・・・。
熱いお風呂がすきな私には、ちょっとつらい。
早々に引き揚げてきて、大きな湯船で温まり直しです。(*^_^*)
 
おにぎりがサービスで付いているプランだったので、お茶とおにぎりを受け取って宿を後にした。
 
今日は名古屋にかえるだけなので、道の駅をどれだけ訪ねられるかということに集中します。
 
最初は、「ひだ朝日村」に到着。バス停にも名前が付いている。
 
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朝ごはん、食べたばかりなのにヨモギのみたらし団子という文字に誘惑されてしまった。
1本いただきまーす!
 
今まで我慢していた買い物もします。と行っても買うのは、産地直売の野菜とかジャムの類です。
ここで、袋いっぱいの秋ミョウガとピーマン、ニンジンおナスを買った。
 
そのまま、国道を野麦峠のほうへ走っていくと、次の道の駅「飛騨たかね」工房に着く。
野麦峠を超えたのは、もうずいぶん前だねえと相方と話などする。
 
道の駅の写真は、スタンプラリーのほうにアップします。
 
ここからいったん高山市内を抜けて、高速に入る。
荘川インターで降りて、大日岳のほうへ向かう。
 
スキーに凝っていたころは、このあたりもよく来たのだけれど、あのころはまだ高速はなくて随分遠かった記憶がある。
 
道の駅「大日岳」で、宿で作ってもらったおにぎりで昼食とした。
 
ここからは、国道156号を南下して、長良川鉄道沿いに走っていく。
 
道の駅「白鳥」、「古今伝授の里やまと」、とこなし、郡上八幡までやってきたところで、ふたたび北上していく。
こんどは、国道472号沿いです。
 
道の駅「名宝」、「パスカル清見」をこなし、再び南下します。途中山深い細い道をはいって行き、道の駅「和良」を目指す。
ところがこの道、とんでもない道で走りにくいこと!
ヘアピンカーブの連続だし標高は上がっていくしで、おしりが痛くなってしまった(+_+)
 
 
それでも何とか、和良に到着。2人ともさすがに疲れたので(私は助手席ですがやはり疲れる)、小休憩をとった。彼はソフトクリーム。私は再びお団子です。
 
和良は、日本一の鮎の里らしくて、街灯も鮎をかたどったものでした。
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元気になったところで、ふたたび156号に戻ります。
どんどん南下して、「美並」、「美濃にわか茶屋」とよります。
 
コモ豆腐、サトイモ、トマトのジャム、地元のパンと買い物も増えていく。名宝では、ハムも買った。
 
今回のトリは、道の駅「平成」でした。足湯を楽しみにしていたのだけれど、時間切れではいることはできませんでした。うーん、残念!
 
数えてみたら、今回だけで20か所の道の駅を訪ねることができた。
 
でも先は、まだ見えてこないです・・・・。
 
今晩の夕ご飯は、モスバーガーにしましょ。ごちそうを食べたあとは、こういうものが無性に食べたくなるんだ。
 
 
 

 
黒部峡谷は、北アルプス中央の鷲羽岳に源があり、長さ86km、標高差3000mを流れ下る黒部川の上・中流域に、切り立ったV字峡を形成している大峡谷である。
 
急こう配の谷は、黒部扇状地を形成し、湧水地帯はおいしい水をもたらしてくれている。
 
この急峻な地を利用して電源開発の工事が始まり、そのためにつくられたのが「黒部軌道」であった。現在は、トロッコ電車として観光客を集めている。
 
大正12年に着工し宇奈月猫又間が開通したのを皮切りに、昭和12年に欅平までの総延長20,1kmの軌道が完成したのだった。
 
 黒部川第2発電所、富山建築百選にも選ばれている。
 
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トロッコは、鐘釣駅を超えた辺りで川の流れが左に移る。
 
欅平駅についてすぐ、帰りの乗車を予約しなければならない。
この日は、晴れて入るものの雨量規制がかかっていて、残念ながら散策ができない!(>_<)
 
散策ができなければ、行くところがないので、1時間後のトロッコを予約した。
 
欅平駅
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 まずは、川に降りてみようか。足湯もあるようだし・・・。
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河原に降ります。奥鐘橋を見上げて
 
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水きれい!
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 峡谷そばの昼食を食べ、ふたたび宇奈月の駅に戻ってきた。
ダムカードをもらうために、宇奈月ダムに向かった。
 
 ところが、ダムカードがないのだ。職員さんを呼び、訳を話すとどこからか2枚だけ持ってきてくれた。
よかった(*^_^*)
 
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  宇奈月には、富山地方鉄道の駅もあります。駅前の噴水は温泉が噴き出している。
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ホテルに戻り、奥飛騨温泉を目指します。
 
途中、道の駅で黒部の地ビールをいただく。彼は運転があるので私だけです(*^_^*)
 
富山インターを降りて、国道42号に入り、岐阜県に入ってすぐ神岡のまちにはいる。あのカミオカンデで小柴博士がノーベル賞をとったゆかりの地である。
 
ここを訪ねるのも2度目だ。最初は、カミオカンデの装置のある場所を見学させてくれるという限定ツアーがあったので、それを見たさにやってきたのだ。
 
それ以来だから、10年近くなるのだろうか・・・・。
 
道の駅にも、カミオカンデにちなんだ展示があるのだが、時間も遅いので閉まってしまっていた。
 
スタンプだけ押して、奥飛騨温泉に入っていく・
 
奥飛騨温泉郷は、いくつかの温泉地の総称である。
 
今晩泊まるところは、新平湯温泉である。
連休で混んでいるかと思ったが、貸切の露天風呂も無料で利用できて大満足だ。
 
 
本当に寒く、乗鞍の山頂では薄氷が張っていたと聞いた。
 
 

 
ホテル独自のサービスで、朝のちょっとした観光があるという。
6時半出発と少々早いのだが、申し込んでおいた。
 
時間きっちりにホテルをマイクロで出発。参加人数は10人ほどである。4人ほどの外国人も含まれている。看板に中国語・台湾語・韓国語・英語の表示があるから、外国人観光客も多いのだろうね。
 
最初は、黒部川がすぐそばに見える場所で、黒薙からの温泉パイプをみる。昔は、松の木をくりぬいたものを使っていたらしい。
 
天気は相変わらずはっきりしなく、こんな感じです。
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黒部川には、4つの発電所があり、有名な黒部ダムは第4発電所をようしている。
そのダムの一つ宇奈月ダムは、排砂システムが取り入れられている。
急流な黒部川は土砂がすぐにたまってしまう。これはダムにとっても河口の砂浜が痩せるという面でもよくないことなので、定期的に流すようになっているのだ。
 
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 雪深いこの地は、冬になるとトロッコは運航しない。作業員たちは、そうやって通勤しているかというと、冬季歩道というものを使って通っているという。6時間もかかるのだそうだ。
 
右側に見えている壁の中がトンネルになっている。それが冬季歩道です。
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 普通のトンネルを抜けていくと、
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橋のペンキの塗り直しをしたばかりということで、緑の中にくっきりと浮かんでとてもきれいだ。
 
もうじき始発のトロッコが通るというので、歩道橋の上にて待つことしばし。始発は通勤列車ということで一般客はのれない。
 
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 気温は、かなり低く手が冷たく感じるほどだ。
 
ホテルに戻り、朝食を食べた後、お風呂に直行である。
 
しっかり温まり、トロッコ電車の乗り場に向かう。
車両はいろいろなタイプがあり、一般車は追加料金はいらないが、他の車両は余分なお金がかかってくる。
どう考えても寒いので、窓のある特別車両を購入した。
 
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時間が来て、改札口から中に入る。
 
トロッコは、もう入っていました。
指定された13号車は一番後ろだ。3連休でも天候のせいかそれほどの混み方でもない。
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9時21分、いよいよ出発である。終点の欅平駅までは、1時間と20分ほどかかる。
釣鐘駅までは、進行方向右側がお勧めである。
 
サル専用の吊り橋なんてものもあります。
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作業員の方々
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すれ違います。
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水路橋、このあたりで3分の1くらいかな。
 
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本来なら、22日の深夜に出る予定だったのだが、台風の影響で出発を遅らせることにした。
 
いつものようにレンタカーを借りてのドライブです。
 
朝の8時に、出発、一宮インターから東海北陸自動車道に入る。飛騨清見からつくりかけの中部縦断自動車道に入り、高山西インターにて下道に降りた。
 
台風が過ぎたというのに天気ははっきりせず、降ったりやんだりで2.3日前までの暑さがウソのようだ。
 
今回の旅最初の道の駅は、「ななもり清見」である。おいしそうな野菜が目に付くが、まだ先が長いので購入するのは我慢だ。
 
そのまま471号を走って、次の道の駅を目指す。「アルプ飛騨古川」と「飛騨古川いぶし」の2つの駅でスタンプを押して、飛騨清見インターから再び高速に乗り、荘川まで戻り、156号に入る。
 
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 荘川のそば街道に入ったところで、昼食におそばをいただく。
そばの里とあり、敷地内には堂々とした5連の水車がある。
 
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 そのまま国道を北上していくと御母衣ダムが見えてくる。
村人によって命を救われた荘川桜に会うのは久しぶりである。何度かあってはいるのだが、なぜか花の時期ではないのが、ざんねんである。
 
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 御母衣ダムは、ロックフィルダムである。とても美しいので、好きなダムだ。今は日本一ではないが、少し前まではロックフィルダムとしては、日本で一番大きかったのだ。
 
 資料館のようなものが、近くにあるがなんとなく税金の無駄使いのような感じの、箱だけがきれいな建物であった。
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 いよいよ白川郷に入った。ここもずいぶん久しぶりだ。何度か訪れたことがあるので観光はしないで、道の駅でスタンプだけ押す。
 
 高速に乗るも、大雨のため五箇山・福光間は通行止めになったいた。
仕方がないので、山道をかなり迂回していく。
 
 でもそのおかげで、一度は来てみたかった城端市を訪ねることができた。すんなり通っていたらここは通過していたのだから、何が幸いするかわからないものだ。
 
 有名な砺波平野の散居村が眼下に広がる。晴れていたらもっときれいに見えるのだろうが、雨にけぶってしまっている。
 
 城端市に入り、曳山会館を見学した。5月5日のお祭りには立派な山車が町内をめぐるのだそうだ。山車には井波彫刻の欄間が貼り付けられている。
 城端は、昔は繊維で大いに栄えた町だそうで、この山車もそういったところに由来するのだろう。
 
 五箇山で採れたお蚕がここに運ばれ、白物の布に加工され、金沢に運ばれる。そして金沢の地で友禅染に仕上げられたのだ。今は、すっかり糸へんに従事している人々は少なくなってしまい、2軒だけが絹を扱っているのみになってしまったそうであるが、絽や紗と行った変わり織りで現在につながっているという。
 
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 曳山が出発する真宗善徳寺の山門。
 
こちらは、華やかな時代の象徴だったであろう4つの蔵を復元したものだ。
 
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こちらは、古い醤油屋さんの看板だ。
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 ふたたび高速に乗り、黒部インターを目指す。青空も覗いてはいるが、天気のほうは相変わらずはっきりしない。明日は、トロッコに乗るのですっきりと晴れてほしいのだが・・・・。
 
 目指す宇奈月温泉は、インターからはそう遠くなく、5時半ころにはホテルに到着できた。
源泉かけ流しのお湯だよ!
 
 少々熱めの湯船の中で、幸せな気持ちになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 

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