好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:北海道 > 北海道の小さな島、天売島と焼尻島


 目についた花を撮ってみました。

 羽幌町のお宅の庭で。最初造花かと思った。
百合なんだろうけど
 

カンパニュラ?

 天売島で、エゾカンゾウ。ピークは過ぎていたが、残ってました。
エゾカンゾウ
一日花

  茎は、食べられるというが・・・。ひときわ大きな花を咲かせていたエゾニュウ。
エゾニュウ

  まるで大木、2mくらいあった。
2m近くにもなる

  花の蕾なのか、実がなっているんかわかりません。
ニワトコ?

  サルナシの花。
サルナシの花

  ニセアカシアかな。
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ヒレハリソウ

  お化けのような水芭蕉の葉っぱ
水芭蕉の葉

 見落としてしまいそうな実がついています。
???

 ここからは焼尻島で。小桑の実。
桑の実

 お庭で、綺麗に咲いていた。
リンドウザキカンパニュラ

 
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 ゼニバアオイ?
ゼニバアオイ

 オンコの森で
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 クルマバソウ、白い花をつける。
クルマバソウ

 コウリンタンポポ
オレンジタンポポ、コウリンタンポポ
 エゾスカシユリ。1本だけ咲いていた。
エゾスカシユリ

  


 旭川市は、すごい久しぶりでした。動物園も今の様に有名ではなく、旭川ラーメンを食べ、東大の演習林と雪関係の博物館に行った気がする。 

 飛行機で来たのではなくて、特急列車できたような・・・。

 旭川博物館
旭川市博物館

 アイヌの歴史と文化の展示です。

 
アイヌの住居 笹の葉で
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チセの見取り図

 珍重されたオオワシの羽根。 
貿易品だったオオワシの羽根


オオワシ

  男性の宝物の鉄製の槍先。象嵌が施されていて、実用品ではない。
男性の宝 槍先

  こちらは、女性の宝。タマサイと呼ばれる首飾りである。身を守る護符でもあり、大陸産の他に本州産のものもつかわれた。
女性の宝 タマサイ

  屯田兵の暮らした家が、再現されていました。
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  内部。屯田兵とは、明治時代に北海道の警備の為に置かれた農兵で、平時は農業も行う。村を作り、開拓地を与えられた。1904年に廃止されるまで約4万人が動員された。
内部

 この板切れの様なものは、赤ん坊をここに乗せてあやした。
此処に入れてあやす

 色々なブーツ。
様々なブーツ

  これは、捧酒箸と呼ばれるもの。
捧酒箸
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  アイヌの歴史の中で、本州の弥生時代から古墳時代あたりの時代の出土品。
出土品

 沢山の鏃やオノ、包丁など。
副葬品

 北海道式の古墳。8世紀に東北北部の終末期古墳の流れをくむ「北海道式古墳」が作られた。
北海道式古墳

  アイヌの人達の、1年の生業。
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  これがウバユリの球根。
デンプンをとった、ウバユリの球根

 儀式に使うものだが、かなり怖い。
儀式に使う

 空港までは、30分ほどで到着。建物の前に旭川動物園の動物やゆるキャラのステッカーが貼られたポストがありました。
旭川空港ポスト
 
 羽田に着いてびっくり。結構な雨が降っている。遅いのでこの日は羽田近くのホテルに泊まりました。


 羅臼ほどではないが、焼尻の朝も早かった。4時前には明るくなり、鳥の声で目が覚めた。部屋のテレビは、故障していて見ることができず、洗面所もトイレも部屋にはないので、部屋を出入りするのもはばかられ、何度も寝なおそうと頑張るがうまくいかず。 

 結局、6時半頃まで我慢して外に出た。10分も歩けば集落は抜けてしまうしな・・・。

 綺麗に手入れがなされている、お庭の花を楽しませてもらった。同じ園芸種でも、何だか違う気がする。

 駐在所と郵便局。駐在所は昨年新しくなったばかりだという。事件もないし、奥さんにも給料が出るのでなかなかの人気で、赴任待ちの人達が多いと聞いた。
駐在所、郵便局

 8時40分、宿から歩いてすぐの所にある焼尻郷土館を見学した。旧小納家が所有していたもので、道指定の有形文化財になっている。島なので、建築材も思うように手に入れることができず、完成までにはかなりの時間がかかったようです。木造平屋、一部2階建ての寄せ棟造り。屋根の飾りが、洋風な感じがする。網元でニシン漁で財を成したが、他にも呉服、雑貨商を営み、郵便局や電信局まで併設していたという。通りに面した土間で商売をしていて、蔵が横に建っている。
焼尻郷土館

 撮影は禁止ということで外観のみ。

 途中、昨日我々の乗って来たフェリーが見えた。
フェリーが見えた

 島の西半分は、羊の牧草地が延々と広がっている。
牧草地

 オンコの荘までやって来ました。風雪により上に伸びて行くことができず、地を這うように成長していくオンコの姿がここでも見られます。

 これは、カエデですかね。
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  島で一番大きいというオンコ。地べたに張り付いています。
1本のオンコの木

 こちらは、何本かのオンコが円形に並んでいて、内部に入るとまるで円形の部屋の中にいるような感じがしました。
空間がある

 海岸線にある、マグドナルド上陸の地。 
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 焼尻といえば、有名なものがもう1つあります。サフォークという羊で、潮風に吹かれてミネラルを含んだ牧草を食べて伸び伸びと育っためん羊は、外敵もないのでストレスも無く、極上のお肉となります。効率を追わず、自然交配に限定した生産者のこだわりが、三ツ星レストランなどにも支持されているそうです。島には、肉の処理場が無いので、何頭かまとめてフェリーに乗って運ばれるという。
並んだ羊

 メスは、子供を産むので出荷されるのは、オスだけです。オスは、建物内で飼われいてお肉が硬くならないように、運動をさせないそうだ。
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サフォーク種

 夏のうちから、冬に備えて牧草をこのようにロールにして、建物内に蓄えておく。牛のエサの様にビニールで巻くことはないそうです。
干し草

  刈った牧草を乾燥させるためにひっくり返している所。この広い牧場で働いているのは、たったの3人。町の職員なので公務員ですって。
牧草をひっくり返している

 最後にやってきたのは、鷹巣園地。以前は、小型の鷹が繁殖していたそうですが、現在はいなくなってしまっている。ここからは、天売島が正面に見えていました。
天売島が見える

 そして、焼尻発11:10分のフェリーで、羽幌まで戻って来た。

 今日のお昼は、初日に泊まったサンセットプラザでいただきます。

 なんと甘海老丼でした。豪華なことこの上ないですが、最後の方になると、ちょっと疲れてきてしまいました。いったい何匹居るのかな。
甘海老丼

 この後は、元々、士別に向かい、屯田兵に関する建物や展示をみるはずでしたが、コロナの影響で、道外の人には来てほしくないとの事で、急遽旭川博物館の見学に変更となってしまった。

 こういう施設、案外多い。仕方のないこととはいえ、ちょっと残念で複雑です。 


 昼食後は、島の集落と中央部にある森を散策した。

 島には、小中学校の他定時制高校も有り、ウニの缶詰などの製品を作る実習なども行われているという。 

 
寄らせてもらいました

 ここにも、オロロンチョウのデコイが置いてある。
ウミガラスのデコイ
 現在の生徒数は10人くらいか。
教室

 体育館、部活はバドミントンと卓球部。
体育館
 そして、道路の反対側にある郵便局に立ち寄り、こんなものをいただきました。 
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  可愛い小中学校。
天売小中学校
  
  この小学校の横の道から、森の中に入って行きます。シロハラ、ビタキ、アオジなどの野鳥にあえるかも。春には、水芭蕉の群生も見ることができるが、今の時期は大きな葉っぱだけ。
  植林もかなりされているようだ。まっすぐな森が海まで続いているよう。
海まで続く

 1時間半ほど歩いて、最後は、島に2軒ある商店のうちの1軒でお買い物。海藻類を買われた方が多かったかな。コロナの影響で、お土産屋さんが皆閉まってしまっているのだ。

 3時過ぎのフェリーで、焼尻島に向かいます。お世話になったドライバーさんは、車と一緒に羽幌までもどるのでここでお別れです。
  
 港で羽を広げて乾かしているウミウ。
羽根を乾かすウミウ

 ウミネコとウトウ。海面に浮かんでいる小さな茶色の鳥がウトウです。クリックしてもらうと多少は見やすいかも。
カモメとウトウ

 そして、これもわかりづらいですが、赤い足のケイマフリ。
ケイマフリ

 コンデジだとこんなものです・・・。

 焼尻港に到着。
焼尻島港
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 宿の車で、オンコの森の手前まで送ってもらい、我々は少しこの森を散策する。 

 森の手前に、会津藩士の墓なるものが有りましたが、ものすごいぶよがいて中に入ることができない。
会津藩士の墓
 1807年から1809年にかけて、幕府の命により北方警備として会津藩士が樺太に出兵させられた。1808年10月から翌年に欠けて帰還したが、途中嵐にあい、船が難破してしまった。一部は、天売島や焼尻島に避難したが、51名の使者を出してしまった。彼らのお墓は、利尻島や宗谷岬にもあります。その後の間宮林蔵の樺太探検に大きく寄与したといわれている。

 
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 天売が海鳥の島ならば、焼尻は、原生の森の島だろう。島の3分の1が原生の森だという。約50種15万本もの天然記念物の森が広がっている。
 オンコの森のオンコとは、イチイの木の事である。ただしこの島のイチイは、風雪に耐えているのでそんじょそこらのイチイとはわけが違って、奇怪な姿をしている。その形を、色々なものに例えている。
 鶴
鶴の木
 亀
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 これはユーターンしてしまっている。
Uターンしたオンコ
 冬には、これらは雪の下に埋もれてしまい、重みで折れたり裂けてしまっても、雪が解けると再び枝を伸ばしていく姿はちょっと感動する。

 こちらの松は、樹齢300年を超すそうで、鶯谷の姥松と言われている。無数の枝が幹から出ている様は、奇怪である。
鶯谷の姥松
 なぜ、長い間人が近づかなかったかというと、こういう伝説があるからだという。
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 今日の夕食にもウニがこんなに!人生で一番沢山ウニを食べた一日でした。
夕食

 

 


 ホテルからバスに乗って、5分もしないうちにフェリーターミナルに到着した。

 島には、観光に使える車が無いので、本土からドライバーさん付の車で向かう。本日のドライバーさんは、天売島の出身ですって。 とはいっても、大型のバスは役に立たないので、ワゴン車です。

 フェリーターミナル。新しかったです。
フェリーターミナル

 中にはこんなものがりました。
トドの頭

 コロナの影響で、船便にも影響が出ていて、高速船はすべて運休になっています。我々のツアーも、少しだけ日程の変更があった。

 8時半、出航。天売島を目指します。焼尻島経由で1時間半ほどの乗船時間だ。
羽幌港

 羽幌と焼尻の距離は、西北西へ約25km。焼尻と天売の間は約4km離れています。

 波も無く、じっとデッキにいると少し肌寒いが快適な船旅で1時間で焼尻港に着いた。この尖がった島は、神居岩という。船がぶつからないように、灯台の光りを当てて反射させているそうです。
 海鳥が、沢山休んでいる。
神居岩
 
  ほとんどの人が焼尻島で下船。天売を目指して再び出航です。
  焼尻島。平坦な島だということがよくわかる。
焼尻島に

 30分ほどで天売島に到着だ。
焼尻島が後ろに
天売島へ
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 天売島は、周囲約12km、面積約5.47平方キロメートル。約300人の人が暮らしています。特産物は、雲丹ですが、近年は中国に出荷するナマコが島の収入原になっているそうです。

 毎年、8種類の海鳥約100万羽が、繁殖にやってくる。これほど多くの海鳥が、人のすぐ隣で繁殖する場所は世界でも極めて稀だという。
 人の住んでいるのは、島の東側の限られた地域だけだ。陸で暮らす鳥たちにとっても、渡りの途中で羽を休める中継地になっていて、300種以上の野鳥が観察されている。

 天売島はこんな形。
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  集落を抜けて、赤岩展望台に向かいます。途中で、ウミネコのヒナがいたので停まってみる。
ウミネコ達

 ヒナは、茶色。大きさは親鳥とほとんど変わらない。
ウミネコのヒナ

 崖の下には、ウミウが岩の上に並んでいた。
並んだウミウ

 赤岩展望台の到着。ここには無数のウトウの巣穴がある。海で生活をしていて、繁殖の時だけ陸を使う。冬には、東北から朝鮮半島近くの日本海や太平洋の金華山沖などで過ごす。
 島でも、抱卵の時以外は、海上で暮らしている。3月、巣穴のある土の斜面に飛来して、4月になると巣穴の奥に1個卵を産む。雄雌が交代で抱き、5月中旬ヒナが孵化すると、親鳥は日没後に魚をくわえて戻ってくる。7月になると巣立ちは本格化して、ヒナは暗くなるのを待って単独で海を目指すという。
 訪れたのが、6月30日だったので、巣穴の奥にはヒナがいたことになるが、気配は全然感じませんでした。
 帰巣のシーンは、迫力がるそうだが、宿泊しないとみることができません。
ウトウの巣穴 (2)

 こんなところにも
イタヤの中にも

 赤岩展望台の下には、数を劇的に減らしているオロロンチョウの繁殖地があり、時々スピーカーから巻き舌のオロロンという声が聞こえてきた。復活を目指して、断崖にデコイを置いたり、スピーカーから鳴き声を流したりする取り組みがおこなわれていて、一時は15羽まで減少していたが、2019年には、62羽のウミガラスが飛来して、23羽のヒナが巣立ったという。かつては、北海道の数カ所の島で集団繁殖していたが、現在は天売島だけになっている。
赤岩展望台

 この尖がった岩が赤岩です。
赤岩

 岩の手前の草むらの下で、ウミガラスが卵を産む。

 赤い足が可愛いケイマフリも、断崖の岩の隙間に卵を2個うむそうだ。7月、ヒナが巣立つと、彼らも島から離れて海の暮らしに戻る。双眼鏡を使うと、赤岩の隙間に黒い羽根がのぞいているのが見ることができた。

 続いて、海鳥観察舎にやってきました。ここから見える断崖で、ウミネコやケイマフリが子育てしているのが見えるというのだが・・・。

 
海鳥観察舎から
 見えるのは、カモメばかりでした。

 ドライバーさんいわく、最近はカモメばっかりだ!

 そして、観音崎展望台。
観音崎展望台から

 反対側に目をやると、天売灯台。
天売島灯台
 灯台の先に見えているのがゴメ岬。昔は、ここで、岩海苔をとる人がいたそうだ。
ゴメ岬

 そして今日のお昼ごはんは、ウニと海鮮丼。しかもウニは、生きてます。グルグルと回るので食べにくい。
昼食

 生きたウニをいただくのは初体験でした。個人的には、普通がいいな。
 
  
  


 羽田発旭川行きのエアドゥで1時間半ほどの飛行時間。

 2.3.2の座席だが、空席が目立つ。
 


 私達は、団体チケットだったので、ガラガラの機内にもかかわらず、39列目以降の席でした。 

 今日は羽幌町に宿泊するのだが、そこまでは中型の観光バスです。しかもガイドさん付きです。 

 遠くに大雪山の残雪を見ながら進みます。


 留萌までは、西に進み、留萌からは日本海側を北上してゆきます。

  途中、小平町の道の駅に隣接して、豪壮な旧花田家番屋があった。ちょっと寄ってみたいなあ。
旧花田家番屋
 小樽のニシン御殿などとはちょっと違う感じがする。


 16時、目的地の羽幌町の「北海道海鳥センター」に到着。日本で唯一の海鳥専門施設だそうです。しかも無料です。

 
海鳥センター
 学芸員の方の話を聞きながら、館内を回ります。

 天売島と焼尻島は、隣接する島で大きさもほぼ同じなのに、海鳥は天売島にのみ繁殖しています。
天売焼尻と羽幌町の位置関係

 それは、焼尻島は島全体が平坦で標高も低いのに対し、天売の方は100mを越す断崖が有るからだという。

 天売には、8種類の海鳥が繁殖の為にやってくるのが確認されている。ウミウ、ヒメウ、ウトウ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウミガラス(オロロンチョウ)、ウミスズメ、ケイマフリで、ウミガラスは、絶滅の危機に接していて、現在確認されているのは60羽未満である。またウトウの世界最大の繁殖地で、80万羽3月から8月上旬かけて島で過ごす。
天売に生息している海鳥

 ウトウ
ウトウ

  ウミガラス
オロロン鳥
  ケイマフリ
ケイマフリ

 天売島には宿泊しないので、帰巣するウトウの姿を見ることができないの残念ではあるが・・・・。

  センターの隣が、羽幌バラ園なのでそちらも見学しました。300種、約2000株が植えられているそうです。個人的に気になったものを少し紹介してみます。
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 バラではないですが、
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  5時過ぎにはホテルにチェックイン。前室海側でした。

  北の漁師町ってどこもこんな雰囲気がする。羽幌は、甘海老で有名なんですって。
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北の町らしい

 夕食の時間が、夕日の時間とかぶってしまい、気がついた時には、
夕日が沈んだ後


 残念!

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