久々のバスツアーで、建設中の設楽ダムの現場の見学に行って来ました。 

 設楽ダムは、豊川水系で貯水量が最大のダムとなり、下流域の治水の役割と東三河地域の新たな水源として各地に水を供給する。

 完成予定は、2026年度。ダムもいろいろ形式があり、ここは重力式コンクリートダムというそうだ。総貯水量は、9800万㎥というが、想像はできません。

 愛知県の北東の方に位置するのかな。
ダムの近辺


 係りの人の説明を受けました。係りの方の向こう側に見えている橋まで登って行く予定です。今我々の立っている辺りが、旧豊橋鉄道の田口線の田口駅があった場所という。もちろんその形跡は、何もないですが・・・。ダムが完成すれば、ここも水の中に沈んでしまい、はるか上空に新しい道路ができるそうで、ただいまその道路を建設するための道路を作っている所の様です。
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 ここを登って来ました。
結構な角度

 橋の上。正面の木が切られている部分は、将来の道路の橋の橋げたになる部分です。深く掘って行き硬い岩盤を探る。
橋の上

  下を見ると、寒狭川が見えました。
寒狭川

 このもう少し奥の方に、ダムサイトができるそうです。
この少し奥にダムサイトができる

  完成図。
ダムサイト完成図

  今日は、工事を請け負っているゼネコンの1つが、休んでいるというので、予定していなかった道路も歩けることになりました。
  ここを登って行きます。
ここも登って行きました

  こちらにも、橋の橋脚になる部分があり、硬い岩盤にたどり着いたそうです。先ほど見たところとここに橋脚が造られ、そこを結んで橋がかけられるのだ。

  こちらは違う工法で、掘られた。たけわり工法というそうです。
たけわり工法

 どこまで登って行くのだろうか?どんどん伸びる道路。
先端部分

  建設中でも、ダムカードが発行されていて、いただくことができました。
  設楽ダムカード
設楽ダムカード表

  そして、今日のお昼はダムカレーでした。スプーンが、スコップの形になっている。
ダムカレー

  新しくできた道の駅設楽。田口線を走っていた列車が展示されていました。田口線は、本長篠と三河田口間の11駅を約22、6㎞で結んでいた。
  1968年に廃止されるまで、観光や木材の運搬などに活躍した。
道の駅設楽

  使用されていた車両。
田口線を走っていた

  中に入れます。
車内

  切符をこうして売っていた?
切符

  この後、田口線の廃駅などをガイドさんの説明で回ります。

  当時の鉄道の有った場所は、ほとんどが道路になってしまっているそうですが、所々に面影を探すことができる。
  トンネル
トンネル

  観光客でにぎわった鳳来寺駅の有った場所。
旧鳳来寺駅

  始発駅の本長篠。当時の国鉄と同じ駅舎を使っていた。
本長篠駅

  向かって左側が田口線の線路です。ここが始発なので途切れている。
向かって左が田口線、右が飯田線

  駅を出発すると、直ぐに左に曲がり、国鉄の線路とは離れて行った。
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  文句なしのお天気で、良い一日でした。