好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

タグ:ハイル

 こちらの岩絵は、鍵が閉まっていて係りの人が我々の到着を待って開けてくれました。
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 もっとも有名だという岩絵。3500年前のもので牛車が描かれている。サルらしき動物や人間も・・・
車輪を引く馬とサル
 ここには、他にも格闘しているようにも見える人の姿も。
ボクシングのような格好の人
ごろごろした石を踏んで少し移動すると、1300年前のアラビア文字が刻まれた岩が有った。
アラビア文字のもと
側面にも絵が有る。
側面
 転げ落ちてきた岩に刻んだのだろうか。
こんなポジション
 同じ道をハイルまで戻ります。
 途中で世界遺産マークをパチリ。
世界遺産 (2)
 帰りには、何と列車を見ることができた。スタイリッシュで美しいではないか!
ものすごく長い。リン鉱石を積んでいるとの事。
後ろ2台で押す
 鉄道大好きなので、もう夢中でした。
ものすごく長い
 ようやく先頭をとらえた。
こちらが先頭
 気動車の数が違うだけで、後ろも前もおなじだ。
 さよならー!
走る
 町の入り口まで戻って来ました。空き地ばかりの中に大学ができていました。こちらでは、開発を進める時にまず大学から始めるのか、他にも広野に大学だけという光景を見ることがたびたびあった。
大学入り口
 イルミネーションがパチンコ店の様だった病院。
病院
 立派な道路。高速も無料です。
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 ハイルの町に入りました。
商店
 17世紀の建造、アイリフ城を外から見学。

 標高988mらしいから、昨日のホテルが寒かったのも納得である。メッカ巡礼隊商ルートの重要な位置にあった。
岩の上に建っている
 バスが止まったので、慌てて中から人が出て来た博物館。暇なんだろうなあ。
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 続いて、アル・カシュラ要塞に移動。ところが工事中で中には入れません。元々外観だけの観光にはなってたのだが、あわよくばはかないませんでした。
アル・カシャラ要塞
中をのぞくと
工事中でした
 向かいのお店は、ベドウィンのテントや香辛料などを売っていましたので、少し見せてもらう。
これバケツの代わりになるバック。なかなかうまくできています。
ベドウィンの使う水入れ
 カルダモンなど、アラビックコーヒーに入っているものを説明してくれるお店の人。
お店の人
 ハイルの主要モスク。
ハイルのモスク
 2時過ぎようやくお昼となりました。日本人は初めてということで、オーナーが、様子を見に来たリ、一緒に写真を撮ってくれと頼まれたりしました。
ランチのレストラン
 イタリアンがベースとなっているようで、なかなかおいしかったです。ここには一見バーの様に見えるカウンターがあってびっくりしましたが、置いてあるものはすべてノンアルとの事。旅行社がノンアルのシャンパンをごちそうしてくれました。
バーの様ですがノンアルです
 ノンアルといっても馬鹿にはできず、シャンパンといえばそうかなあと思えますよ。
 町を抜けると、砂漠の中をひたすら走ります。
 2時間ほど走って休憩。トイレとミニスーパーで買い物をした。
 スタンド
休憩
ミニスーパー
 ここを出るころには、暗くなっていました。こうなると外の景色は、見るべきものは無くひたすら寝るしかない。
日が沈みます
 結局、キャンプに着いたのは9時を回っていました。レセプションテントには、暖房が有るのだが、レストランには無い。急いで夕食をいただきました。その間に、部屋の暖房を入れておくとの事。「ああ、良かった。ここには暖房が有るんだ」ほっとしました。
 食事を終えて部屋に入るとエアコンの暖かな空気が迎えてくれた。うれしい!!!ところがシャワーは、一向に熱くならない。このぬるさだと風邪をひくかもしれない。今日はこのまま寝よう。

 今日の行程は、ものすごくきつい。
まずは、ハイルとジュッパ間100㎞を往復する。その後さらに、ハイル、アルウラの間400㎞をひたすら走るのだ。
 走る距離だけで、600㎞越え、どうなることやら想像もつきませんが、サウジアラビアは、道路が非常に整備されているのが救いだ。
 明るくなってきたので、慌てて外に飛び出す。
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 明るくなって周りの様子が見えてくると、ここの周りには本当に何もなかった。これからどんどん発達していくのだろうが、今の所は、綺麗に整備されたコンクリートが続いていた。
 8時ホテルを出発。北部のナフド砂漠の方に向かう。途中から風景がこんな具合になります。
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 この壁のようなものは線路だ。
線路が走っている
 ジュッパが近くなると、砂漠の中に岩山が目立つようになってきた。
岩山に靄がかかっている
 この道を進んでいくとヨルダンに行けます。
まっすぐ行くとヨルダンです
 2015年に「サウジアラビアのハイル地方の岩絵」として世界遺産に登録されたジュッパの岩絵は、中東で最大規模と評価されているスケールの大きさと、アラビア半島が砂漠化していった1万年にも及ぶ変遷を伝えている。
 丸くなった不思議な形の岩山が続く。これらも何万年か経てば、砂になってしまうのだ。
やがて砂になって砂漠に
 「大いなる砂漠」と呼ばれているナフド砂漠にあるジュッパの町を抜けてすぐの所に岩絵はあった。
 全体的に黒っぽい岩絵と、絵が荒めに描かれている白っぽいものは、年代が違うと考えられていて現在も調査中だが、古いものは紀元前8世紀頃のものらしい。
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 右下の方には、槍らしきものを持って動物にまたがっている人、上の方にはラクダが生き生きと描かれている。
 ラクダはヒトコブラクダだ。
ヒトコブラクダ
 古い岩絵と同じ所に書き足していっているのも有るという。これらが描かれているのは、こんな岩山。高いところにあるのは、昔はこの辺りまでちゃんと登れたという事だ。今は足場の岩は崩れて砂になってしまっているが・・・。
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 こちらは大勢の人が手をつないでいるように見える。
手をつないでダンスする人
 整備がなされたばかりなので、とても歩きやすい。
梯子が整備されている
 大きな人間
大きな人間
くっきりとした線で描かれた人間と動物。手には何かを持っていて、尻尾のようなものが有る。動物には角と縞が有るので、ガゼルの類か。
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 これはライオンなのだが、前に人がいて手を出しているようにも見える。狩猟に成功したのだろうか?
ライオンに手を出している人
 ラクダを操る人。手綱のようなものが見える。
ラクダを操る人
 オリックス。右下に弓を持っている人がいる。
角が長いのでオリックスか
 大きく描かれた人間。やはりしっぽのようなものが後ろに垂れている。
しっぽのある人
 ダチョウもいます。
ダチョウ
 何故か骸骨も
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 沢山の素晴らしい岩絵に夢中になってしまい、時間があっという間に過ぎてしまう。
 この狩りをする人は遠くからでもくっきり見えた。
馬に乗って槍を持っている
 こんなところに描かれていました。
こんな場所に描かれています
 ここにはもう一か所素晴らしい岩絵が残っているのでそちらに移動します。
 

 バスの中からは、地下鉄の工事の他に、バスの停留所の工事があちこちで行われているのが見えた。 
渋滞解消には、公共交通機関の充実が不可欠である。
完成まじかのバス停
地下鉄工事の看板

サウジアラビアには、鉄道も走っています。多くは貨物の様ですが、旅客便も走っている。せっかくなので駅に立ち寄ってみましょうかというので、やって来ました。 
 新駅というので古い駅は違う場所に有ったのかもしれません。
リヤド駅
 ラウンジカフェとある。

キオスク
 待合室
待合室
一画にはパネル展示がされていた。
パネル展示
 
昔の列車
 チョロキューみたいな
模型も
 こちらはたまたま入線していた本物の列車。ジーゼルの様です。リヤドから550km離れたダンマンまで運航しているそうです。
入線していた列車
 荷物検査が有るようです。
荷物の検査場
 お祈りの場も
お祈りの場所
 トイレでお掃除していた女性も外国人でした。バングラデシュと言っていたような気がします。一緒にスマホを撮る。
外国人でした
 チケット売り場
チケット売り場
 この後は、空港に向かいハイル行きの飛行機に乗ります。

タクシー
タクシー
 道端で果物などを売るおなじみの光景も。自前でとれる果物や野菜も多いようです。
道端で
 これは膨大な空き地を2030年までにこうするという看板。ビジョン2030の1つだ。
サウジビジョン2030でこうなる
 こちらは、近くに有ったテーマパークでしょうか?結構な広さが有った。紹介した写真は、車の中からの慌てて撮ったので、焦点があっていなくてごめんなさい。
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 リヤドの国内線専用ターミナル。チェックインは、何と団体チェックインでした。おかげで、すごく楽ができた。昔は何処もそうだったのにね・・・。
リヤドの国内線
 国内線専用のプライオリティラウンジにも入ってみました。空いていた。
ラウンジ
 出発が45分ほど遅れてしまい、そうでなくても、ハイルの到着時間は遅いのに・・・・。
ハイルまでは、1時間15分ほどのフライトだ。先行したバスが、迎えに来てくれているはずだったのに、ミラーの調子が悪いとかでホテルのマイクロバスが待っていた。
 40分で到着と聞いていたのに、町を過ぎてしまい、真っ暗な地域に突入してもまだそれらしき建物は見えない。結局1時間以上かかり、何もないところにライトアップされたホテルだけといった感じのだだっ広そうな場所に着いた。
ライトアップされたホテル
 中国資本のホテルでした。もう9時なのでとりあえず、お腹に何かを入れないとということでレストランに直行だ。温かいスープを飲んでほっとすると言いたかったが、ぬるい!お部屋のお湯の温度も国民性が出るので、こういう微妙なことは、かなり高級なホテルでないと、仕方がない部分もあるのだが・・。
 部屋は広くて快適です。
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暖房設備が無いのか、寒くて寒くて私はカイロを貼って寝ましたよ・。

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