スペインから帰国した後、大阪市立美術館で開催されている、フェルメールと17世紀オランダ絵画展に行って来ました。

  「窓辺で手紙を読む女」の壁に、天使の絵が描いてあることが発見され、もとの絵に戻した後の展覧会としては世界初らしい。

 レンブラントの絵もあるということだったので、いってみることにした。日曜日だったので、ネットで時間を予約していきました。

 開館時間前でも、そこそこの行列ができていたが、混乱するほどでもなく、予約しなくても大丈夫だったかなという感じでした。

 この展覧会は、東京、大阪、札幌で開催されていた。こういう場合、9割が名古屋をぶっ飛ばしていく。で、大概に出向くことになる。圧倒的に人口が違うので、東京はともかく混む。鑑賞するという雰囲気ではなくなってしまう。交通費も、大阪だと半分で済むしね。

 最寄り駅の天王寺から公園の方に歩いて行ってみると、てんしばという施設ができていて、綺麗になっていてびっくり。万博のおかげかな。前回天王寺に来たのは、ハルカスができて間もなくだった。


 市立美術館の建物は、文化財に指定されていて、ちょっと素敵だ。
大阪市立美術館


 玄関ホールのシャンデリア
玄関ホールのシャンデリア

  中は撮影禁止なので、ポスターを撮ってみる。

  こちらが、ビフォーの方だ。
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  アフターは、天使が描かれていて、
フェルメール展に


  絵そのものも、明るくなっている感じがした。この絵だけは、一番奥の部屋に単独で飾られているので、ゆっくりと見ることができる。前室では、修復の様子なども映像で見ることができた。

  ただ、全体で見ると、物足りなさが・・・・。レンブラントも、1点だけ!「若きサキスアの肖像」だが、この絵も初めてではなく、結構展覧会に貸し出されている。

  そんな感じだったので、予定より早く退出。と、「慶沢園」という文字が目に入った。こんなところに庭が有るんだ。時間も有るし、ちょっと入ってみようかと入園料150円を払って入ってみました。

  
小川治平施工回遊式庭園

  以前は、市立美術館との行き来ができたそうだが、今は出来なくなっている。

  パンフによると、住友家第15代当主吉左エ門により、茶臼山本邸の庭園として造営され、施工は、かの第7代小川治平が行ったとある。

  大名庭園風の林泉回遊式庭園となっているが、ちょっと荒れていて、島の様子が見づらくなっていたり、草が成長しすぎていたりと、ここも残念なぶぶんがあった。

  
住友家茶臼山本邸庭園だった

  切り石橋
切り石橋

  園内には、四阿や茶室も有ります。

  舟石
舟石

  池に美術館が写りこんで綺麗だ。
隣の慶沢園と

  ただし水深がないので、鯉たちが可愛そう。

  なんて思っていたら、突然目の前にサギが!
くちばしには、何か加えている。うん、なんだ?ウナギの様な蛇の様なドジョウのような・・・。

  
サギがゲット

  時々地面に落としてくちばしで突っつく。そのうちに動かなくなってしまい、サギはくわえたまま飛んでいってしまった。

  目線を上にするとハルカスが見えた。
アベノハルカス


  これから、寝屋川市に向かい藤井厚二設計の「八木邸」を訪ねます。