これも何かの縁だろう。イランというより、ペルシャといった方が、なじみがある国だ。
10月13日、新幹線にて成田へ向かう。
イラン航空は、噂では日本就航を取りやめるかもしれないというので、飛行機好きの友達からうらやましがられたのだが、機体の古い事!!!(>_<)
ジャンボと同じように2階建てなのだが、1まわり小さいのだ。世界でもほとんど残っていないという世界遺産なみ(?)の機体だという。
確かに、TVモニターは座席にはついていないし、トイレはいまだに水洗で青い水が流れていた・・。私は、あのシュッポとはいっていくトイレが好きなので、なんとなくなじめませんでした。
手洗いも水が、変なところから出てくるので、大勢の人が使っているうちに、客室の方にまで水が染み出してくるといった具合でした。
お楽しみのお酒も持ち込みもダメというので、寝るよりほかにやることもなく、それなら読書をと、読書灯を点けてもなぜか反応なし!
見ると前の座席のランプが、私のオンオフによって点滅している。アテンダントを呼んで。「つかないんですけどー」と、申し出ると、何やらいじっていた彼女、自分の手ではうまくいかないと思ったのか、男性の客室乗務員を呼んできた。
彼曰く、「配線がおかしくなっているので、後ろの席のスイッチで操作してください」という。
要するに、自分の席の明かりをつけるのには、後ろの席のスイッチをいじらなければならないということだ!「オーマイガッド!」
本当に寝るしかないわい・・・・。
途中、インチョンで韓国からのお客を迎えるため、機外待機がある。
インチョンを飛び立ってから、9時間半ほどでイランの、イマームホメイニ空港へ到着した。時差は、5時間半である。
機外へ出るときは、お尻を隠すくらいの丈のコートとスカーフを義務付けられているので、着用した。素足のサンダルもダメと聞いていたのだが、こちらはあまり気にしなくてもよさそうだ。
腕まくりもダメという話だったのに、こちらもそんなに厳しくはなく、服装規定はスカーフ以外はそんなにきつくはないような気がした。とはいってもこちらは、外人なので、ちゃんと規定を守って過ごしましたけれどね・・・。
入国審査がまた時間がかかるのだあ(>_<)おまけに横入りする人が多いので、遅遅として進まない。
日本人だと横入りする人がいると注意するのだがこちらの人は、というより、欧米人と日本人以外は横入りを気にしないように思える。こういうことがますます混乱を招くのになあ・・・。
やっと入国を済ませ今度は荷物検査だ。ここにも長い列ができていた。スーツケースを開けられることも多いと聞いていたのだが、今回はそんなこともなくすんなりと通れた。
ガイドと会えたのは、現地時間で12時近かった。ホテルまでは、ここから1時間ほどかかるという。夜中なのでスムーズにいくだろうということだった。
ホテルに行ってみると、私達より先に入国していた韓国人の人達がいた。韓国からはたくさんの人が乗り込んできて、案外イランへ行く旅行者が多いのだなあという印象を持った。
部屋に戻り、スーツケースをざっと整理して眠りに就いたのは、2時を回っていた。
そうそう、久しぶりに機内から富士山を見ました!(^^)!
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