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 朝食前に、昨夜いった城まで散歩。

 明るい日のもとで見ると、まるで印象が違って見える。太極拳などを行っている人の姿なども見られる。


 今日の観光は、午前はシラーズの市内観光、午後からはペルセポリスに向かう予定となったいる。現地ガイドの女性が同行に加わった。

 最初に向かったのは、ローズモスク。正式の名前ではないのだが、モスク全体に施されたタイルにバラの花があしらわれているのでこう呼ばれている。

 19世紀に、貿易商であったシラーズの政治家が建てた、プライベートモスクである。彼が仕事でよく訪れていたという、ヨーロッパの教会の絵が描かれているのが特徴的な、こじんまりとしたモスクだ。

 池の周りにある礼拝堂に入ると、ステンドグラスから差し込む日の光が、色とりどりに揺れてとても美しかった。


 続いて、イランを代表する2人の詩人の霊廟に向かった。最初は、サーディの霊廟だ。彼は、12世紀から13世紀に活躍。70歳を過ぎてから代表作を、残したのだという。墓のある建物の壁には彼の詩が、刻まれていた。

 休日とあって大勢の家族連れで、にぎわっている。ここでも、日本人は注目の的である。「一緒に写真を」とあちこちで頼まれることに・・・。

 もう1人の詩人である、ハーフェズはイランでもっとも有名な、叙情詩人である。サーディが世界中を歩いたのとは反対に、彼は生涯のほとんどをこの地で過ごしたという。八角形のドームに覆われた大理石の聖骨棺には、彼の詩が刻まれている。

 ここからすぐのところにある、エラム庭園は、もともとセルジューク朝の頃別荘として使われていたという。現在の建物は、18世紀のものである。前面に池をあしらってあり、池からは左右対象になったイスラム式庭園が伸びている。ここには、バラ園もあるので、時期が良ければ美しいバラの花を見ることができる。

 ここで午前の観光は、終りである。

 昼食場所へと向かった。ところが、団体を受け入れているところは少ないのか、観光客で満員だ。外食を楽しもうとやってきたと思われる地元の人は、追い出されるような形になってしまい、なんだか申し訳ないように気持ちに・・・・。

写真の中で、モスクの中にいる女性が現地ガイドのアミリさんです。

 最後の泉は、700年前から湧き出ているというものです。幸せになれるというので私も手を洗ってみました。