ティカルは、マヤ最大の神殿都市遺跡で、世界遺産に指定されている。フローレスから60kmほど離れた場所にある。
まずは、ビジターセンターで模型を見て全体像を把握。そのあと、内部へと歩を進めていく。
途中で、カヌーの材料となるセイバの大木をみたり、ホエザルのけたたましい鳴き声を聞きながら、奥へと入っていく。
最初に、着いたのは、1号神殿・2号神殿・ノースアクロポリス・セントラルアクアポリスなどに囲まれたグランプラザだ。
1号神殿は。完全な形で残されていて、高さも十分ありとても美しい。このピラミッドには残念ながら登ることはできない・・・。
1号神殿に向かい合う用にそびえているのが、2号神殿である。
2号神殿を背にして、左側がノースアクロポリスで、いくつもの祭壇や碑が麓にたっている。上段には、ピラミッドもある。
それと対面して建っているのが、セントラルアクロポリス。これは、210mにわたって東西に広がる巨大な住居跡である。おそらく支配者たちが住んでいたのだろうと考えられている。
1号神殿は、高さ51mティカルの中では、4番目の高さであるが、その美しさは群を抜いている。ジャングルの高層建築といった感がある。建造は、700年ころで、影響を受けていたメキシコのティオティワカンが、急速に衰退していったころに建てられた。
純粋のマヤ様式で建てられており、垂直傾向がとりいれられている。9つの層からなっており、上部の神殿には、3つの部屋がある。
1958年、内部のさらに古いピラミッドから、大墳室が発見され、王のものと思われる骨の周りには、たくさんの副葬品が発見されている。
2号神殿は、高さ38mと低いが、これには登ることができるので、早速登って高いところからグランプラザ全体を眺めてみる。
ティカルは、紀元前から人が住み始め、300年から800年ころには、一帯の都市を従える大祭司センターとして栄えた。人口は、少ない時でも1万人を超えていたという。ティオティワカンが衰退した後に、最盛期を迎えたが、10世紀に入ると、衰退してしまった。住民達は、街を棄てどこへともなく消え去ってしまうのである。
そして、熱帯の旺盛な植物群に覆われ、緑の海の中に埋没していってしまったのだ。
この緑の広さは、次に登った最大の高さを誇る4号神殿の上から眺めると、実感することができた。
4号からさらに進んでいくと、5mもの厚さの壁が上部にのっている5号神殿が控えている。これの高さは57mである。これにも上ったのだが、梯子しかかけられていないので、さすがの高いところ大好きな私も慎重に登って行きました。
他には、失われた世界と名づけられた広場や、7つの神殿の広場などを見学して、昼食場所へと向かった。
たくさんのピラミッドに登ったので、おなかがすいたよー!
写真 ~澗痢´◆.札ぅ个量據´1号神殿 ぁ。温羶静臓´ゥ痢璽好▲ロポリス Α.札鵐肇薀襯▲アポリス А.札鵐肇薀襪らみたところ ─ゝ霏腑泪好の石 祭壇と碑 3号神殿
コメント