モハスタンには、紀元前3世紀頃には、人が住んでいたという。
7世紀になると仏教からヒンドゥー教へと移って行ったにもかかわらず、この地はパーラ王朝が仏教を保護したので、その文化が残っている。
1928年から発掘が行われた。ぱっと見何もない様に見えますが、南北1,5km、東西1,4km、幅2mの城壁が続いています。


博物館に入り、発掘されたものを見てから、道路を挟み反対側に残っているゴビンダ寺院へと移動する。
すぐそばまで、コトラヤ川が流れていますが、現在は今にも消え入りそうなほどになってしまっている。15世紀頃まで使われていたという。
今はレンガの土台のみ残っていました。

遺跡の回りは畑になっています。

この辺りは、石が採掘できないのでテラコッタが使われてきた。寄って今もあちこちに工場があり、農閑期になると人々がここで働きます。
せっかくなので工場もちょっとだけ見させていただきました。
ここに型押しされたレンガを並べて日干しにします。

型押しは1つづつ手で行っていく。その後は、釜に入れて焼きあげます。

あっという間に人々が集まり、見学している我々を見ているという格好に・・・・。

そして、少し時間があるというので村で賑やかな場所をちょっとだけ歩いてみたものの、常に見られているので窮屈です。
観光という面ではまだまだなのかもしれません。
