ダムが作られるという事で、はいそんになってしまった集落跡を歩いてきました。
黄葉はもう終わりがけ、あきというより初冬といった感じでした。

 約19kmを休憩も含めて6時間ほど掛かりました。
本格的に歩いたのは、久しぶりでしたが山道を渓谷沿いに歩くのは楽しかった!

 滋賀県の余呉湖の辺りです。結局ダムは、完成に至らず現在に至っており、今となっては必要が無くなってしまったそうです。
 先祖代々の土地を離れざるを得なかった集落の人々はそういう経緯をどう思うのだろうか。

 高時側は、琵琶湖・淀川の源流部にあたる河川だ。この山間地域には、冬になると2m以上の雪が積もるそうです。
 それでも、8つほどあった集落にはそれぞれ20戸~80戸程の家が立ち並び、かつての山の暮らしは賑わっていたという。

 彼らは、炭焼きや焼き畑等で山の雑木を利用してきたから美しい山は保たれてきた。
 そういう場所を歩かせていただきました。

 木造の家屋はすべて取り壊して村を離れたという事で、今では石垣しか残っていませんでした。

 かつての集落にあった水場。

 
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 移転した先の集落

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 かつて計画した頃のダムの看板が、残ってました。

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 さすがに、筋肉が少々痛い( 一一)