昨日言われた様に夜中の3時45分、ホテルを出発しました。
真っ暗な中、国境を目指して走ります。

 この時間は、さすがに車の姿はほとんど見ない。

 私達は、インドへ入国してしまえばもう自由だけれど、ガイド・ドライバー・アシスタントの方たちは、夕方の6時になりストが終わるまでこの国境ラインから動く事が出来ないそうです。

 空が白み始める頃、バスの中でお弁当をいただきます。

 イミグレーションが開くのが8時。それまではここで時間をつぶさなければならない。とはいっても行く所もないし、する事もない。
 その辺をうろうろする事2時間あまりでした。

 牛と散歩の男性。

 
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 こちらは、歯磨きをする男の子。こちらでは、子供達はしっかり歯磨きします。お手本のように上手で驚きました。

 
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 やっと太陽が昇ってきました。 

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 この塀の向こうがイミグレーションです。早く開かないかなあ!

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 審査を待つトラック。

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 チャパティを売るお店もやっと商品が出来た様です。焼いたチャパティは、保温容器の中に入れておきます。タカはインドでは使えない。残っていたお金で、チャイをいただきました。

 
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 お巡りさんも集まって来た。

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 8時を過ぎた所でようやくオープン。でもことはすんなりとは進みません。2時間ほど掛かってようやく出国審査がおりた。ここからは歩いてインドに入国します。

 入国審査は案外すんなり済んだが、バスが小さい!荷物はすべて屋根に乗せます。
壊れていて使えない椅子が3席ほどある。1人で2席は使えないので悪路だとかなりしんどい事になりそうだ・・・・。
 クーラーが無いのもつらい。もっとも暑いのは、今のうちだけだが・・・。

 走り始めて思ったのだが、道路が全然違う。舗装も丁寧だし穴ぼこもない。
国力の差を早くも感じる。

 茶畑が見えてきました。このような光景がしばらく続いた。

 日本のように機械で摘むのではなくて、手で摘みます。摘んだ葉は、籠ではなくて頭の布にいれる。

 
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 アカシヤの木を植えて、葉っぱが日焼けするのを防いでいる。

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 昼食をいただいたホテルの前にはインド国旗が掲げられた建物があった。「インドに来たんだ」と再認する。
 前回来てから何年経つのかしら?

 
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 ここから車は標高を上げていく。最初は暑くて仕方がなかったのに、段々そうでもなくなって来た。
道が細くて狭いの時間がかかる。

 しかもダージリンに着いた時には夕方のラッシュ時間と重なってしまい、通り抜けるのにかなり時間を費やしました。

 イギリスの植民地で有り、彼らの避暑地でもあったダージリンのホテルはとても素敵でした。
イギリス式のイングリッシュハイティの歓迎を受けました。

 高原の宝石と称されるこの地は、平らな土地が無いので家々は山肌にへばりつくように建てられていて、それがまた素敵な光景を造り上げている。

 夕食までの時間ちょっとだけ町を歩いてみました。お祭りなのか、広場には人々が集まっていました。

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 部屋には、暖炉があり何だかいい気分だ。もちろんヒーターもあるので洗濯物も良く乾く。バスタブもあるのだが、お湯の方はふんだんにとはいかない。タンクなので溜まるのに時間がかかるからだ。

 でも湯たんぽまで用意してくれて、何だか幸せな気分になったのでした。夕食の時にはワインもいただけた(^O^) インド製なんですって。インドに国産ワインがあるなんて知らなかったな・・・。
 
 明日の朝も早い。タイガーヒルまで行って世界で3番目に高い「カンチェンジュンガ」が朝日に染まる様子を眺めるのだ。

 ぬくぬくした部屋で、おやすみなさーい。