エーゲ海南東に位置していて、トルコまでわずか20kmというドデカ二サ諸島の中心の島である。
ドデカ二サ諸島は約54の島があるが人が住んでいるのは14の島で、約20万人ほどだ。
有史以前から人が住んでいたとされるが、やがて地中海の経済の中心地となっていく。
40以上のビーチがあり、ロドスタウンの旧市街は世界遺産にも指定されていて、自然と文化どちらも魅力的な島である。
窓を開けるとこんな光景が眼下にありました。これは散歩しなくては・・・。昨日は暗闇て風景が何も見えなかったのだ。

降りていくと小さな教会があった。閉まっているようだが、まるで絵本の世界のようなかわいらしさだ。

道路の下のトンネルを通ってビーチに向かう。
風がないので鏡のようなのったりとした海面だ。

しばらく歩いて今度はホテルの敷地内を散策してみることにした。レンタカーやさん、コンビニ、コンドミニアム、流れるプールに温水プールと設備が整っている。
なるほどこれでは、我々のように半日も滞在しないのにここに泊まるのは奇異に映るだろうなと妙に納得したのだった。
バギー。ロドスではこれに乗って移動する人たちは案外多かった。

コンドミニアムには、小さいながらも専用プールがあり、中央にこのプールがありました。

こちらは音楽の演奏も行われる温室プール。太陽のおかげで屋根が綺麗だ・・・。

なんてしているうちにチェックアウトです。忘れないようにパスポートを受け取りました。
最初は、ロドスタウンから55㎞程離れた場所にあるリンドスの村に行きます。
古代ロドスの三大都市、イアリソス、リンドス、カミロスは、紀元前408年に統合されたがリンドスは今でも機能している。
ロドスは太陽を崇拝し、大いに栄え有名なギリシャ人やローマ人たちをひきつけたというが、紀元前2世紀になるとローマの同盟国となり、弱体化していく。57年に聖パウロが、キリスト教の布教のためにこの島に上陸した。
395年にローマ帝国が分裂、ロドスを含む島々はビザンティン帝国の支配下にはいる。
そして、1309年に、聖ヨハネ騎士団は、「ロドス島騎士団」として設立されて、ロドス市に城壁を建設した。
村の入り口にバスを止めて歩いて村まで向かう。長城にアクロポリスがあり、その下に真っ白な家々とモザイクの道が美しい景観を作り上げている。
石段を登るのが嫌という人のためにロバがたくさんいました。
出番を待つロバたちの家で、

リンドスは、レースが有名だそうです。キプロスでもマルタでもそうでしたが製品は皆微妙に違う。できた商品は地面にそのまま並べてある。

このあたりの入り江に聖パウロが上陸したといわれている。

城壁までやってきました。この上にさらに城があります。町の散策を選んだ私は行かなかったのですが、行けばよかったかなとちょっと後悔している。

リンドスの村を眺めたところ。

ひときわ目立つのは教会だ。後で行ってみましょう。

下まで降りてきて、美しいモザイクの道をあちこちと散策です。



先ほど上から見た教会にも行ってみます。短パンの人はスカートを貸してくれる。




想像していたよりも素敵な教会で、しばらくじっと見入っていました。
ロドスタウンに戻る途中、リンドスの全景が見える場所でバスストップです。
一年のうち300日が快晴といわれるこの島。暑くなってきました。ロドスタウンへ向かいます。