旅行社の企画でお一人様参加限定というのがある。
その中に、お食事だけというものがあった。
現地集合の現地解散というものだ。
ホームページを見ていたら、たまたま普段から気になっているお店が載っていた。
初めてや1人ではちょっと行きにくいお店なので、これはちょうどいいと早速申しこんでみました。
申し込んだのが、催行日の3日前だったがインターネットで申し込めた。
速達で参加証が送られてきました。
で、今日行ってきました。あいにくの雨でしたが、地下鉄から近かったのでそれほど濡れないで済みました。
秋なので松茸を期待していたのですが、今年はことのほか品薄なので残念ながらランチでは出てきませんでした(>_<)
参加している人の顔触れは、お年を召した方がほとんどでしたが、みなさん食べることがお好きなせいかお元気な方が多かったです。
何度も参加しているうちに顔なじみになっていらっしゃる方も多くてあちこちで「あら!」という声がかかっていました。
坪庭とは言えませんが・・・

お品がきです。お魚がメインですが、私は気にしないで好きな赤ワインを頂きます。

前菜です。イチョウの形をした大根の間にあるのが薄く切ったからすみです。私は、生れてはじめていただきました。ちょっとなまぐさい感じが遠くの方でします。これは白ワインか日本酒のほうがよさそうです。
ぎんなんは、今年始めていただきました。祖父江のものとかでとてもおいしかった。もちもちしていてちょっと苦くて・・・。

続いて椀物です。秋味・・鮭をつみれにしたものです。あっさりしていてお出汁がとても聞いていました。なめこもわれわれがスーパーで買ってくるものとは大分違います。

続いてはお造りです。これは絶品でした。脂ののりが良いので赤ワインともよく合いました。

焼き物は、ちょっと一般的すぎて残念!さわらなのだが、私はずっと鰆は、春から初夏にかけてのものだと思っていたので意外でした。ゆうあん焼きです。ゆずは、これからが旬ですが・・・。

煮物は、おいしくいただきました。こうした丁寧な煮物は家庭ではできないです。めんどくさいもの。
ただいんげんじゃあない方がいいな。いんげんのシャリシャリが違和感がありました。

白金豚の山椒煮、今やブランド肉ですが、確かにおいしい。とろとろににてあります。
つけわせのお野菜がおいしい。脂の苦手な私は、その部分は残してしまいました。

最後はデザートです。カボチャのムースの和三盆密掛けとあります。和三盆は、上品で控えめな甘さなので和菓子の味をとても引き立てる。あっという間にいただいちゃいました。

時間が来ると皆それぞれ帰っていきます。なじみの顔でも名前は知らない。知らない人同士が同じテーブルで楽しくお食事なんて、中々あることでは無いですよね。
旅行中は、知らない者同士が一緒に食事をするのは、当たり前ですが、食事のためだけに集まって、終わったらさっと帰る。楽でいいです。これかも行ってみたいお店があったらチェックしておいて、申し込んでみようと思った。