好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

2012年11月

 
 今日は、旅行はちょっとお休みしてダンスの写真を集めてみました。
バリにもジャワにもそれぞれの伝統ダンスがある。
 
 ガムランをバックに踊られることが多いが、ケチャダンスのように男性だけで、掛け声と共に踊られる合唱舞踏もある。今回これを鑑賞できなかったのが心残りです。
 
最初は、歓迎のウェルカムダンス。海岸にしつらえられたステージで踊ってくれました。
 
 
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 バロンダンスの一場面。猿とバロンの掛け合い
 
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 バロンダンスの魔女。生贄の事を伝える。右手右足、左手左足が常に違う動きをしている。
 
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 王子をわが子のように思う首相。
 
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 バロンダンスのサデワ王子と女王
 
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 説明書をもらってみているのですが、やはり何が何だか分からなくなって来てしまう。
 
 ランダだと思うのですが・・・
 
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  最後に男たちが出てきて剣を自分の体に刺します。今でも本当の剣を使っているそうですが錆びているように見えました。観光用でない時は、トランス状態になっているので剣で刺しても痛くないのだとガイドの説明がありました。
 
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 こちらはジャワ舞踏です。
 
  プジュアン、姫が武器の訓練をしている様子を描いている。
 
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 レゴンダンスは、昔からバリの王宮で踊られていた。二〇種類ほどあるというが、今日は、三人の踊り子によって演じられるレゴンクラトンというもの.
 
 二人の踊り子が全く同じ動きをする。
 
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 今日の踊り子さんたちです。一番小さな子は、一二歳だそうです。順番を待っている間ずっと携帯をいじっていました。(*^_^*)伝説の姫の役です。
 
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 ダンスが行われたレストランです。
 
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 ライステラス(棚田)の規模としては小さいが雰囲気は満点です!
 
これぞ南の島といった雰囲気満載だ。
 
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 横を見ると、地元のおじさんがいい具合に籠を担いでやってきた。「チップ狙いだな」と思いながらも声をかけてしまう私。「カメラOK?」
 
 大きくうなずくおじさん。「いっちょ上がりー!」と心の中で思ったかもしれません。そばにいた彼に自分の籠を担がせるというサービス付きでした。
もちろんチップは支払いました・・・・(*^^)v
 
 
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  ここからウブドの村に移動して自由時間となるらしいのだが、知っていたら行きたいところを調べておいたのにと、ちょっと後悔する。
 
 本当に、今回はぎりぎりまでいけるかわからなかったので、旅心に切り替えれないまま来てしまった。
  途中、地球の歩き方を飛行機の中であわてて読んだという次第です。
 
 でも、行き当たりばったりで歩くのが一番の醍醐味かもしれない。素敵な事に当たれば自分の嗅覚をほめ、何もなければ後でガイドブックを見て、こんなところもあったのかと少々悔しがればいいのだ。
 
 まずはウブドの王宮からスタート。ここは以前、中まで見学できたらしいのだが観光客の傍若無人振りに並行して今は外観のみの見学になっている。
 
 王宮の庭に入って正面
 
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  王は、16世紀から存在し、オランダに征服された1908年まで続いた。 
最後の王がなくなってからは、親族が暮らしています。
 
ウブドは芸能の村と称されるように毎晩のようにあちらこちらで伝統芸能の公演が行われています。この日も通りを歩いているとチケット売りの人達が何人も声をかけてきました。
 ここは、ゆっくり訪れたいものです。
 
 ギャラリーや美術館巡りをして、おいしいものを食べて、夜は伝統芸能を鑑賞し、翌日は伝統芸能体験や伝統工芸品作りの体験し、ゆっくりショップを冷やかすのだ。
 
 王宮の舞台でも子供たちが踊りの練習をしていました。ダメ出しが飛ぶ中、みな本当に熱心でした
 
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 市場は、改修中なのでパスして、通りを当てもなく歩いていく。
 
   路地
 
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 ここでは、骨董品屋さんや、本物の伝統工芸品を売る店もいくつかある。もちろんそれらは、高いのだが決して手の届かない値段では無い。それら絵画や布などを見て歩くだけでも楽しい。
 
 家は、古いものが結構残っていてどこか日本の家にも似ていてなつかしい。
 
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 この家の2階の窓は、西洋ティストが採り入れられている。ウン素敵だなあ・・・。
1階はショップに改装されています。
  
 
 
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 ここは、ギャラリーです。素敵なバリ絵画がてんじされている。店員さんも誰もいないのでぶらっと入ってゆっくり見られます。
 
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 入場時間が過ぎていたので入ることができませんでした。外から見学です。
 
  ウブドのヒンズ―寺院です。
 
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 サッカー場です。インドネシアってサッカー強いのかしら?スポーツに詳しくない私です。
 
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 5時半、ウブドを後にしてデンパサールまで戻ります。今日の夕食はレゴンダンスを鑑賞しながらのインドネシア料理です。楽しみ。
 
 
 

 
 ティルタ・ウンプル寺院は、聖なる泉の湧く寺院として信仰を集めている。この日も沐浴する人がたくさん集まっていました。
 
 毎年4番目の満月の夜、祀られている聖なる石碑をこの泉で洗う習慣がある。その石碑に刻まれた碑文に寄れば、泉が発見されたのは962年となる。
 
 門のところでは、彼が出迎えてくれます。
 
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 この奥にあるのが沐浴場。さらにその奥に聖なる泉や神殿などがある。この寺を見下ろす位置に建物があるのだが、それはかのスカルノ大統領の別荘で、デビ夫人とよく滞在していたそうです。
 
 
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 途中で出会った地元の人。正式の格好をしています。われわれも腰に巻く布を借りて中に入る。
 
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 敷地の中には棕櫚の屋根をもったこうした建物がいくつもあります。
 
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 よく見ると素晴らしくきれいだ。
 
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 白い洋服を着た人がヒンズーのお坊様です。その奥にあるのが神殿で、私はもっとよく見たくてお坊様とは知らずに彼の前に出てしまいました。これは、よくないことでお祈りを捧げるときは、一歩下がらなければならないそうです。知らないこととはいえ、失礼いたしました。ごめんなさい!
 
 でもお坊様というより、コックさんのように見えませんか?
 
 
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 お祈りを頼んだ人と。
 
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 これが神殿です。
 
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 聖なる泉を見ている人々。今でもこんこんと湧いていました。
 
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 こちらは沐浴場。順番に並んでいます。この後は一体どうなるのかすごく気になりました。
 
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 沐浴場の中にもお供えの場がしつらえてあり、たくさんのお供え物がささげられていた。
 
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 人々の熱気に新鮮な気分になったかんじです。
 
 きれいな棚田が見られるというポイントに向かう。道が狭く、駐車場もないので、ここでもドライバーさんは車で待機です。人の庭の前を通らせてもらって写真を撮りに行きました。
 
 バリ人にとって、バナナとヤシとそして稲はとても大事なもので、ここではその大事なものがみんな揃っていると説明を受けた。
 
 こんな感じでお茶を飲みながらのんびりとしたい。
 
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今日はお寺の紹介で済んでしまいました(>_<)
 
 

 
 バロンダンスは、バリ人の世界観を象徴しているといわれる。
バロンとは、森にすむ想像上の聖なる獣だといわれており、村を守るご神体として寺院に安置されている。
 
 舞踏劇は、マハーバラタ叙事詩にヒントを得た劇中に、善の象徴として登場し、悪の象徴であるランダと戦いを繰り広げるのだが、面白いのは、善が勝たないところだ。
 二者の闘いは、決着がつかずいつまでも続く。勧善懲悪なのに、善が勝たないのである。
 
 バリには、たくさんの伝統舞踏が伝わっている。元来は、宗教儀礼をもとにしたものである。その後、時間の経過と共にさまざまな形に変容している。
 
 今では観光資源としての舞踏がほとんどだが、ガムランの音色と主に行われる舞踏は、人々の心をとらえている。私も、バリの地で舞踏を見ることは楽しみにしていた。
 
 今回のツアーの中には、レゴンダンスとバロンダンスが含まれている。いろいろな踊りがあるので、短い時間ではとても全部を体験することはできないが、それでも雰囲気だけでも味わいたいと思っている。
 
 舞台。建物自体がちゃんとした建物では無いので、外のクラクションや交通整理の笛などが時々聞こえてくる(>_<)
 
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 踊り手は、見得を切るのですが、歌舞伎の見得に似ている。
左手に、ガムランが陣取っています。
 
 バロン
 
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 踊りの詳しい写真は、あらためてアップすることにして、今日は先に進みます。
 
 この後は一気に島を縦断するように北上してキンタマーニ高原を目指します。
途中で、ウブドのゴア・ガジャ遺跡に立ち寄ります。
 
  ウブドの中心地から4kmほどのところにあり、11世紀頃のものだとされている。
 
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 駐車場かを降りると両側には土産物屋が軒を並べている。それらの呼び声を聞きながら奥へと進んで行く。
 
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  ここでも、腰巻を巻いた御神木がある。腰巻はしめ縄のようだ。腰巻の模様はこの黒白の格子が多いが、好みの問題だそうです。
 
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 階段を降りていくと、一番奥の方に洞窟がありその手前に沐浴場がある。
この沐浴場には、6人の女神が彫刻されておりほぼ完全な形で残っている。この沐浴場の方は、第2次大戦後の1954年に発掘されたもので、それまではこの広場の下に埋もれたいたという。
 大戦以降の発見としては、バリで最高の遺跡とされている。
 
  
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  どなたもとてもふくよかだ。
 
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 洞窟の入り口。あらためて見るとローマの真実の口を連想させる。人間が手のように口に入っていくようだ。食べられませんように!
 
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 「ゴア・ガジャ」の意味は、「象の洞窟」という意味だ。発見したのは14世紀のオランダ人だが、このレリーフが彫られた洞窟自体は、もっと後の1923年になってからだ。
 
 モチーフは、魔女ランダ(バロンの敵として登場している)とも、シヴァ・パスパティ(山を作った神)ともいわれている。
 
 入口の近くには、燈籠とも祠とも言えるようなシュロの小さなお堂がいくつかある。やはり腰巻が巻いてあります。
 
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  中の部屋には左側にガネーシャ神がある。ヒンズーの知恵の神様だ。
 
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 右側には、3体のリンガが祭られており、それぞれがヒンドゥーの3大神であるシヴァ・ヴィシュヌ・ブラフマを表しているという。
 
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 そろそろおなかもすいてきました。このころになると天気があやしくなってきて、気温も下がり寒くなってきた。キンタマーニ高原は、1500位標高があるので涼しいのだ。
 
 この地方の中心は、バトゥール湖でそれを挟むように、アバン山とバトゥール山が対峙している。
バトゥール山は、活火山で巨大なカルデラをもっている。1917年と26年には大噴火をし、今もその溶岩の後が山肌を黒く覆っている。
 
 今日のお昼ご飯は、この湖と山が一望できるレストランでのバイキングだという。
 
 向かって左がバトゥール山、右がアバン山、その手前に横たわっているのがバリの水源と言われるバトゥール湖だ。
 
 
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 アートセンターの絵画に描かれていた風葬の村トルニャンはは湖の向こう側、アバン山の方にある。
 
  バイキングも地方色満載の飾りつけである。
 
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  ハエがすごくて、扇風機を回したり、バナナの葉っぱで覆ってはあるが、あまり役に立っているとは思えない。神経質な人は気になるかも・・・・。でも味はいいのよね。正直これほど口に合うとは思っていませんでした。
 
 レストランのテラスにも神様がちゃんといる。
 
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 本当にバリの人々にとって神様は身近な存在なのだ。
 
 車窓には、田んぼが広がっている。ここでは3期作ができるので、田植えと稲刈りと田起こし、水を張ったばかりの田んぼがいっぺんに見られます。
 
 田植えも稲刈りも脱穀も全部手で行われている。田起こしも人力で行うそうだ。日本昔話の世界である。みているだけで体中がかゆくなりそうだあ・・・。
 
 10世紀から14隻にかけて栄えたタンパシリンに到着。北のはずれにある聖なる泉がわいているティルタ・ウンプル寺院に入ります。
 
 
 
 
 
 
 

 
 今朝も快調な目覚めを迎えることができた。
レストランに向かう途中であったホテルの男性に1枚写真をとらせてもらった。
 
 この民族衣装、なぜか男性が素敵に見えるのだ。ゲレンデの恋ならぬ、バリの恋に陥ってしまうのもわかる気がする(*^_^*)
 
 
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 まずは、アートセンターに向かう。公園の彫刻について説明がある。ガルーダに乗った神が龍を使ってカメを動けないようにしているところだ。同じ彫刻でも昨日の博物館で見たものは、ちょっと漫画チックであったがここのはとても真面目に作ってある。
  バリでも、ジャワでもいたるところにこうした彫刻がある。
 バリでは、この神様のおかげか地震はあまりないそうです。同じ国でもスマトラ島はしょっちゅう大きな地震におそわれるというのに・・・。
 
 
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 アートセンターには、野外劇場がいくつかあり、そこで何らかのダンスが毎日のように行われているという。そんな劇場の一つであるこれは日本の援助でできたそうです。
 
 建物には、そのことを記した文章が書いてあります。思えばこの国と日本は、とても深い関係ある。鎖国の時代にもジャカルタに本拠地を置いたオランダ船が長崎にやってきていたのだから・・。
 
 舞台
 
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 ちょうどここで結婚式の先撮り撮影に出会いました。バリでも結婚式の前に写真撮影を済ませてしまう人が多いという。あの素敵な衣装は、とても重いそうでこの暑いバリでは、来ているだけでも苦行のような気がする。
 
 
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 お願いしてわれわれも撮らせていただきました。「おめでとうございます」
 
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 歩いてこの立派な竜の橋を渡ると、美術館がある。
 
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 美術館というより寺院のような気がします。入口は、この階段を登ったところにある。
 
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 展示されているのは、絵画・木彫り・仮面・銀細工など。特に絵画は、独特な感じを受けた。素朴派に近い感じかな・・・。
 
  美術館の作品から引用しています。
 
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 ここでとても気になる絵画を発見。ガイドに聞くとキンタマーニ湖の近くにトルニャンという村がありそこにはとても良い香りのする木があるそうだ。無くなった死体を埋めないで木の根元に置いておいても臭わないそうだ。骨になったら、お墓に入れるそうです。今でもこの村は風葬が行われていて底に行くと風葬したものを見ることができるという。(もちろん有料です)この絵は、そういう風習を描いたものだという。
 
 
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 こちらは、舞踏に使うガムランだ。ガムランとは、オーケストラのようなものでその楽器の総称もしくは演奏する人も含んでいる。ほとんどが打楽器であるが、バロンダンスの時には、一弦も使われていた。
 
 ここのはとても豪華だあ!
手前の楽器が、ボナン、たくさんある楽器がガンバンという。
 
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 舞踏に使う仮面の数々。
 
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 出口から外を見たら1人の男性が物思いにふけっていた。何を考えているのだろうか?
 
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 美術館の階段はとても絵になるのでここでも撮影会が行われていました。「お日柄とかあるの?」
と聞いたら、「もちろん」と。多分今日はお日柄がいいのだろう。
 
 こちらも撮らせていただきます。豪華な衣装だこと。  「トゥリマカシ―」
 
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 ここから近くのバロンダンスの会場に移動してダンスを鑑賞する。バロンは想像上の聖獣だといわれ、あちこちに安置されている。
  踊りの中では、善の象徴として、悪の象徴であるランダと終わりなき戦いを繰り広げる。
 
 

 
 博物館の庭の隅に物見の塔のようなものがあります。せっかくなので登ってみることに・・・。
暑さのせいか、我々以外にはだれも登りません。と言ってもそれほどの高さがあるわけではなし.。
 
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 上から見た博物館はこんな感じです。
 
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続いて車は、バドゥンマン市場へと向かいます。工事中とかで、なんとなくせまい感じがする。バリは、今、エイペック開催に向けて空港や道路を新しく作ったりしている。この市場がきれいになるのもその一環かもしれない。
 
 この暑さの中、地べたに直接氷も使わずにお魚が売られている。こうしたものを食べてもおなかを壊さないというのはいったいどういうこと?それとも壊すのだが、大事に至らないということか・・・。
 
 毎回、こういう市場を訪れると浮かぶ疑問である(^O^)
 
 ここでも神様は大活躍です。それぞれの陣地の上にマイ神様がつる下げられている。
 
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  塩漬けのゆで卵です。どんな味なのか気になるが・・・。こちらの卵や鶏肉は、おいしいです。その辺に飛び回っているものを頂くのでしょうね。
 
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 お昼ご飯を食べて、バリ島最南部のバドゥン半島にあるウルワトゥ寺院を目指します。
冷えたのどに生ビールがするすると入っていく。アルコール分が少なく抵抗が全くない。地元のビンタンビールという。
 
 
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 食べ物は、後であらためて紹介することにして先に進みます。
目的のウルワトゥ寺院に至る道は、とても混んでいる。ガイドもびっくりするくらいの混雑でした。ジャワ島からフェリーでやってきた大型バスが何台も連なっていて、せまい道を余計に通りにくくしている。その上、バイクが隙間を抜けていくものだから危なくて仕方がない。
 
 予定を大幅に過ぎてしまいました。駐車場についても車を止めるところもなく、仕方がないので寺院の入り口で下してもらいドライバーは車の中で待機することとなった。
 
 ここは猿がたくさんいて、いたずらをするので眼鏡・帽子は着けないでと注意された。
 
 ウルワトゥとは、「岬」という意味でインド洋に面した70mの断崖の上にあります。10世紀に建立され、16世紀になって高僧ニラルタがパドマサナ「最高神を祀る3層のメル」を増築したという。バリでもっとも由緒あるお寺である。
 
 
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 建物は、珊瑚性石灰岩でできていて、それぞれにみごとな彫り物がしてある。
 
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 ここのケチャダンスはとても有名だそうだが、残念ながらわれわれのコースには入っていない。毎晩このダンスを目当てに訪れるお客さんがたくさんいるそうです。ダンスの踊り手は、収入が良いそうで本業をしのぐ1ヵ月6万円を稼ぐそうです。
 
 長い階段を登って、夕日が見えるほうに進んで行く。ホテルで朝日を見て、ここで夕日を見るのだ。
 
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 そろそろと夕闇が迫って来ている。
 
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 境内を突っ切ると視界が突然開ける。海だ!ブーゲンビリアと白波がとても美しい。
ここは、サーフィンポイントとしても有名だそうで、ちかくのスルバン・ビーチは賑わっています。
 
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 断崖と反対側には、夕日を背にした3層のメルが美しい姿を見せてくれている。
 
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 見ると猿が、戦利品を手にして遊んでいる。後ろから近寄って来てあっという間に取って去っていく。
取り返すのは、餌を与えてそちらに夢中になっているすきを狙うしかない。
 
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 もっとゆっくりしたいところだが、予定がおしているという。帰りも渋滞にはまるのは間違いないだろう。
 
 振り返ると、パドマサナが見事なシルエットになっていました。
 
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 今晩の夕食は、ビーチでシーフードを頂くことになっている。有名なお店だそうで、ここに入るまでが一苦労でした。駐車場が、火葬式に使われるみたいで使えず、もう何が何だか分からないほどごちゃごちゃでした。稲刈りと田植えの端境期の今は、地元の人にとっては、遊びや行事に最適なのかもしれません。
 
 それでもやっとのことで、席に座ることができました。やれやれ・・・。私は、魚介類でも赤を飲むのでグラスワインの値段を聞いたら、日本円で何と2000円という。「え!高!フランス料理店みたいだ」
 根が貧乏性なもんで少々気後れする。だってここではおいしいワインが出てくるとは思えないもの。それに対して2000円は・・・・。
 
 飲みたいという気持ちが勝って、オーダーしたのだが、後日お金が足りなくなり、もう一度両替することになりました(;一_一)
 
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 真っ暗なのでよくわからないのだが、目の前は海です。ダンスの音楽がうるさくて波の音は聞こえません。海に向かった右が空港、左が港だそうです。
 
 時計は、9時を回っていますが、今日はまだまだ予定が入っています。ツアーには、マッサージが入っているのだ。しかも1時間たっぷりなのです。(*^_^*)
 
 今までいろいろなマッサージを受けましたが、ここのはかなり気持ちがよかった。エビぞりのようなものやひねりも入り、刺激的だ。コースによって違うようだが、日本円で1000円くらいからあります。
 日本語メニューもあるところから、バリは本当に日本人が多いのだろうなあと想像した。
 
 ガイドによると、昔は日本人が一番。今は中国人が一番と言っていました。そういえば、旅の間、レストランやお店で会うのは中国人と韓国人ばかりであった。
 
 
  ホテルに戻ったのは、10時半を回っていた。部屋の中は冷房が利いていて入ったとたん本当にほっとする。明日は、ウブドに向かいます。

 
 ゆっくり眠ろうと思っていたのだが、すさまじい鳥の鳴き声で目が覚めてしまった。緑が多いということはこういうこともあるよね。
 
 まあぐっすり眠ったせいか、それほど眠くもないので起きてしまおう(^O^)
 
 ビーチサンダルをはいて、海岸沿いの散歩コースを歩いてゆく。
この暑い中にもかかわらず、走っている人もいて感心してしまう。海は遠浅なのですっかり引いてしまい、船が砂浜に打ち上げられたようになっている。
 
 
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 ホテルの庭では、ヤシの木に登って枯れたヤシを切り落としている。上からだるま落しのようにして短く切っていくのだ。気が密集しているところではこの方法がよいのだろうが・・・。
 
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 朝食をおなかいっぱい食べた後は、それぞれの時間を過ごす。彼は、プールで泳ぎ私は、通りの散歩をすることにした。
 
 歩いていると、いたるところに神様がいる。お供え物も地面や、ウィンドウ、棚などいたるところに置いてある。
 
 もともとは、仏教国であったのだが、ヒンズー教に変わり、その後イスラム教が大勢を占めることになったのだが、ここバリではいまだほとんどの人々がヒンズー教徒である。
 
 ヒンズーの神様は、表情が豊かで、エロチックなところもあるし、世俗的なところもある。そういうせいかここの人は、神様も暑いだろうからと傘をさしたり、人間のように腰巻を巻いてあげたりしている。
 
 これも神様かしら?表情が素敵だ。
 
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お供え物はセットになっていて、基本は同じだ。犬や鳥にとられないのだろうか?
地面に直接置いてあるので、踏まれて無残な姿になっているものもあるのだが、こちらの人は片付けることもしなくてそのままほおってある。大事にしているのだか、いい加減なのだかよくわからなくなってしまう。
 
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 ヒンズー教には、ネパールやインドでもたくさん接したが、ここのが一番開放的な感じがした。神様が近いのだ。
 
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 これは日本のしめ縄みたいなものだろうか?
 
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 バリでもたくさんのバイクが、動いている。ヘルメットの着用は必要なのだが、お参りするときはかぶらなくても罰せられない。というのはお寺に行くときは正装をしていく。男も女も頭に髪飾りやかぶり物をするから、メットをかぶれないからだというのだ。このあたりのゆるさも、素敵だ。
 
ホテルの前の通り。ジャラン・ダナウ・タンブリンカン。
 
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 朝でも、ちょっと歩くだけで汗が滴り落ちてくる。そろそろホテルに帰ろうか・・・。
 
 観光は、バンを使う。車の中は冷房が利いているのでとても快適だ。暑さをがまんできるのは、車のおかげである。博物館の中もレストランもお寺も冷房は効いていない。クーラーはお飾りか!
 
 
 デンパサールに向かい、バリ博物館に入ります。
 
 ヒンズー教やバリの文化が紹介されている。
 
 中に入ると目を引くのがこの建物だ。
 
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全部で4つの展示棟から成り立っており、1932年にオープンした。
 
  シュロでできた屋根が印象的だ。
 
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 どの彫像も生き生きとしていて、それらを見ていくだけでも楽しい。
 
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  胸が大きいから女性のようにも思えるが、顔は怖い。まあ神様は男でも女でもないから・・・。
 
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 インドネシアは、木材の宝庫でもある。そのせいか木彫や家具作りも盛んで日本にもたくさん輸出されている。我が家にも、あります。見た目よりずっと安く買えるのでなんだか得した気持ちになれる。
 
 獅子が押さえているのは、カメで地震が起きないようにがんじがらめにするのだそうだ。
 
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  ともかく彫像ばかりに目が行ってしまう。どうしてこんなに魅力的なのだろう。
 
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 この白い顔の人は、王様に嫁いできた中国人のお妃だそうです。お祭りに使われるというが、なんだか怖い。
 
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 3番目の棟は、バリの人が生まれてから亡くなるまでの儀式の説明がしてある。バリでは、歯も6本ほど、短くするそうだ。ガイドさんも短くしてありました。バリは、亡くなった時は土葬なのだが、後でもう一度火葬式というのを行う。これはとても大事な行事で、盛大に行うのでとてもお金がかかるそうだ。
 
 お金持ちの人は、土葬をやらずに火葬式のみを行うこともあるし、お金のない人は土葬で済ませてしまうこともあるとか。ヒンズー教でも、ガンジス河で見たような事はここでは行わないのだろう。
 
 沖縄などでも、洗骨を行うところはあるのだが、無くなるということについての意識の違いからか、暗さは全くなくむしろ喜ばしいことととらえている気がした。
 
 火葬式は、儀礼さえ守ればわれわれ観光客でも参加することができるといいます。
 
 
 建物の中から外に出てくると、めまいがしそうだ(>_<)

 
 以前は、セントレアからもインドネシアへガルーダの直行便があったのだが、今はなくなってしまったので今回はなんと大韓航空でインチョン経由でデンパサールまで向かうことになっている。
 
 昼の13時40分にここを離陸して、デンパサールに到着するのは日付の変わる寸前の23時40分だ。ホテルに到着する頃には、確実に夜中の1時を超えているだろう。
 
 バリ島の方は、日本とは時差が1時間。ジャワ島の方は2時間ほどある。
 
 機内で時刻を合わせ、空港内に入ったとたん猛烈な湿気が襲ってきた。名古屋もかなり湿度が高いところなので、慣れているつもりであったがここのはかなり強敵だ!
 
 
 迎えのガイドとともにホテルへと向かう。バリ島生まれのインドネシア人なのだが、日本語学校で日本語を習ったという。インドネシア人の方々は、三重県の漁業の研修生として来日したりしている人もいるようだ。以前は、たくさんの日本人がやって来て、たくさんお買い物をして行ったそうだが、今は大量の中国人がやって来て、大量の買い物をしていくそうです。どこでも中国人が幅を利かせているようです。
 
 ホテルのあるサヌ―ル地区は、バリ島の南部のリゾート地区である。空港からは、30分ほどで着いた。歓迎のレイをかけてもらって部屋に入った。
 
 老舗のホテルで新しくはないが、居心地のいい感じだ。
 
 今回は、訪問地も本当の観光地だし、旅行社も大手のJTBなので、ホテルも食事もいつもの旅行に比べると快適でした。たまにはこういう旅もいいなあと思った。
 
 明日は、11時半出発とゆっくりです。
 
 写真は、翌朝ホテルを散歩した時に撮ったホテル内の写真です。
 
 熱帯なので、花がたくさんあります。これは、池の水連。 
 
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 ホテルの庭越しに見たレストランのある棟。
 
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 プールは、全部で4つほどあり、レストランも9つ他にはバーやスパもありました。
 
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 プール・バーは伝統的な建物の形をしている。
 
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 日 本人がたくさん利用するらしく日本語表記の案内があり楽チンでした。
ガーデンは、とても手入れがされており、散歩するには最適です。
 
 
 敷地内のヒンズーの神様。日本でも広いお宅にはちょっとした祠がありますよね。
 
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 噴水とハス。
 
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 ホテルの入り口。車はここで停まり爆弾などがないか調べられます。何年か前爆破テロがあったからだ。
 
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 日本の桜のように散った赤い花。
 
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 プライベートビーチです。従業員の方がきれいに筋をつけていました。
 
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