好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

2014年06月


 行けそうでなかなか行けなかったのが、道北でした。
網走まででそこから北が遠くて・・・・。

 今回は、チャーター便を利用していきなり稚内に入ります。チャーター便と言う事もあり参加人数も大所帯に膨れていて、少々心配でしたが2台のバスに分乗しての旅だったので全く大丈夫でした。

 朝8時45分名古屋空港を飛び立った機体は、2時間余りで稚内の空港に到着し、市内へと向かった。
まずは腹ごしらえです。

 レストランの裏手が稚内の新しい駅舎になっていたので、食事の跡にちょっと行ってみる。

 リニューアルしたばかりの様で真新しい。道の駅と同じ建物になっていた。
そこかしこに最北端をアピールしています。

 
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 最北端の線路。これより北にはレールは伸びていない。終点であり始発点でもある。

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 1日に運航本数が極端に少ないので列車に出会えればラッキーですよと言われていたが偶然入選してきました。1両編成です。

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 ここには、稚内のイメージキャラクターの「だしのすけ」も居ます。漢字でかくとこうです。
「出汁之介」

 
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 この後バスは、宗谷岬を目指します。途中、北海道遺産に指定されている宗谷丘陵を通って行く。
ここは、氷河期に地表の凍結・融解の繰り返しによってできた「周氷河地形」が形成されそれが残っている場所です。なだらかな丘が遠くまで続き、そこに建っているウィンドファームの風車が美しい。

 
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 レーダーでしょうか?丘の上に建っている。

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 特産でもある宗谷牛がたくさん飼われている。国内最大規模の肉牛牧場だそうです。草が沢山あるうちはこうして牛舎の外で過ごす。

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 稚内は風の町である。市内には、74基の発電用風車が動いており、宗谷岬にはそのうち57基もあります。太陽光発電もおこなわれており、両方で市内の消費電力の9割をまかなっているのだそうです。

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 バスを降りて少し歩きます。これはチシマフウロの花だ。

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 さっきまではれていたのに、急に霧が出て来た。風車の家も霧の中。

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 ここは、宗谷岬のすぐ上にある宗谷岬公園だ。公園にはあの大韓航空撃墜事件で犠牲になった人々の祈りの塔があります。あれからもう30年が過ぎようとしているのだ。
 私もここにきて「そう言えばそんな事もあったよね」と思いを新たにしました。

 塔の周辺はアルメリアの花が植えられている。塔は、鶴の形を表している。

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 アルメリアの花。別名ハマカンザシです。

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 公園の端に立ち下をのぞくと屋根にこんな文句がありました。

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 霧は、岬に我々が到着するとなぜかはれあがったのです。ラッキー!ここで、日本最北端到着証明書なんてものを購入する事も出来る。

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 近くの流氷館に入ってみる。お店の前はこんな感じになっています。

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 中は氷があるのでものすごく寒い。1分も居るとつらくなってきます。流氷大きいです!

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 再び市内に戻り、フェリーにのり利尻島をめざす。季節とあった沢山の団体や旅行者で船は混んでいる。乗船時間1時間40分ほどで利尻に到着。さっそく利尻富士の出迎えを受けた。

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ホテルには、5分ほどで到着。明日はいよいよ島を回ります。


 道の駅中部のスタンプが完全制覇となったので、事務局にノートを送っていたのが、
戻ってきました。

 ご褒美は、ヒノキでできた認定証でした。


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 明日から利尻島と礼文島に行ってきます。気温を見ると20度行かないんですよね。
何を着て行ったらいいのか・・・。

 
 チュニジアでは、結構猫を見かけました。海岸部だけではなく、内陸や砂漠地帯でも・・・・。
ただ、全体に小さくて痩せている感じでした。
 
 人懐っこいというわけでもなく、かといって身も蓋もないような愛想なしというわけでもない。
 
 土産物屋のねこでしょうか・・・。
 
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 カイワラーンの猫。ホテルの前の広場で・・・。
 
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 同じくカイワラーンのメディナの猫。無きまねしたら振り返ったところです。
 
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 トズールの市場で。肉屋の床で兄弟達と遊んでいた子猫。痩せています。
 
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 マトマタのレストランの猫。お客がごはんを食べ終わるのをじっと待っている。
 
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 この子には、兄弟か姉妹がいました。
 
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 スースのメディナの中で。そんなに見つめないで・・・(*^_^*)
 
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 この黒ネコさんは、穴が気になるようで・・・。
 
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カルタゴの遺跡。アントニウスの浴場のキオスクで。この子は人懐こくて抱かせてくれました。
 
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 チュニスのメディナの中で。かごに入っていました。
 
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 同じく、メディナのウィンドウ猫。自分の体をきれいにするのに余念がない。
 
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 チュニス朝の散歩のときに・・・・何かの研究所のような感じの建物が猫の集会場になっていました。
 
 
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 変な東洋人をじっと見つめています。(^^♪
 
 
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 ここからは多分、ビザンチン時代だと思います。
ローマ時代と比べるとかなりモザイクのピースが大きくなっている。

 緻密さはローマの時代にははるかに及ばない・・・。
でも、親しみやすい。

 死んだ人を納める棺。大理石のようだ。

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 これらはお棺の蓋らしい。どのように使用するのかは聞きそびれてしまった。

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 状態のとても良い洗礼槽。スベイトラの遺跡でも幾つか見ました。

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 鏡を召使に持たせて化粧をする女性。鏡に映った顔までちゃんと描いてある。当時のプライベートな部分をのぞき見する様な不思議な気分になる。

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 これも、 この博物館の有名な展示物の1つである。古代のローマの詩人ウェルギリウスと神。

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 此処まで見て来た所で、自由時間になりました。気になっている物やもう一度見たいもの、違う部屋に行ってみたい人等それぞれの過ごし方をします。

 私は、戻って気になっていた部屋に向かいました。

 このドアは、公的な部分と私的な部分を分けていた扉、この向こうが長官のプライベート部分だと言う。

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 私には、日本の焼き物の織部にしか見えないのだが・・・。何なのかしら?

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 これも何だかわからないのですが、人物がユーモラス。バッハの様な頭は多分かつらでしょう。
顔はお地蔵さまの様だ。

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 先ほどの大ホールの横にあった小部屋。これが見たかったのだ。どういう部屋かわからないがとても凝った作りになっています。

 向かい合う様にして室内バルコニーがある。

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 オーバルの天井。

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 向かい合うバルコニー、どちらも素敵。

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 女性が現れて楽器を奏で始めた。

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 博物館の裏手の方は、外観もオスマン時代の様子が残っている。

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 玄関ホールの正面に掲げてあるとても大きなモザイク。中心にはポセイドンがいます。

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 2時間以上も見学できて、一同大満足で空港に向かったのでした。
チュニスの空港は、お水のセキュリティがゆるくてそのまま持ち込めました。もっともこれも係官次第なので、たまたまなのかもしれませんが・・・・。

 モザイク三昧の旅でした!
 

 
 天使がいっぱい!
 
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 戦うくま。自然界では無くて円形闘技場などの見世物かも・・・。
 
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 こちらはライオン。
 
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 ダチョウまで・・・。こうしてみると動物達がとても近い存在だったことが分かる。
 
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 ライオンと戦う戦士。
 
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 このひょうの生き生きとしている事。おしりなんかさわってみたくなってしまうほどだ。
 
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 トラ。毛皮に加工していたのだね。何だかユーモラスに見えてしまう。
 
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 建物の中心にあるホールです。吹き抜けになっていて1階には生贄台やモザイクがある。
オスマン時代の宮殿の特徴がよくわかる。
 
 
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 上から見たモザイクの1つ。
 
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 一回に降りてゆきます。階段ホールの天井。
 
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 1階には、吹き抜けホールの横に女性(複数の夫人)達の部屋がある。
いかにもイスラムという、モスクなどでよく見かける透かし彫りの壁と天井。床にはモザイクが嵌め込まれている。
 
 
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カレンダーになっているらしいです。
 
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 ホール部分に進みます。生贄を置いた台だと説明をうけましたが・・・・。
 
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 狩猟だけではなく、農耕の場面もモザイクに描かれている。
牛や馬も描かれている。
 
 
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 時代は少しづつ下って行きます。
綺麗なタイルの部屋を抜けて違う建物へと移動する。
 
 
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 お棺や洗礼槽が展示してある部屋に来た。
 
 

 
 最終日。朝1時間ほど散歩。教会や市場などを楽しむ。
 
 アフリカのルーブルと称されるバルドー美術館は、圧倒的なモザイクのコレクションで有名だという。
 
 今まで見てきた遺跡からの出土品もここに展示されているのだ。
 
 建物は、オスマン時代の統治者の宮殿を利用している。外観の愛想なしの雰囲気からは想像できないようなエキゾチックな部屋もいくつかあります。
 
 入場してすぐのところにあるモザイク。ボクシングってこんなに昔から有ったんですね。ちゃんとグラブもはめている。
 
 
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 最初に、2階に向かった。部屋の天井が素晴らしい。4方の壁には絵画と見紛うほど細やかや色使いのモザイクが展示してある。
 
 
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 四季を表したビーナスと真ん中のポセイドン。
 
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 春
 
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 額縁のようなモザイク画とても効果的だ。
 
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 絵画でもこれほど肉体を表現するのは難しいのでは・・・。
 
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 ブラレジアの遺跡でも見かけた狩猟図。
 
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 動物のモザイクが多いのは、猟や漁の成功を祈願しているのだろうか?
 
 長い魚はウナギ?ローマ人もウナギを食べていたのかしら?
 
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 追う犬、逃げるイノシシ。
 
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  当時の一般の家だろうか。
 
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 静物画だってこの通り。
 
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 この美術館の目玉の1つ。古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「オデッセイア」の1場面絵を描いたものがある。
 
 ユリシーズとセイレーンの場面。マストに己をくくりつけてセイレーンに対抗しようとするユリシーズと右手にはセイレーンの姿も。座っている戦士達は、耳栓をして彼女の声が聞こえないようにしている。
 
 
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 海に落ちたものは、下半身がイルカに変身しつつある。船の上のはげた人物はバッカスだそうです。
右手の方にタコも描かれている。
 
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 この奇怪な人物(?)もバッカス。
 
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こちらは仕留めた獲物を運んでいる。寄り添うように犬が描かれているので、ローマの人にとっても犬は大事な家族の一員だったのだろうか?
 
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 エジプトの象形文字や壁画を見ていくような楽しさがある。大きな絵本を見ているようだ。
 
 絵本を最初のページをめくったばかりです。
 


 乾燥した遺跡の中でも色々な花が見られました。

 水を必要としないように葉っぱは、とんがって小さくなっており、
はなびらも水の蒸発を防ぐ様な形に進化しているきがした。

 あざみの類が多い気がしました。

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 これは花ではなくて実の様ですが・・・・。

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 これは、シャラシャラ音が出そうな感じ。

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 色は、何故か紫と黄が目に付く。

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 おなじみサボテンの花。実も紫色でこの後実ります。

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 奴隷市場の入り口の辺りで振り返るとこんな感じに神殿が見えていました。

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 奴隷市場の跡

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 此処からの眺め。石積みの建物は浴場です。

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 記念写真のスポットです。我々も此処で集合写真を撮りました。

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 浴場跡に入ります。

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 床面には少しモザイクが残っています。ここのモザイクも良いものは博物館に収められている。


 塔の様に見えているのは、ベルベル人のお墓だそうです。集合墓なのかしら?

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 坂道には滑り止めがちゃんとあります。この道の先には、トイレや娼婦宿がありました。

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 トリフォウムの家。食堂のように見せかけた実は売春宿でした。小部屋に別れている。

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 12人が座れるトイレ。ローマ人のトイレはこのように大勢が座れるものが多いのだが、トイレ談義が好きだったのだろうか?

 
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 こちらのトイレには、ちゃんと手洗いもあります。これは珍しいんじゃないだろうか。

 大満足の帰路、神様がおまけを下さった。きれいな花の群生です。

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 明日は、バルドー美術館で素晴らしいモザイクの数々を見ます。

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