8時に迎えが来るというので今日は早起きしました。フロントとは話せないので、約束の時間より5分ほど早く降りていきました。
我々だけかと思っていたらもう1組お客さんを拾っていくという。日本人の中年男性2人組という。しかも後で聞いたらご近所さんなんですって!会社関係でも学生時代の友人でもなく日本のおじさんもなかなかやるなあという感じです。
家族には「なんでマレーシア今行くの?」といわれたとか。それでも用心してJALでやって来たそうです。私もマレーシア航空は、事故が続くので乗りたくない。
イポーへは、行きは列車で帰りは自動車という組み合わせになっている。セントラルまで向かい、発車時刻まで少々待つ。その間に私はガイドさんと空港行きのエクスプレスのチケットを買ってきました。
帰国便は、セントラルを6時過ぎには出たいので、チケットを買っておいた方が楽だなと思ったのだ。有効期間も1か月あるので・・・。
列車と乗組員

イポーまでは2時間ちょっとくらいです。最初は良かったのだが、冷房が効きすぎていてとても寒い。でもこちらの人は全然平気なのか…隣の女の子は、短パンにノースリーブという格好だ。
もうだめだ。寒さで凍える。デッキに出てしばらくたっていました。もういいかなと戻るもやはり5分もいると震えてくる。結局終点近くまで外で立っていました。指定席なのにね・・・(+_+)
イポーの町は植民地時代の建物が残っていて美しい地域がある。駅舎も繊細なつくりになっていた。

外観。

駅前にはこの街の名前の由来となった大きなイポーの木が植えてある。

こちらも歴史的建造物の市民ホール。この辺りには同じく歴史的建造物の裁判所や市庁舎なども並んでいるが、見学コースには含まれていないようだ。

車に乗ってさっそく連れていかれたのが街の食堂だ。ここで名物の米粉のヌードルをいただくのだ。冷房の効いていない場所で熱い麺!
勝手なものでさっきの列車の寒さが恋しくなってくる。
イポーはもやしで有名なので麺にはたっぷりもやしが添えられている。それを自分の好みの量だけドンブリに入れて食べていく。

外まであふれていました。

見て!この暑いときに熱い麺をセーター着て食べているんだよ。

この後は歩いてこのあたりを見てゆく。お菓子の製造も盛んだそうで、お菓子を売っているお店も目立つ。
後目立つのは鳥の蒸し焼き。紙に包んで蒸し焼きにしてあり持ち帰るのだそうだ。そばを通るだけで炭の熱気でむっとする。

こちらも名物のパイカジャムの入ったお菓子。ただいま焼きたてだそうです。

まだまだ目につくものが…ザボンだ。ボールのように網に入れられて売っている。

暑いよう!!!!!

商業の町として栄えたそうだが、今でも海外の企業が進出している。
列車の冷房はあんなに利かすのにお店には冷房がないんだもの・・・・。
名物の豆腐花も汗だくでいただきました。甘いシロップがかかっています。

トイレは、街一番のホテルのものをつかわせてもらい郊外の洞窟人の見学に向かう。
この辺りの山は岩山で洞窟が多くそれを利用した寺院や建物が多いのだそうです。
その中の1つ、ペラ・トン寺院。中に入ると瞬間的にはヒヤッとして気持ちがいいがすぐに汗が・・・。


階段が作ってあり展望台に行けるようになっている。暑い暑いといいながら高いところがあるといってしまう。私のほかは誰もいかない。
展望台から。きれいな眺めでなくてちょっとがっかりでした。工場も多いのだ。

帰りは高速でクアラルンプールまで戻ってきました、。3時間近く掛かるので途中一回トイレ休憩をはさみ6時くらいにホテルに着いた。
最終日は、私1人で近所をぶらついたりショッピングセンターでご飯を食べたりして過ごした。
帰国便は8時半なので、2時間前までに空港に行くにはかなり早くにホテルを出なくてはいけない。
タクシーをフロントに頼んだら、ここだと高くなるから自分で表のタクシースタンドに行って交渉した方がいいといわれる。
予約して部屋に電話がないからフロントで待っていると伝える。何だか心許なくて本当に伝わっているのか心配。モノレールが動いている時間ならいいのだが、あいにく始発時間の前なのだ。
当日の早朝、ドキドキして待っていたらちゃんと来てくれてほっとした。前もって交渉した値段より2リンギットほど高かったがそれくらいの誤差なら何ということはない。
Tちゃんお世話になりました。眠っているようでしたので黙って出てきましたよー。