スロバキアは、面積は北海道の約5分の3ほどで、人口は約542万で、スロバキア人が85%、ハンガリー人が9、6%、他にもロマ・チェコ・ドイツ人なども見られる。
首都はブラスチラバで、ここに約45万人ほどの人々が暮らしている。首都なのに国の西側に位置し、オーストリアにあまりに近いので独立のとき異議を唱える人もいたという。
ウクライナ・ポーランド・ハンガリー・オーストリア・チェコと国境を接し東西を結んでいるの交通の要所となっている。ウクライナなどと比べると格段に道路事情はいいらしい。
宗教は、カトリック教徒が69%を占め、プロテスタントは7%ほど、東部の方では東方正教徒も見られる。共産党時代を経ているので無信仰者も結構多いそうです。
通貨はユーロが導入されていて、同じ国だったチェコがいまだ自国の貨幣を使い続けているのとは対照的である。人口500万人というのは国が自立してやっていけるぎりぎりの人口だそうです。
ブタからは3時間ほどかかったが、夕食までには間があったので旧市街を散策してみました。
ハンガリー時代の建物が建ち並んでいて、ルネッサンス・アールヌーボー・バロック・ゴシック等々、様々な建築様式がみられ歩いているだけでとても楽しい。
コシツエが歴史に登場したのは13世紀のことで、1290年にハンガリーの王立都市に昇格している。その後数百年間ハンガリーの重要な工業都市として栄えた。
考えてみれば、この国がチェコと連邦を解消してからまだ22年しかたっていないのだ。そういう意味では新しい国といえるかもしれない。
石畳にトラムの線路が続く旧市街。

路地を覗くとカフェで休む人の姿がある。

荘厳なスロバキア最大のカテドラルの前に立つのは、地味な聖ミハエル礼拝堂。

なんとなくウィーンやミラノの大聖堂を連想してしまう立派なゴシック様式の聖アルジュベティ聖堂。詳しい話は明日聴けるので中に入ってみます。

お祈りを捧げておられる方がいるので、遠くから1枚撮らせていただきました。

大聖堂の広場に立っている不思議な形の塔は、ウルバン塔。鐘楼としての役目があったそうだが、今では鐘は広場に置かれている。

この鐘、落ちた時には壊れなかったのに消火のために水をかけたことによりひびが入って割れてしまったとか・・・。

これらが一列に並んでいるのはフラブネー広場でそのままとおりとなって博物館まで続いている。
街一番の通りで、たくさんのショップやレストランが並んでいる。今はまだバカンスのシーズン中なのでそこそこの賑わいです。
この一番上にマリア像のある彫刻は、ペストの記念碑である。これはヨーロッパを旅していると本当によく見かけ、当時の人々がどれほど恐れ苦しんだかがよくわかる。スロバキアでも、あちこちの広場で見かけました。

フラブナー通り。

ここから、戻って再び建物を見て行きます。




まるでケーキ見ているようだ。

シンプルな、絵本に出てきそうな教会。

19世紀末に建てられた国立劇場。その前の噴水は、音楽に合わせてダンスします。


明日の朝も早起きして、誰もいない通りを歩いてみたくなってしまったよ(*^^*)