好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

2015年08月


 スロバキアは、面積は北海道の約5分の3ほどで、人口は約542万で、スロバキア人が85%、ハンガリー人が9、6%、他にもロマ・チェコ・ドイツ人なども見られる。
 
 首都はブラスチラバで、ここに約45万人ほどの人々が暮らしている。首都なのに国の西側に位置し、オーストリアにあまりに近いので独立のとき異議を唱える人もいたという。

 ウクライナ・ポーランド・ハンガリー・オーストリア・チェコと国境を接し東西を結んでいるの交通の要所となっている。ウクライナなどと比べると格段に道路事情はいいらしい。

 宗教は、カトリック教徒が69%を占め、プロテスタントは7%ほど、東部の方では東方正教徒も見られる。共産党時代を経ているので無信仰者も結構多いそうです。

 通貨はユーロが導入されていて、同じ国だったチェコがいまだ自国の貨幣を使い続けているのとは対照的である。人口500万人というのは国が自立してやっていけるぎりぎりの人口だそうです。

 ブタからは3時間ほどかかったが、夕食までには間があったので旧市街を散策してみました。

 ハンガリー時代の建物が建ち並んでいて、ルネッサンス・アールヌーボー・バロック・ゴシック等々、様々な建築様式がみられ歩いているだけでとても楽しい。

 コシツエが歴史に登場したのは13世紀のことで、1290年にハンガリーの王立都市に昇格している。その後数百年間ハンガリーの重要な工業都市として栄えた。
 考えてみれば、この国がチェコと連邦を解消してからまだ22年しかたっていないのだ。そういう意味では新しい国といえるかもしれない。

 石畳にトラムの線路が続く旧市街。

 
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 路地を覗くとカフェで休む人の姿がある。

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 荘厳なスロバキア最大のカテドラルの前に立つのは、地味な聖ミハエル礼拝堂。

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 なんとなくウィーンやミラノの大聖堂を連想してしまう立派なゴシック様式の聖アルジュベティ聖堂。詳しい話は明日聴けるので中に入ってみます。

 
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 お祈りを捧げておられる方がいるので、遠くから1枚撮らせていただきました。

 
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 大聖堂の広場に立っている不思議な形の塔は、ウルバン塔。鐘楼としての役目があったそうだが、今では鐘は広場に置かれている。

 
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 この鐘、落ちた時には壊れなかったのに消火のために水をかけたことによりひびが入って割れてしまったとか・・・。

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 これらが一列に並んでいるのはフラブネー広場でそのままとおりとなって博物館まで続いている。
街一番の通りで、たくさんのショップやレストランが並んでいる。今はまだバカンスのシーズン中なのでそこそこの賑わいです。

 この一番上にマリア像のある彫刻は、ペストの記念碑である。これはヨーロッパを旅していると本当によく見かけ、当時の人々がどれほど恐れ苦しんだかがよくわかる。スロバキアでも、あちこちの広場で見かけました。
 
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 フラブナー通り。

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 ここから、戻って再び建物を見て行きます。

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 まるでケーキ見ているようだ。

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 シンプルな、絵本に出てきそうな教会。

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 19世紀末に建てられた国立劇場。その前の噴水は、音楽に合わせてダンスします。

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 明日の朝も早起きして、誰もいない通りを歩いてみたくなってしまったよ(*^^*)


 夕方関空に到着し、8時半頃には家にたどり着けました。
今年は異常気象で暑さを覚悟してたけれど、到着した日からようやく涼しくなったとかで快適な気候でした。

 でも、今日はウィーンは31度ですって!また暑さがぶり返すのだろうか・・・。

 昨年改装が終わったカタール航空の本拠地ハマド国際空港は、とてもきれいになっていてびっくり。でもひろいわあ・・・。

 子供のためなのか大人のものなのかよくわからないオブジェがあちこちにあります。中で人が休んでいました。

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 ここからさらに乗り継いで、ブタペストで降りそこからバスに乗ってスロバキア第2の都市コシツェまで向かいます。
 乗り継ぎの機内はエアコンの関係なのか煙のような機体が吹き出し口から出ていてまるで火事のようだ。
時々こういうことはあるが今回はすごかった。写真にするとそれほどでもなくて残念ですが・・・。

 
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 帰国便では、本当にちょっとした煙がでるいうハプニングがありました。
この時期アラブのお金持ちは避暑のためにヨーロッパに出かける。当然メイドも一緒に行くのだが、彼女達はビジネスではなくて、エコノミーの最前列にずらっと並んでいた。
 
 で携帯を充電しながらずっと使っていたらしい。その中の1つが発火したのだ。煙は出るし、科学的ないやな焦げた臭いはするしで、えーというかんじでした。
 幸い大事にならなくてよかったのですが、こういう使い方も乗り物内では禁止した方がいいかも・・・。

ハンガリー平原を東に走り途中で北上していく。季節外れのひまわり畑が広がっていました。7月に来たらさぞかしきれいな光景だったろうな。

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 ハンガリーもスロバキアもEUに所属しているので国境はない。トラックだけが関税のチェックを受けるのかたくさん止まっていてかつての国境がここにあったことを物語っている。

 両替所はありました。
 
 
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 コシツェは、スロバキアに位置する人口20万ほどの街だ。街の入り口部分には共産時代の名残のアパート群が建っている。

 大きくて愛想がない。

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 ホテルは、旧市街の外れにある。
ホテルから旧市街の方向を見たところ。ゴシック様式の聖アルジュベティ大聖堂が見える。

 
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今、ヨーロッパでは路面電車が見直され復活しているというが、この街でもあちこちで建設されていた。おかげで昨日は通れた道が今日は、通れなくなっているなんてことも・・・。

 
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 まずは報告でした。


 久しぶりの大雨で目が覚めた。当地は、何故か夕立やにわか雨が降らない。

 だけど夜中に久しぶりの雨音を聞いた。風もあるので涼しい朝です。
今日は1日中こんな天気らしい・・・。

 鹿児島の桜島の噴火予報も気になるところだが、明日の夜からスロバキアに行ってきます。
ここのところ偶然ヨーロッパに行くことが多い。

 チェコの方は何年か前に行っているのだが、時間がなくてその時はスロバキアには行けなかった。
観光地としてはまだまだ発展途上らしいのだが、涼しそうだったので決めたのだが、何と今年はヨーロッパが猛暑で30度超えの毎日だという。

 暑い日本を脱出するつもりだったのにそれでは、避暑にならないではないか( 一一)

 でも今週末辺りから気温が下がりそうな予報なので、着るものを何をもっていっていいのかさっぱりわからない。
氷洞や洞窟、高山もたずねるので添乗員さんは0度近くなりますから…というのだが、この暑さでは頭が寒さを受け入れないのです。

 で、薄手のダウンにフリースに帽子・手袋、ヒートテックに使い捨てカイロを詰め込んだ。20度以下の服装ってどんなだっけ?
 反対に暑さ対策もしなければいけないので、現地にいるのは9日くらいなのに結構な荷物になってしまう。
本来暑い時期の荷物は少ないのだけれど・・・・。

 帰国は28日の夜の予定です。
 


 実家に帰る道からちょっと寄り道をすれば大賀ハスの咲いている所があるということは以前から気になっていて、いつか見たいなと思っていた。

 でも忘れていたり忙しかったり、時期が違っていたりとなかなか見る機会が無かった。

 でも今日やっと行ってきました。花の盛りはもう過ぎているらしくて、満開とはいかなかったけれど・・・。
それでも太陽が天空にある暑い日差しの中凛として咲いていた。
 蓮は午前中に咲くものかと思っていたのですが、そうではないのですねえ。

 まずは、萬嶽寺というお寺を訪ねてみた。大きな鉢にたくさんの蓮が栽培されていました。大賀ハスばかりではなくて、初めて見る蓮もありました。

 昭和26年に東京大学の農場の泥炭層の中から発見された約2000年前の古ハスの実が発見された。発見者は、植物学者大賀一郎博士で、博士は発見された3粒の実の内の1粒の発芽に成功。翌年見事に大輪の花を開花させたのだった。そのハスは、博士の名前から大賀ハスと名付けられ、日本だけでなく海外にも紹介された。

 年月を経て大賀ハスは、あちこちに広がって行き、ここ中津川の阿木地区にもやって来たというわけだ。

 
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 見ごろは、7月の後半から8月のはじめくらいのようです。20日まではハス祭りとなっていましたが、花数は少ない。

 六地蔵と一緒に。

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 珍しい八重の蓮もありました。千弁蓮というらしい。

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 白いのはまた種類が違うのだが・・・。ハスって案外種類が多いのです(#^^#)

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 こちらは、ハスと名前がついていましたが、どう見ても葉っぱはバナナのようだ。雲南地湧金蓮とある。

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 せっかくなので移動して蓮田も見ていくことにしました。何か所かあるのですが、簡単に探せそうなところを選んで車を走らせる。

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 田んぼの方は、葉っぱの方が目立っていました。動物除けの電気柵がいっぱいあるので怖かった。この辺もいっぱい動物が来るのだな。


 昨年に続いて今年も袋井の花火大会に行ってきました。
台風で天候の良くなかった昨年と違って今年は太陽が照り続ける中での開催となった。

 人でも大勢な感じで期待感も膨れあがる。

 航空自衛隊の展示飛行などもあり順調に進んでいたのだが、前半が終わったあたりから雨が降ってきた。
今まで全然降らない日が続いていたのになぜよりによってこのタイミングで降って来るのだ!

 雨は合羽を着ているから我慢ができるのだが、煙が流れていかなくてせっかくの打ち上げ花火の姿を見ることができない。

 音はするのだが、花が全然見えない。今までいろいろな花火大会に行ったが、これほど何も見えない花火は初めてでした。

 仕掛けも、最後の大スターマインもすべて台無しになってしまい、この日のために頑張った花火師さんもさぞやがっかりだったのではないだろうか?

 我々も、「結構なお金を払って出かけて行ったのにー」と、文句を言っても仕方がないお天気にぼやきが出てしまう。


 前半雨が降らない時の花火ですが、メインは後半なんですよねー(:_;)
 
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煙で・・・・。でもこれでもましな方です。上空は何も見えませんです。

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火薬のにおいが漂っていました。


 久しぶりに薪能を見に郡上の大和町に行ってきました。

 天気予報に寄れが郡上市でも最高気温は38度予想という猛烈な暑さにおびえながら出発です。
途中地元の酒蔵で地酒の試飲をして、目的地の古今伝授の里までやって来た。

 古今伝授とは、古今和歌集の解釈を中心に歌学や関連分野の色々な学説を師から弟子「秘説相承」の形で伝授することを言うという。
 ここ大和は、東氏、連歌師の宗祇にゆかりがある地で、それらの関連資料が展示説明してあるのがここ古今伝授の里だ。

 文学館や資料館などのほかにもレストランやお茶室なども大きな施設だ。その隣が明建神社で、夜になると能が奉納されるのだ。

 見学の前にお食事のフレンチをいただきます。古今和歌集とフレンチとは意外な感じもするのですが、なかなかおいしかった。

 この後は神社に移動して、7日祭を見学します。

 明建神社は、城主東氏(古今伝授の家柄)の守護神である妙見菩薩をおまつりしてある。古くから毎年旧暦の7月7日に例祭が行われてきた。
 資料によると儀式は当時のものとほとんど変わっていないという。

 神社。シンプルです。ここで能が舞われます。

 
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 この祭礼の奉仕者は宮座制であり、現在もそれが守り続けられている。これらの奉仕者のうち神輿を担ぐ4人のものは、落部区在住の氏子に決まっており、彼らがいないと神輿は動かないそうです。

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 拝殿の周りを3回まわった行列は、鳥居をくぐり外に出ていく。
獅子の両側には、8人の篠葉踊り子と呼ばれる笹を持った子供がいる。獅子は、この笹をかむしぐさを繰り返す。

 
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 鼻高と呼ばれる猿田彦面も付き添う。

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 しばらくすると行列が戻ってくる。鳥居をくぐったところには蓆が敷いてあります。

 
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 ここで繰り広がられるのが、田楽の様相もある野祭りです。ここで神輿はいったん降ろされ、舞がいくつか奉納される

 プロの神主さんはいない。今年の神主さんです。何だか可愛くて・・・・。

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 とても暑いので奉納者たちは汗だくだ。どぶろくが振舞われる。我々もお相伴しました。

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 粽も奉仕者たちの前に置かれました。これは自分たちでつくったものだそうです。

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 いよいよ舞が始まる。最初は、4人のみこしの担ぎ手による神前の舞です。各々算木をもっていました。

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 続いて、杵振りの舞。ホ他無理をして、杵を担いで餅をつく所作などをする。

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 最後は、獅子起こしの舞だ。まず鼻高が扇をもって立ち居出てしばらく舞う。

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 しばらくすると獅子が出でてきて双方による獅子起こしの舞が奉納される。

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 そのうちに獅子は座り込み眠ってしまう。

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 鼻高は、途中で起こそうとするも起きる気配はない。

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 くたびれた。うまくいかない。


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 再び起こそうとして今度は成功。こうして獅子が起きたところで祭りは終わる。後は夜の薪能を待つ。

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 能が始まるまでの間、我々は資料館や文学館で解説を受けました。3時半頃には、お茶室で冷たい抹茶にほっとしていたら、急に空が暗くなりものすごい大粒の雨が降ってきた。後で聞いたら所によっては、ヒョウが混じっていたそうです・・・。幸い建物の中だったので濡れることもなく、能の始まるころには止み、すっかり涼しくなっていた。

 薪能「くるす桜」は、今年で20周年になるそうです。とても立派な構成で、途中の火入れ式や連歌奉納を挟んで滞りなく進んでいった。杉木立の中では演者の声も一段と通りがよく素晴らしいものに感じられた。
残念ながら能狂言どちらも写真は、禁じられていてお伝えできないのが残念です。

 この時期は、郡上踊りと重なるので混雑を心配していたのだが、すんなりとすすめ夜の11時には自宅につけた。立派な祭りも楽しいけれど、このような地元の人々のお祭りを見させていただけてとても楽しかった。


 暑くて今日は一歩も外に出なかった。( 一一)

 だらだらと家の中で・・・。暑いと人間ダメになる気がする・・・・。


 街を散歩していたらこんなものが・・・・。

 行き過ぎようとして「うん?」

 近づいて行って「何で・鐘だよねえ・・・」

 


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 撞けるのだろうか?どんな音がするのか?

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