聖墳墓教会には隣接するエチオピア教会を通ってゆきます。

聖墳墓教会。イエスが磔にされたというゴルゴダの丘に建つ教会である。ゴルゴダとは、しゃれこうべという意味を持ち、埋葬された丘の形が丸い頭蓋骨に似ているところからこう呼ばれるようになったとも、アダムの頭蓋骨が埋葬されたからともいわれている。
裁判を受けたイエスがたどり着いた最後の場所である。内部はいくつかの教会に別れておりそれぞれの宗派が管理している。よって各派が門の所有権を主張しているために毎朝入り口の門を開けるのはアラブ人の少年の仕事になっているとか・・・。

中に入ると大勢の人がいっぱう集まっている。
まずは、第10留。この場所でイエスは、衣を脱がされたという。

続いて11留。ローマカトリック教会の祭壇がある。イエスはここで十字架に釘づけされた。
へし合い押し合い状態なのでよくわからないままシャッターを押す。明日の朝改めてもう一度来ようと思う。

第12留と13留ですが、巡礼の人を邪魔してはいけないので列から離れてしまいどこがどこやらよくわかりません。ここも翌朝再訪してゆっくり過ごすことにします。

人々がのぞいているところの下印のあるところがイエスが息を引き取った場所であるらしいです。その岩は、ガラスケースの下でした。信者さんたちは、その印の辺りで口づけをします。

岩の一部。

階段を降りて少しゆくとやはり人々が集まっている場所がある。イエスが息を引き取った後、香油を塗られた場所だ。信者さん達はやはりここでも頭を下げてキスをします。

そして最後14留が、イエスの墓です。現在は聖堂になっていて各派が共同管理しています。ここにもたくさんの人が中に入ろうと待っています。
14留の聖堂。

正面入り口の上の飾り。

最後はヘレナ聖堂を見ました。ヘレナは、この地に最初に教会を建てた人で、ローマ皇帝コンスタンティヌスの母です。336年に完成したとされるが、現在のものは1808年以降のものだ。

階段にはここを訪れた人々が彫って行った十字架が残っている。

再びバスに乗って今度は生誕教会を目指す。生誕教会は、パレスチナ自治区にあるのでパスポートを忘れないようにと念を押されていたが、審査も何もなく通ってしまった。
ベツレヘムは壁に囲まれていました。その壁には様々な絵が描かれていた。


バスはターミナルに到着です。