2021年12月
マンホールの蓋を探して 神津島
神津島は、マンホール王国でした。
村の魚カジキが描かれたもの。躍動感が出ていて素晴らしい。

カラー版も有ります。
村の木サカキと村の鳥イソヒヨドリのデザイン。
こちらもカラーマンホールが有りました。
村の花、神津エビネのデザイン。小型マンホールです。

村の木サカキと村の鳥イソヒヨドリのデザイン。

こちらもカラーマンホールが有りました。

村の花、神津エビネのデザイン。小型マンホールです。

やはり、色の入ったものが有りました。
村章の入った消火栓の蓋。
デザインマンホールの蓋は高価と聞いているので、これだけの種類の有る島ってすごいなと感心してしまった。

村章の入った消火栓の蓋。

デザインマンホールの蓋は高価と聞いているので、これだけの種類の有る島ってすごいなと感心してしまった。
マンホールの蓋を探して 式根島、利島
小さな島は、下水が完備していないので、見つけることは難しい。
利島は、消化栓のみ。

式根島では、1つ見つけることができました。しきねじまという文字と、魚・海・ハイビスカス・カモメに雲が描かれています。

マンホールの蓋を探して 調布市
30分くらいの間に、駅前を回ってみました。
調布市。市の花百日紅のデザイン。

同じデザインで、色が入ったもの。

ラグビーワールドカップの記念蓋。

伊豆諸島北部5島めぐりで出会った猫達
普通は、島というと猫の姿をよく見かけるものだが、伊豆諸島はそういう感じではなく今回もほとんど見かけることはなかった。
初冬という気候や、強風という天気のせいもあったかもしれないが・・・・。
大島の岡田の集落で。
耳が無い猫。でもちゃんと聞こえているそうです。


式根島の宿で出会った猫。宿で飼われている猫がいるので、姿を見せるらしい。

式根島の散策途中、湯加減の穴辺りで出会った猫。葉っぱにピントがあってしまいました。多分、野良猫。

利島では、水鳥のヒナを襲う野猫が問題になっているそうです。そういえば同じような問題が、北海道の天売島でも問題になっていた。
利島・大島・新島・神津島・式根島5島めぐり 神津島から調布飛行場へ
目を覚ますと、今にも降りだしそうな空が広がっていた。
今日は、東京へ戻る日だが、飛行機の時間は午後3時過ぎなのでそれまでは、昨日行けなかった場所を回ることになっているのだが・・・・。
朝食の後、お昼のお弁当を購入するついでに、近くを散策してみる。村落の中は、道が狭いのに車の通りは結構あるし、しかもスピードもゆっくりではない。

辻や道路わきには、石仏や猿田彦が祀られている。

役場までやって来ました。島ではやはり軽トラックが便利?公用車も軽トラです。

役場の下が前浜という綺麗な砂浜になっていた。

通りを下って、海岸沿いに歩いて行くと、水配り像がある。この像は、島の神々が集まってそれぞれの島に水を分配する会議を開いたという神話をもとにしたものです。伊豆七島の中でも、神津島は特に水に恵まれているのだ。

ホテルに戻り、冷たくなった体を暖めていると、迎えのタクシーが到着。とりあえず観光にスタート。とはいっても風も強く、崖の上にある展望台などには危なくて行けない。灯台も遠くから見るだけ。

それでも何とか、千両池を見下ろすところまでは行けた。透明度が高くてとても美しく人気のスポットらしい。

お昼は、結局港まで戻って、待合室の2階で買ってきたお弁当をいただきました。そこに神津島の空港から連絡が入り、今日のフライトが条件付きの運航になったとの事。
ゆっくり休憩をとった後は、長っ崎展望台にて、崖の上からの眺めを楽しんだ。
天上山

下を見ると、

豆腐岩。東山魁夷の唐招提寺障壁画みたいだ。

漁港、船はみな上がっています。

早めの空港到着で、タクシーともお別れ。2日間ありがとうございました。心配された風も、これ以上は強くならず、無事離陸。
飛行機から島を見たところ。

調布へは、4時前には到着。タクシーにて駅まで向かい解散となりました。
伊豆諸島北部5島めぐり 神津島続き
神津島でも、神戸山で平成12年の春まで採石が行われていた。道路の無い時代には、山から索道で下まで降ろし、トロッコに乗せて船で運んだという。
そのトロッコの跡が残っていました。

昭和30年代に積出は行われなくなったしまったという。



夏には、ダイバーや子供達で賑わうという赤崎海水浴場。トンネルを抜けた道路の先は行き止まりです。

木造の遊歩道を散策できるようになっています。

海に飛び込んで度胸試しをする子供達で大賑わいになるそうだ。

変わった岩もたくさんあるので散歩も楽しい。


ガイドさんの提案で、採石が行われていた神戸山まで行ってみることになった。急なカーブで切り返しをしないと進めない場所もある。トラック輸送が可能になったとはいえ、大型トラックでは無理だっただろうなあなんて思う。
下を見ると


トロッコの跡がわかる。

天上山がすぐ前に・・・。天上山は、花の百名山にも選ばれた山で、私も登りたかったなあ・・・。

採石場の跡。

神戸山は、標高269mなので天上山の半分以下の高さしかないが、それでも一気に下ってくるとそれなりに高い感じがする。
集落に入ると、狭い道が続く。いかにも島にいるなあという感じがした。
島民のほとんどが菩提寺にしているという濤響寺。この日も、お参りする人の姿をたくさん見かけました。ひょっとしたら朝夕お参りしている人もいるのでは・・・。とてもきれいにしてあります。


この島にも流人墓地があります。キリスト教改宗を拒否したため流されてきたジュリアの墓も有りました。
十字架が刻まれている。午前中に訪問した資料館にも彼女の資料や韓国との交流の様子が展示されていた。

今日の観光は、ここまで。ホテルに向かい、荷物を部屋に入れたところで、村のスーパーに出かけました。島の中心は、結構賑やかで様々なお店が集まっている。スーパーも3軒ほどあり、百均も有ります。
明日の午前中は、島を散策し、その途中でお弁当をいただくというので、その下見もする。
ただ、天気が怪しい。天気予報では、午前中はもつと言っているがはたして・・・。
明日の午前中は、島を散策し、その途中でお弁当をいただくというので、その下見もする。
ただ、天気が怪しい。天気予報では、午前中はもつと言っているがはたして・・・。
伊豆諸島北部5島めぐり 神津島へ
ひと晩じゅうかなり強めの風が吹いていて、朝になってもおさまる事がなかった。
宿の車で港まで送ってもらう。 式根島の港には、客用の待合室はなく、船を待っている間に風をよけるのも堤防の陰などしかない。
赤い灯台。

来島した時と同じ大型客船さるびあ丸で神津島に向かいます。乗船時間は約50分と少々長い。
強風の為、神津港ではなくて多幸湾の三浦港に入港となりました。標高572mの天上山の大崩れが海に迫っている。

島で唯一のタクシーガイドの方が、島を案内してくれます。
神津島は、遥か昔、伊豆諸島を想像するために7人の神々が集まったという伝説の島である。竹芝桟橋より178kmに位置する人口1900人の漁業の島である。面積約19㎢、周囲約22kmですが、他の島とは違い一周道路はない。
まずは、島の歴史や棲息している鳥、文化財などを知るために資料館に向かう。旧館、新館合わせて1時間ほど掛けて回り、大まかな状況を頭に入れる。
そして、隣に有る、島の開祖とされる物忌奈命を祀っている物伊奈命神社に歩いて向かった。
参道

沢山のお社が参道の脇に並んでいた。

社殿。赤瓦です。

境内に有ったイチョウの木。乳がたくさんぶら下がっている。

この後は、昼食の為神津港に向かい、まっちゃーれセンターの2階の食堂で、それぞれ好きなものを頼む。私は、「金目定食」と「刺身定食」で迷ったが、刺身定食にした。というのは、今回の旅ではあまり刺し身が提供されず、煮魚は、ほゞ毎夕並んでいたからだ。
13時前には観光再開。笑うえんま様が珍しいというえんま洞。


笑っているように見えるでしょうか?

そのまま海岸線を北上してゆく。
うずまき岩。とても不思議な形をしています。溶岩が、たまたまこの形に冷え固まったのです。

これは今話題になっている軽石です。神津島でも、漁港にフェンスを設けたのですが、漁に出られないし、大漁の漂着もなかったので、直ぐに取り払われたらしい。
手にすると想像以上に軽い!

この海岸線では、黒曜石も探せます。島の黒曜石が、どのようにして全国に広がって行ったのだろうか?
この大きな岩は、ぶっとおし岩。岩の高さは、10m強も有り、松の老木が生えてきている。この穴をくぐって海岸に出てみた。

この島にも、伊豆諸島の創造主、事代主の命の正后阿波命を祀った阿波命神社があります。

お参りするときに、海岸から平たい石を持って来てお供えする風習があるそうで、

これは、楕円形の石を積んだ旧社殿跡です。

そして、現在の社殿。一般の人はここまでしか入れません。

畳のような平らな岩がある所からたたみが鼻と呼ばれているばしょ。ガイドさんも、よくここに釣りに来たそうだ。

もう少し進むと、島の最北部に到着です。