好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

2024年07月


 飛行機は定刻より少し遅れて出発。


 1時間半ほどで、トロムソに到着。 

  空港が見えている。

トロムソの空港



  大きく旋回します。


上から見たトロムソ。




上から見たトロムソ (2)




上から見たトロムソ (1)



  もう一度、シェンゲンに入りなおす。


  ここで、飛行機会社がスカンジナビア航空から、ヴィデロー航空に乗り継ぐ。


  ここから、ボードーに向かい、再び乗り継ぎ、スボルヴァーにむかう。


 眼下には島とも入江とも判別できない風景が見えている。

ロフォーテン諸島へ (2)



ロフォーテン諸島へ (1)



 ボードーには、1時間余りで到着。

ボードー乗り換え



 そして、所要時間30分ほど、夜21時頃ようやくロフォーテン諸島の中心地ともいえるスボルヴァーに着きました。


 
空港建物



乗ってきた機体



 ロフォーテン諸島は、海からアルプスがそびえているといわれますが、ほんとそんな感じ。


スボルヴァーの空港




 空港の俯瞰図のようです。

空港のパノラマ写真


 
 ようやく、来てみたかったロフォーテン諸島に到着です。迎えのバスに乗って、ホテルに向かう。この分だと、夕食にありつけるのは22時をゆうに超えるだろうなあ・・・。

  でも途中の景色の素晴らしさが、空腹を感じさせない。


  
空港近くの風景




ようやくロフォーテンに上陸 (1)



  氷河によって削られた山と渓谷が水没してできた大西洋に浮かぶ群島で5つの主な島からできている。

  タラ漁が盛んだったのだが、近年は観光にも力を入れている。

  赤や黄色や白い家々が点在しているが、赤は昔漁業に従事していた人達の住居や倉庫。

  
特徴のある家




 現在は、ホテルなどの宿泊施設としても人気があるそうだ。

  どこを見ても水がいっぱい。島なんだから当たり前といわれそうだが、普通の島とは雰囲気が全く違うのだ。

  
水がいっぱい



  水面が穏やかで美しい。


  教会。この青空。気温も高くて北極圏とは思えない。


教会


  
  1時間半ほどで、ホテルに着いた。ホテルの前の景色。


20240717_232636



  部屋に向かう前に、ともかく夕食です。おなかすいたよ。


 ロフォーテン行きに接続する飛行機は、午後便なので午前中は自由時間でした。


 朝食は、この子も一緒。 


20240716_072328




  まずは海の方へ行ってみました。狭い地域なので、あまり行くところがない。

  
鳥の観察小屋らしい (2)



  多分、鳥の観察小屋。前回の訪問より1か月ほど遅いせいか。鳥の姿を見かけることはあまりなく、グースの親子くらいしか見なかった。


  
鳥の観察小屋らしい (1)



  
ただいま子育て中 (1)






ただいま子育て中 (2)



 この川の向こうの高台にある教会を再び訪れます。

町を流れる川



 昨日は中に入れなかったので、同室の方が見てみたいというので案内したのだ。

ノルウェー国教会 (1)




 ノルウェー国教会に属しますが、運営は国が行っているとか・・・。前の教会は、1943年にドイツ軍の攻撃によって崩壊してい待ったので、1958年新しく建てられました。

ノルウェー国教会 (2)

 

  ソファで少し休みます。紅茶なども自由にいただけます。6畳くらいあるトイレには、赤ちゃん用のおむつが常備されている。


  隣にあった、トナカイのオブジェのある小屋。


トナカイの角




  坂を下りる途中に残されていたのは、石炭産業の遺産。


石炭をここまで運んでいた (3)



  ここまで石炭を運んできたようです。


石炭をここまで運んでいた (1)



  説明の看板がありました。年代順に、かつては7つの炭鉱があり、ここのは、一番古い1906年の者らしい。奥の方でとれた石炭をここまで運んだのでしょう。


いくつかあったようです (1)





 この小屋も、その当時の石炭事業に関係したものだという。
石炭産業が盛んだったころの家


  とっくに朽ち果て、基礎部分の棒だけが残っているところも。


朽ち果てた家の跡



  町に戻る途中見かけたスノーモービルの標識。


雪上バイクの標識 (1)



  モービルが通っていいところという意味かな。

雪上バイクの標識 (2)



 レストランでお昼を食べ、バスで空港へ向かい、トロムソ行きの便に乗った。


  さよならスピッツベルゲン!


さよならロングイヤービーエン


  今日は、本来ならボートクルーズでロシアが運営しているバレンツブルグの鉱山を上陸見学する予定だったのだが、ロシア情勢を鑑み変更となった。


  バスがホテルまで迎えに来てくれたので乗り込みます。このクルーズは混載なので、各ホテルを回ってきていて我々のホテルが最後でした。

  空いているシートが足りなくて、2人程がたったまま港に向かうことになった。バスの大きさから推測するに総勢55人位かなあ。


  朝のメイン通り。

朝のメイン通り



  船は3階建て。船室の他にデッキに出ることもでき、カフェが併設されている。今日のお昼は船内でいただきます。


  出航する前に、救命着の装着の仕方がレクチャアされた。


救命具の付け方レクチャア (2)



  まるで宇宙服だ。そりゃあここで落ちたらあっという間に心臓が止まるだろう。

救命具の付け方レクチャア (1)




  船の進行方向左側は、雪山で右側には積雪が残っていない。


  きれいなのは、雪のある方。



船の左舷側の風景



 雪が解けると不思議な地層をした岩山なのだ。

岩山





地層




  使われていない罠小屋かしら?


罠小屋かな




 打ち捨てられた船。


打ち捨てられた船




 運が良ければ、クジラも見られるらしいが。


  海が反射してキラキラと輝く。


キラキラ







 上陸している人がいる。船の姿は見えないが、観光客なのかしら?


上陸している人がいた



 彼方にみえる山脈。下半分は、雲に隠れている。

海の向こうに見える山並み


  

  ゴーストタウンとして最近知られているピラミーデン。鉱山の町だったが、ロシアが1927年に買い取り、運営してきた。しかし、1998年に鉱山としての歴史は終わってしまった。

 
ピラミーデン、鉱山町、1927年ソ連に売却





1998年鉱山廃止

  

  氷河が見えてきた。ここがどん詰まりだ。

氷河




氷河2




氷河3




 港に戻ってきたのは、午後3時頃でした。

  ホテルに戻り、町に買い物に出る。

  観光は昨年来ているし、ツアー仲間の人が学校を見たいといったので案内をしました。

  よかったら昨年の記事を見てください。


https://kyon21ch.livedoor.blog/archives/34207019.html


  町のあちこちに子育て中のグースの姿があった。もう少ししたら、南の方へ帰るのだろうか?

  
子育て中のグース



  おもちゃのようなかわいらしい家が並んでいる。


おもちゃのような住宅




  おなじみの78度の看板。


北緯78度です




  免税なので缶ビールを買いました。購入するには、飛行機の搭乗券がいりました。

  地元のビール。アルコール分10%です!


地元のビール



  待機中のレジの画面。東芝製でした。


レジの精算機の待ち受け画面



 3度、ここに来ることはさすがにないだろうなあと思いつつ、眠りについた。
  



 昨年スピッツベルゲンを訪れた時には、オスロ発トロムソ乗り換えだったのだが、今回はトロムソ発でシェンゲン協定国を一旦出る。


 スピッツベルゲンは、特殊な扱いなのだ。

 
島々


 雪山が見えてきた。

雪山が見える


 1時間40分ほどで、ロングイヤービーエン空港に到着。

 
ロングイヤービーエン空港


20240715_154314

  


  ロングイヤービーエンは、人口1000人以上の人が暮らす場所としては、世界最北に位置している。
現在の人口は、2000人ちょっとかな。

 なんにでも、世界最北という冠が付く。

  さすがに、空気は冷たく急いでダウンを着る。


  空港前に設置してある標識。
空港前の標識



  今回町を案内してくれるガイドは、なんと日本人でした。こちらの大学に留学してそのまま、残っている男性でした。

  まずはお約束のシロクマの標識へむかった。


おなじみの看板



  そしてスヴァーバル博物館を見学。展示内容は昨年と変わっていませんでした。

  https://kyon21ch.livedoor.blog/archives/34218601.html


  極地博物館を見学した後も時間があったので、種子貯蔵庫へ向かう。

  ワタスゲの花が咲いていました。アルタのように群生していないが、懸命に咲いている気がしてかわいい。


  
種子の保存庫





ひそやかなワタスゲ




  空港を見下ろせる。


空港




  そして昨年は行かなかった石炭関係の建物に・・・・。

  
昔の採掘場


  時々ツアーが行われる際には、中の見学もできるそうです。


  そして石炭を集積していた場所。

DSC06127



石炭の集積場所だった


 下から見ると

下から見上げたところ






 採掘場で掘られた石炭は、ゴンドラでここに運ばれてくる。

いくつものラインがある



  町には、7つの炭鉱があり、それらの遺構があちこちに残っている。7番目の炭鉱は、まだ郊外の方で稼働しているとも聞いた。

  ここから見た街の様子。


高台から見たところ



  雪崩除けが並んで作られている。

雪崩止めが増えている




 今回のホテルは、町の入り口に位置していた。使い捨てのスリッパが、ちょっとよかったかな。


20240715_211455



  明日は、ボートクルーズですが、楽しみにしていた炭鉱の町「バレンツブルグ」は、ロシアが運営しているため、ウクライナ侵攻の影響で上陸ができないという。うーん、残念です。

  どのコースを回るかも、知らされていないというが・・・。


  夕食は、外のレストランでした。ロングイヤービーエンは、タックスフリーなので、本土よりかは物価が安く感じる。

  私も久々のビールをいただきました。


 太陽が沈まなくとも、カーテンが遮光であれば普通に眠れる。


 トロムソで迎えた朝は、霧の光景だった。


 
ホテルの窓から (2)


ホテルの窓から (1)





 港の奥の方に浮かぶきんと雲のような雲。あんなに低いところにも曇って発生するんだね。
 
きんとうんみたいなクモ

  


  窓の外を見ていたら、カモメと、目が合った。カモメってこんなに大きかったっけ?


目が合った




  歩いてトロムソ大聖堂に向かいます。世界最北のプロテスタント教会だとか・・・。


20240714_194250



  残念ながら中には入れませんでした。木造で、13世紀頃にはここに教会があったそうだ。

  横から見たところ。

20240714_194522



 隣接して建っていたビル。説明書きには、アドルフ・トムセンの門とあった。

アドルフ・トムセンの門


 
通り



  港の近くにも、カラフルな色にペイントされた木造の家が建ち並んでいる。

港近く



船がいっぱい



 対岸の天気はよろしくない。

大橋と港

  
  海を挟んで全然天気が違う。

対岸は霧の中



  振り返ると、
重なる家々



  この後は、海底トンネルを通り、ノルウェー本土に渡り標高420mのストールシュタイネン山頂に向かいます。

  ここからは、トロムソの市街地が一望できるのですが、天気の方が心配だ。


  ロープウェイで4分。

ロープウェイ乗り場



  古いゴンドラが置いてありました。

古いゴンドラ





 山頂からの風景。天気も良好。


DSC06057




沸き立つ雲




トロムソ大橋




20240715_092042



  そして、ロープウェイ乗り場のすぐそばにある北極教会に向かった。

  教会の目の前をトロムソ大橋が通っています。トロムソ大橋は、全長1036m、一番高いところは海面から38mだそうです。


目の前が橋



  北極教会正面。ガラス張りです。

北極教会正面




 外壁は、真っ白!トロムソダーレン教会とも呼ばれる。1965年に建造。ノルウェーの建築家ヤン・インゲ・ホーヴィによって設計され、オーロラやトロムソの冬をイメージしたのだという。

  
白がまぶしい



  東側の面は、ステンドグラスになっており、高さ23m、面積140㎡の三角形の形。キリストの復活がテーマになっていて、大きさはヨーロッパ最大級クラス。

  
ヨーロッパ最大級のステンドグラス (2)




ヨーロッパ最大級のステンドグラス (1)



  西側には、パイプオルガンが置かれている。

パイプオルガン


 この後は、世界最北の町ロングイヤービーエンに向かいます。
 


 今日は移動日。フェリーを2度も使ってノルウェーにおける北極圏最大の都市トロムソに向かう。 

  海岸線を走る場合は、フィヨルドを横切るため、橋やトンネル・フェリーでの移動が多くなる。


  バスの中から美しい、景色が望める。

海岸沿いを南下






 穏やかな水面。

シンメトリー



  対岸の白い教会。まるでおとぎ話の様だ。


対岸の教会




  山の様相が少し変わってきました。残雪もたくさんある。


岩山





 
フィヨルド沿いを




  途中、峠越えのようなところもあった。そしてそこでは一休み。ここを抜けると、お昼が待っています。


  危険そうに見えるけれど、誰かが積んだんだよねえ。

積み上げた?





 サーモンの養殖場。船はえさをやるためのものだそうです。


サケの養殖場





 以前は鉱山があったというが・・・。


鉱山跡



  一気に下ります。

  フェリーに乗る時間が決まっているので、お昼は急ぎ気味。


  
変わった形の山



  ようやく1つ目のフェリー乗り場に到着。船を待ちます。
看板には、オルダーダレンとある。

  
フェリー乗り場 (1)



  赤いバスが我々のバスです。


待ちます




  船が見えてきた。対岸の山が見えているところに渡ります。


フェリーが近づいてきた




 接岸。

接岸




 小さな船と思ったのですが、そうでもない。我々はいったんバスの外に出ます。

こんな感じ



  45分ほどの乗船時間。デッキに出ると、風のせいもあり凍えるほど寒い。

  ようやくリンサイダットの港に到着。なぜかサンタが出迎えてくれた。


対岸に到着




  そして、2度目のフェリー。セブンスパイからブレイクデットに向かう。所要時間は今度は少し短かかった。


 セブンスパイのフェリー乗り場の風景。リンゲン市に属し、リンゲンアルプスが有名らしい。

フェリー乗り場の風景



  船がやってきました、今度の船はさらに大きくきれいです。


より近代的な船



  たくさんの車の他に自転車やバイクも多い。ノルウェーの人達は、本当に自然と遊ぶことが好きなようだ。短い夏を存分に楽しむのだろう。私有地以外は、どこにでもテントを張ったりキャンピングカーを止めてもいいのだという。


  夕方、トロムソに到着。お疲れさまでした。


  ホテルは港に近くだったので、トロムソ大橋がよく見える。
右手に見えている白い建物は、明日行く予定の北極教会だ。

 対岸とは、トロムソ大橋か海底トンネルで結ばれているのだが、大橋に不具合が見つかったので、長期の修繕に入ってしまい車の通行が禁止になっていた。渡りたかったのに残念。


トロムソ大橋




 トロムソの人口は、約79000人。島と本土の半島部分からなっている。

  北のパリと呼ばれることもある、美しい街並みがあり、木造の家々が続く。


  夕食は、外のレストランだったので歩いて向かう。

  
木造家屋




北欧のパリらしい





トロムソの町




トロムソ



 いつまでたっても明るいというのは、観光客にとっては良いかも。


  ゆっくりホテルに戻りました。


  明日の午後には、スピッツベルゲン島に向かいます。


 


 世界遺産に登録されているアルタの岩絵を見るために博物館までやってきました。 


  
博物館



  博物館の説明によると、1960年代から70年代にかけて発見され、1985年に世界文化遺産に登録された。

  岩絵には、岩を掘って描いたものと、一部塗って描いたものが存在し、6000点ほどが発見されている。

 時期としては、2000年前から7000年前くらいのもので、5か所に散在しており、これらは先史時代の北極圏の自然環境、人々の生活、活動を示したものとして大変貴重である。



 岩絵をめぐるように遊歩道が設置されている。


 
遊歩道で回る



 この時期どこでも見られたのがこの花。

この花がたくさん咲いていた



 動物らしき姿が描かれていますが・・。

  
世界遺産の岩絵



 これではわかりにくいというので、彩色されている岩絵を見てゆきました。彩色されていないものもありますが、時間の都合で今回はいけませんでした。


  トナカイ、ヘラジカ、色で塗りつぶされているのは熊だそうです。

分かりやすいように色が入れてある





  武器を持った人間。

人間





 囲いの中のトナカイは、家畜です。

囲いの中のトナカイ





 首飾りのようなフリンジのような形は何なのかまだ解明されていないという。


DSC05838




  丸は、クマの巣穴で、そこから点々とあしあとが続いている。外に出てきたことをあらわす。春になって巣から出てきた親子の熊を襲っていたらしい。


アナから出てきた熊のあしあと




 シャーマンによる狩りに関係した儀式か?ヘラジカの足元にあるのは、罠かもしれません。


2000年前から7000年前





 岩絵には船に乗った人間も多く出てきます。トナカイを海に追い込んで泳ぎ疲れたところを捕まえていたようです。


船に乗った人間



 船に乗った人物の持っている道具は、もしかするとトナカイを追い立てるための道具だったかもしれません。

船の上で道具を持つ人間

  
 この道具を立体化したものが展示されていました。

砂絵の立体化



  船とは思えな形ですが、船を描いたものですって。

これ船らしい



  3人で、何かをしようとしているようです。

狩りの道具か





 鳥の狩りも行われていました。オオウミガラスは、飛べない海鳥で不器用に歩くため獲物としては最適で、1800年頃には絶滅してしまったという。

  大きな鳥を手づかみにしている様子が描かれている。
大きな鳥




 釣りあげた大きな魚オヒョウ。

大きな魚を釣った


  そばにいるのは熊だというのですが、意味は分かりません。



  博物館の背後には、美しいフィヨルドが広がっていました。時間があれば一日かけてハイキングしながら岩絵を見て歩くのも楽しいだろうな。


奇麗なフィヨルドが広がっている



  ホテルにチェックインした後、夕食までの時間を使って、市内を少し歩いてみました。


 造形物を連想させる近代的な教会、ノーザンライトカテドラル。木材とコンクリートとチタンでできていて2013年に完成した。

  教会だけではなくてオーロラ博物館も併設されているのですが、残念ながら開館時間を過ぎていたので入ることはできませんでした。
  
2013年完成。コンクリートと木材チタン



 アルタは、オーロラ観測でも知られていて、1899年、世界最古のオーロラ観測所が設けられました。


 カテドラルのすぐ横のちょっとした広場には、ワタスゲの花がたくさん咲いていてとてもきれいだった!!!


  
ワタスゲ (2)






ワタスゲ (1)




  カテドラルからは中心部に向かって真っすぐ歩行者用の通りが伸びている。


  
アルタ歩行者通り (3)



  歩いていくと公園があった。

アルタの町




 この辺りでは、良質のスレートが産出されたようで、職人さんがスレートを作っている像が置かれていました。

  
スレートを作る像



  通りから眺めたカテドラル。


町のシンボル



  帰りは、スーパーに入ってモノの値段を見ながら帰ってきました。どれもびっくり価格の値段で日本は本当に安いのだなあと実感する。

  昔我々が、フィリピンや台湾などの屋台で、ものすごく安いと感じたことを今日本に来る外国人は、感じているに違いない。

  明日は移動日で、トロムソに向かいます。



 ホニングスヴォーグの中心地は、ホテルからは離れた場所にあるようでした。
バスの出発までの短い時間、近くを歩いてみた。


  
漁港のある風景




 カラフルな屋根の色がとても可愛い。

  
カラフルな家々





 反対側を見るとこんな感じ。ずらっと並んでいるバスは、大型客船用かな。
この町の人口は、2400人程らしいから、大型客船1台分の方が多いかも・・・。

人口2400人程



  メキシコ海流のおかげで冬でも凍らない不凍港です。


世界最北の不凍港



 少し歩いてみた。

  青い色の大きな家。

大きな家



  本道から離れた場所にある家は、こうして郵便受けを道路わきに設置します。


郵便受け




  学校。

学校



  横断標識。

交通標識




  近くにあったなんだかわからない物体。

何だろうね



  寒い地域の花は、背が低い気がする。


DSC05734



DSC05746




DSC05747




DSC05749




DSC05750



  8時半、ホテルを出発。アルタに戻ります。


  ここのホテルのキー、竹を薄く削ったものでした。これで、ちゃんとドアキーとして使えました。どういう仕組みなんだろう。


ホテルのキー、竹




  道は1本道なので、同じ道を通ります。



  途中、トナカイの群れに遭遇。ここのトナカイは、家畜として飼われているもので、夏場は自由に移動させるのだという。

  スピッツベルゲンのトナカイとは種類がちょっと違うのだそうだ。


  
DSC05763



  悠々と道路を横断してゆきます。


横断中




  この崖を登って山の上まで移動していった。


山の方牧場へ




  今日は、昨日と違い朝から快晴。


今日は快晴




  極北の地なので、樹木の背丈が低い。

3m未満の木しか育たない



  

  道路に沿って川が流れていた。


川



  なんだか緑が濃い気がする。


緑が濃い



  このお店で一休み。ここはドライバーさんのいとこが夏の間だけ開いているお店なのだという。トナカイの燻製を試食させてもらいました。

  ちょっとしょっぱくて、ビールが欲しくなる味だった。


  彼の一族は、サーミー人なのだそうだ。サーミー人は、主にスカンジナビア半島北部などに居住する先住民族で、かつてはトナカイを放牧したり漁業などを営んでいたが、現在では定住している人がほとんど。


  
サーメ人のお店



  右手に、見えてきたのはフィヨルドです。

フィヨルドです



 ノルウェーといえば、フィヨルドで有名ですが、海岸線は57000㎞もあり、世界第2位ですって。


 アルタの町に到着。まずは、お昼ご飯を頂きそのあと、岩絵を見に行きます。

このページのトップヘ