先日、アーティゾン美術館で開催中の「空間と作品」展を見てきました。
展示の仕方や、作品を見る角度をちょっと変えた視線での展示方法は面白かったです。
展示場への入り口。

最初の部屋は、円空が2体。
次の部屋は、ピサロの四季だけが展示されていた。部屋の真ん中には、大きなダイニングテーブル。
作品が、ここに収納されるまでどのような人にどのような形で接してこられたのかという観点での展示です。
ピサロの四季は、ダイニングルームにあったようで、着席した目線での位置に掲げられていた。

ピカソの「腕を組んで座るサルタンバック」は、一時かの有名なピアニストホロビッツ氏が所有しており、ニューヨークの自宅で、この絵の前でソファーに座りくつろぐ氏の写真が紹介されている。我々も、座って作品を鑑賞できるよう絵の前にはいすが置かれている。

丸山応挙のふすま絵も、畳敷きの部屋を再現してありました。畳に上がることもできたので、いっそう近くで鑑賞できました。


次の部屋は、家具や調度品が置かれていて、その中に絵や彫刻が置かれていた。
大好きな佐伯。私もこんな感じで見てみたかった。

大きなテーブルの前のイスには、手前側だけ座ることができる。壁の画は、山口長男と三岸節子。


5階に移動して、展示してある作品をかつて所有していた人物を紹介してあるものも。
古賀春江の「遊園地」と「素朴な月夜」は、川端康成氏の旧蔵品でした。2人は、住まいも近かったそうです。

古賀春江の「遊園地」と「素朴な月夜」は、川端康成氏の旧蔵品でした。2人は、住まいも近かったそうです。

素朴な月夜は、床の間に飾ってあったらしい。

久しぶりに青邨を見たのですが、やっぱりうまいなあと思う。この人の線迷いがないので気持ちがいい。
ブランクーシの石膏像「接吻」

黒田藩が所有していたらしい重要文化財の「飛青磁花瓶」

雪舟の「四季山水図」
細かなところまで、きっちりと書かれていることにいまさら驚く。

久しぶりに青邨を見たのですが、やっぱりうまいなあと思う。この人の線迷いがないので気持ちがいい。
ブランクーシの石膏像「接吻」

黒田藩が所有していたらしい重要文化財の「飛青磁花瓶」

雪舟の「四季山水図」
細かなところまで、きっちりと書かれていることにいまさら驚く。
マネの「自画像」

モネの「黄昏、ベネツイア」

セザンヌの「サント・ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」

4階に下り、入ったところには、10点ほどのマティスが展示されていてうれしくなってしまう。
石膏のある静物

この階は、額縁に焦点が当てられていました。
手先の器用だった藤田は、額縁も自分で作ることが多かったようです。
猫のいる静物


モネの「黄昏、ベネツイア」

セザンヌの「サント・ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」

4階に下り、入ったところには、10点ほどのマティスが展示されていてうれしくなってしまう。
石膏のある静物

この階は、額縁に焦点が当てられていました。
手先の器用だった藤田は、額縁も自分で作ることが多かったようです。
猫のいる静物

ドルドーニュの家

国吉康雄「横たわる女」

青木繫の海の幸の額縁は、お魚がいるし鱗模様だ。


国吉康雄「横たわる女」

青木繫の海の幸の額縁は、お魚がいるし鱗模様だ。

シンプルな黒のフレームは、カンディンスキーのカラフルな色によく似合う。
「3本の菩提樹」

セザンヌ「自画像」ピカソ「生木と枯れ木のある風景」の額縁は、レプリカだそうです。もともとのガラスの入っていない額縁に保護のためガラスを入れようとすると、額の強度が足りないことがあるそうで、作品の保護を優先して見た目を変えずに額縁を新調したそうです。


満足感で満たされたところで、
近くの有楽町で開催されていた出光美術館へ移動。
「物、ものを呼ぶ」展を鑑賞。若冲や「伴大納言絵巻」などを鑑賞。でもちょっと疲れた。というのも、作品のほとんどが国宝か重要文化財、重要美術品なので、ともかく暗いのだ。そして対象物が、文字が多い。
一生懸命読もうとするとどんどんしんどくなってしまい最後の方は、駆け足気味になってしまった。
順番を間違えたかも・・・。
こちらは撮影禁止なので、ポスターだけ。

「3本の菩提樹」

セザンヌ「自画像」ピカソ「生木と枯れ木のある風景」の額縁は、レプリカだそうです。もともとのガラスの入っていない額縁に保護のためガラスを入れようとすると、額の強度が足りないことがあるそうで、作品の保護を優先して見た目を変えずに額縁を新調したそうです。


満足感で満たされたところで、
近くの有楽町で開催されていた出光美術館へ移動。
「物、ものを呼ぶ」展を鑑賞。若冲や「伴大納言絵巻」などを鑑賞。でもちょっと疲れた。というのも、作品のほとんどが国宝か重要文化財、重要美術品なので、ともかく暗いのだ。そして対象物が、文字が多い。
一生懸命読もうとするとどんどんしんどくなってしまい最後の方は、駆け足気味になってしまった。
順番を間違えたかも・・・。
こちらは撮影禁止なので、ポスターだけ。
