好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

2025年02月


 テントは、2人用なので、かなりゆったりとつかえる。マットも十分な厚さがあるので、案外快適に過ごせるのだが、砂の侵入は止めることができず、触るものすべてが砂まみれ。
 マットの上も、当然砂が積もる。 毎回、ウェットシートで拭くのだが、拭く片っ端から汚れて来る。


 今朝テントをたたんでいたら、見た事の無いカマキリがとまっていた。
 
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  標高は上がっているはずなのに、昼間の暑さはかなりなもので、しかも、燃料節約のためかエアコンは使えず、日の当たる側に座るとしんどい。

 今日も花の紹介をしてみます。
キク科でしょうか?
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 初めて見る木。ちょっと葉っぱが松に似ている。

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  葉っぱの無い花、目立つ。

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 今は人が住まなくなってしまった。オアシス。何故だろう?

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  トイレ休憩の時、目を上げたら岩山に人の顔のような模様が浮かんでいた。

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 奇岩が連なっている。
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 目的のバルダイには到達できず。今日は手前でテントを張ることになった。




  テントの中の温度は、7度。かなり冷えているが、寝袋のおかげで寒さは感じない。


  ここからの行程がかなりの難所であるとの説明があった。


  
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  礫砂漠というか石砂漠というか・・・・。車の走ったところが道らしくなっているだけだ。

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  途中からタイヤの空気圧を変える。

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  時々トラックとすれ違う。

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  揺れる揺れる。周りの風景はめまぐるしく変わる。

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  なんという空の青だろう。

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 トイレ休憩。

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 こんな何もないような場所でも、案外花が咲いていてびっくり。昨年の雨のおかげかもしれない。

 
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 車にも、ご飯を食べさせます。

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 しばらく平らなところを走っていたのだが、ここは以前滑走路があった場所だという。飛行機の残骸が残っていた。

 戦争とは関係ないらしい。

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 小さな集落に入る。家の形も集落ごとに微妙に違う。
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 子供達、手を振っても返してくれない。かなり警戒しているようだ。

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 こんなところにもラクダが。餌は草をを食べているのか?

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 それにしても、ドライバーさん達の運転はうまいものである。


 今日から後半に入ります。案外早く感じる。テントの設営・撤収 も慣れてきた。

今日の設営地は、ヤシの林の中でした。
  
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  朝食前。
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 この日から、しばらくは砂の砂漠とは別れて、礫・石・土などに変わるという。で、写真を撮った。
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 何もないところで車が止まった。何かなと思っていたら薪になる木を発見したからでした。大きすぎる場合は、斧でぶった切る。日本人的に考えると、のこぎりの方が楽な気がするが・・・。

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 風が強いので、砂煙がまっています。煙りみたいだ。
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 煙の向こうにラクダの姿が・・・
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 羊も登場。この羊たちは、とても尻尾が長い。私は、この種は初めて見ました。
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 今日のキャンプ地は、周りに何もない。

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  飛行機雲でしょうか?

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  標高1000mというので、ものすごく寒い。今までで一番冷えている。ここからはどんどん標高を上げていくという。

  


 毎日強い風が吹き、気分が滅入る。 


  昼ごはんの場所を見つけたのだが、風が強くて、約束のシャンプーが難しい状態。そこで4台の車で囲いを作り、真ん中で洗髪と昼食をとることにした。

  泡を立てて髪を洗うのは何日ぶり?今日が11日目で折り返しなのだから11日ぶりか。案外大丈夫なものですね。


 ゴウロへの標識。道らしい道は無いので、標識は見たことがなかった。これが初めてだ。

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  北部の主要都市であるゴウロに向けて走っている途中野生のイチジクをいただきました。小ぶりだが、かなり甘い。

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 砂漠の真ん中に打ち捨てられた戦車。ソ連製のリビアの戦車だ。

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 1980年代に行われたリビアとの戦争で使われた戦車でリビア軍が残していったものらしい。
この戦争は、別名トヨタ戦争とも呼ばれ、チャド政府軍の勝利に終わっている。


 チャド軍と反政府勢力の両者がトヨタ自動車のピックアップトラック戦場で使用したが、軍が使用していたものは当時チャド政府を支援していたフランスが供給した。
 トラックの車両後部に大きく表示された「TOYOTA」のロゴが報道によりたびたび放映され目立ったために「トヨタ戦争」と呼ばれた。

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 ゴウロの町に入り、警察に立ち寄り、通過許可をもらう。その間待たされる。ロバと一緒にのんびりと待ちます。
 ロバの後方に、見えている白い人間のようなものは、武器を持っているように作られた案山子です

 
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 町や村の中、道中にはこのように骨組みだけになった車が結構な数放置されているが、理由はわからない。使えるところはすべて持ち去られた結果このようになってしまうのだろう。

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 ゴウロの町の中。ここまでくるとリビアは近いので、リビアから物資を積んだトラックの姿が目立つようになります。

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 ソーラー発電のおかげで、電線でつながなくても、街灯がつきます。



 
  


  今日もさらに北上して、淡水と塩水の湖が点在する世界遺産ウニャンガ湖群へと向かう。

 そして、その中の1つの淡水湖ウニャンガ・セリールでは、洗濯や、洗髪、沐浴などを楽しむ予定だったのだが・・・・・・。


 少し前、イタリアからの観光客が、ここで地元の方の神経を逆なでするような行為を行いそれが、観光局まで伝わり、立ち入り禁止となってしまった。
  
  近くによることさえもできず、遠くから眺める事しかできなくなってしまい、かなり残念!


  夜明けのキャンプ地

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  出発です。

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  最初に立ち寄ったのは、今はだれもいなくなってしまったオアシス。ここでも、塩が採れたという。

  手入れがされなくなったヤシの間を進んでいくと

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  湖がありました。塩湖です。縁に白く見えているのは塩。


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 コックさんは、ここに残されていた塩を持ち帰り料理に使うという。


  さらに進んでいくと、素晴らしい景観が広がっていた。


  
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 地球とは思えん!

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砂漠のど真ん中とは思えないほど。
  
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 ここなら近寄ってもいいだろうと思える湖に向かう。ここではチャドの軍隊の人達がよく水浴びをしているそうだ。彼らを絶対に撮影しないようにとくぎを刺される。


  この日も、20人程の軍人さんが泳いでいた。さすがに志願した兵隊さん達で、皆マッチョです。


  
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 2つの湖が並んであるのだが、塩分濃度が違うので色が違って見える。


  
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  塩の花みたいだ。
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 高いところから見下ろすと、塩分の少ないほうは緑にみえた。
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  今日もドラム缶からの給油と買い物が行われた村のモスク。


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  この日は、明日のために生活水も余分に汲まれた。明日の昼の希望者は、洗髪してもいいことになったのだ。もちろん使える水の量には制限があるが・・・。1人3杯らしい。



 出発前に、少し散策。
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 風がよく吹くので風紋がきれい。

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 うん?人か?
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 ラクダに乗った人物。

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 こういう風紋もあるのだ。

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  砂丘はやはりきれいです。


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  勢ぞろい。

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 アメリカのテキサス辺りみたいだ。

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 デミの村に到着。ここでは「赤い塩」が採掘されているそうだ。見学をする前に井戸で生活水を補給する。

  
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  村人達の家。

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  採掘場を見せるかどうかで、村人の意見が割れているようです。トゥブ族の人達は、保守的で外国人をあまり好きではないようだ。写真も撮らせてくれません。

  それでも何とか交渉の結果、OKが出ました。
彼が案内をしてくれました。
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 採掘場は塩田になっているのでも、湖の底に沈んでいるのでもなく、目の前に広がっている砂の中に混じっているそうだ。

 
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 塊はこんな感じ。
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 白く見える塩の部分を丁寧に取り出し塩だけにしてから出荷するのだそうだ。なんだか気が遠くなりそう。



 遠巻きに見ている子供達。
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 キャンプ地を探しながら走っていたら、車が止まった。昨年までには無かった池ができているという。雨が多かったんで乾季になっても、枯れることなく残ったようです。


 ドライバーさん達は、大はしゃぎ。
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 記念写真です。
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 少し赤く見える。

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 もう少ししたら、消えてしまうのだろうね。

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 今日も風が強い。口にするものすべてに砂が入ってしまうので、じゃりじゃり・・・。これも慣れて来る。







  


  夜中の風はすごかった!テントの骨がたぶん曲がったと思う。 


  出発前に、奇岩の中を散策。

  
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  途中の町で、買い物と給油。ドラム缶からなのでやはり時間がかかる。その間に町を歩く。

  人物の写真は写さない方がいいといわれる。
売っているものは、玉ねぎ・人参・じゃがいも・乾燥オクラなど。トマトは毎日食卓に上がる。
  
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  途中の景色。とても壮大だ。

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 ちょっとしたラクダの移動に出会った。3隊位が一緒に移動しているようだ。運んでいるものは塩。でも何も運んでいないラクダもいる。

  
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  今日の移動は、案外きつかったのでビールの缶が破損したものも出たようだ。最終日までにはいくつ壊れるのかしら?


  風の通り道に当たるので、テントの場所を選ぶのが難しい。今日も洗面器の水をあけるとき風で自分にかかってしまった。



 今日は、今回楽しみにしていたゲルタに水を飲みに来るラクダの群れを見ることと、そこに生息する3頭しかいなくなってしまった デザートワニに会えたらいいなと思う。


  ゲルタまでは往復で3時間ほどかかる。
案内は地元の少女2人です。

 しばらくは、緩やかに登る砂の上を歩くが、それが終わるとごろごろとした大きな岩の上を進んでいかなければならない。

 穴の下の部分には水がある。
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 サハラは、案外地下水が豊富なのだ。


 奇岩も連なります。暑いのとアカシアの木のとげが気になる。アカシアのとげは分厚い靴底を貫通してしまうほどの威力ああるのだ。

 
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 ゲルタに到着。しばらくここに待機して、ラクダやワニの現れるのを待つ。さっきまでの暑さはどこへ行ったのかと思うほど渓谷から吹き抜ける風は冷たい。

 うまくすれば、この渓谷にラクダたちは水を求めてやってくるのに会えるのだが・・・。

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 ワニが住んでいるといわれている場所。寒いので日向ぼっこに浮かんでくるらしい。
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 1時間半ほど待ってみたが、結局どちらも現れず。がっかりして帰路についた。



 ところがである。昼食場所まで戻ってくると、なんと目の前の川にたくさんのラクダがいるではないか!昨年は、サハラにも雨がたくさん降り、植物も例年より多く咲いているし、川が現れ、苦労してあの渓谷まで行かなくても簡単に水を手に入れることができているという。そういう情報持った早くに教えてよ。


 
ラクダの水飲み場 (2)



 
ラクダの水飲み場 (1)



 
ラクダの水飲み場 (3)



 川は、浅いので反対側にも行ってみる。


 
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 この横たわっているラクダ、死んでいるのではない。リラックスしてるのだ。ラクダも砂浴びするんですね。

 
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 ラクダ飼いの男性。

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 車にも水をたくさん積む。頭数が多いとチームでラクダを移動させるのだ。

 
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 ラクダの他に、ロバもたくさんいたのだが、皆の関心はそちらには向かない。


 昼食もこの場所でいただき、ゆっくり出発。ドライバーさん達ものんびりと。彼らは、当たり前のように砂の上で寝る。

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 午後からは、もう1つ小さなゲルタを見に行った。ちょっとヨルダンのペトラを連想してしまった。靴の中は、砂だらけ。

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 この日は、2台の車がスタック。テント泊も今日で3分の1が過ぎた。これからどんどん砂漠に入っていくので、スタックや故障する車が多くなるだろう。


 そして、今回私が一番気にいった奇岩群の平原へ・・・。今日のキャンプ地もここです。


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 まるで古代遺跡の列柱の様ではないか”!!”!

 
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 日が沈むところでした。


 

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 夜中に、トイレに起きた時、この風景の中、星空の元に居ることの幸せをしみじみと感じた
 

  

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