昨日イルカを見られなかったので、朝早くに港まで行ってみましたが・・・いない。昼間は沖の方に餌を求めて移動し、朝と夕方には島の港のあたりで見られるかもというのだが。残念! 

  イルカウオッチングの季節にはここから船が出ます。
漁港


  1本伸びた頼りなさげな桟橋ですが、ここが島の命綱。波が高いと欠航することもしばしば。
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  部屋から見えて気になっていたので、帰りに寄ってみました。たくさんの猫が描かれている商店でした。
お店で



  ガイドの車に乗って、長滝山の登山口まで向かいます。御蔵島は、雨も多く降るので地下水が豊富で、こんな小さな島ですが、結構川がある。いったん雨が降ると急斜面を海まで一気に流れて行き結構な水量になるとのこと。
  一昨日は降ったが、昨日今日と晴れているので、良い水加減の沢。
地下水が豊富


  その豊富な水量を使ってこの島には、火力発電だけでなく、水力発電もあるそうですが、現在は、お休み中でした。

  この小さな祠は、草祀りの神様。山に入る人は必ず、一枚の葉っぱをお供えしてゆき、無事に下山出来たら回収していくのだという。

  我我も、それぞれお参りしました。
草祀りの神様


  御蔵島には、10本のトレッキングコースがありますが、8本がガイド同行のコースになっています。長滝山は、海を見ながら登って行き、最高峰御山を望むことができる。

  標高はそれほど高くなくとも、厳しい気象条件のもと、標高がなくとも森林限界が始まり、樹木の背丈が低く、細い。

  木も無くなり笹の丈も低い。
笹が低い


  三角点がありました。
三角点
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  新東京百景の1つ、御代が池がみえた。

御代が池




 自生する柘植のトンネル。
柘植のトンネル


  おー、海が見える。ぱっと視界が広がる感じで、開放感がありとても気持ちがいい。海を見ながら山に登るのはいいもんです。
海が見える


 850mあたりからの眺め。
平清水ヶ頭850m


 帰りは一気に下ってきて、草祀りの神様まで戻ってきました。葉っぱの回収は、ガイド氏にお任せです。


 宿に戻る前に、集落のはずれにある水汲み場に立ち寄って、湧き出ている水を飲んでみました。
水汲み場



 宿で、お弁当をいただきそれぞれ部屋で休憩したのち、再び出発です。