やはりガイド氏の車で移動します。

 こちら側にも草祀りの神様があるのでお参りします。ただし今回はだれも降りず。ガイド氏に代表してもらいました。 
西の草祭りの神様


  島に自生するニオイエビネが、乱獲により数を減らしてしまったので、保護する目的でできた「えびね公園」の近くから海の方を目指して歩く。

  とちゅうにあった柘植の木。結構大木だ。え?どこが大木?と思われるかもしれませんが、ここまでになるのは時間がかかりこのサイズでも、100年を超えているそうだ。
柘植の大木


 やってきたのは、島の制南端にある黒崎高尾の展望台。周囲を切り立った断崖に囲まれた島の中でもひときわ高く、高さ480mの海食崖は、日本一の高さだという。
黒崎高尾の展望台


  断崖そばの林の中には、オオミズナギドリの巣穴らしきものがある。彼らは、こういう穴や木の洞を利用して繁殖するそうです。こんな木に囲まれていてどうやって飛び立つのだろうかと聞くと、枝の上のほうまで登って行ってそこから離陸するとのこと。
水なぎ鳥の巣


  御蔵島は、オオミズナギドリの世界最大の繁殖地になっています。昼は海に餌をとりに行き、夜は森に帰るが、繁殖期以外は海上で生活するため、地面から飛び立つことが苦手で、樹上や斜面、断崖などを利用して飛び立つのだ。

  帰りに、立ち寄った鳥の尾からは港と集落が見えました。
鳥の尾からの眺望




 夕食までの時間に、島の総鎮守である稲根神社の拝殿に行ってみました。本殿は、ここからずっと離れた先ほど行った黒崎高尾のさらに奥にあるのだが、そこまで行くのは大変なので、普段は拝殿で参拝を済ませるのだ。

  この石段の上に拝殿がある。
稲根神社拝殿への階段

 とちゅう、こんな説明版があります。
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 子供たちの遊び道具になっている。
バイキング号錨

  
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  この上からは、参道が2つに分かれていた。左正面が拝殿。
2つの神社がある



 右手の階段を行くと三宝神社がある。
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  絵島生島事件で、二人を手引きしたとして流刑された御殿医の奥山交竹院と、彼とともに三宅島による支配から島独立させた島の偉人、桂川甫筑・加藤蔵人の2人が祀られています。

  扉
三宝神社扉 (1)


  境内には、結構な巨樹といっていい木がある。
ここにも巨樹が (1)


  いくつの植物が幹から生えているのかな。
まきの巨樹



 島の集落図。
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  港は、坂を下った下にあります。