並行する道、大吹峠道に戻るため、大観猪垣道を使って平行移動します。
合流したのち、下って行き、国道で再びバスに乗って、松本峠の登り口の近くまで向かうという。
2番から登り、今オタオ山への案内板辺りにいるので、そこを緑の道を大吹峠まで向かうことになる。バスは、バス停大吹峠口辺りで待っていてくれる。


イノシシになった気分で歩きましょう。


途中、展望台があり、そこから素晴らしい景色が望めた。七里御浜の先まで見通せる。手前のこんもりしたお山に、鬼ガ城跡がある。
2時過ぎ、松本峠を案内してくれるガイドさんとあう。今回初めての女性で、彼女は明日の新宮まで付き合ってくれます。
彼女と一緒に松本峠の入り口まで移動。松本峠は、熊野市にあり、街からも比較的近いので人気の峠道です。そしてこの峠を越えれば新宮までは、もう峠はない。
峠登り口。


石畳の側面が見事な石垣で固められている。

2時過ぎ、松本峠を案内してくれるガイドさんとあう。今回初めての女性で、彼女は明日の新宮まで付き合ってくれます。
彼女と一緒に松本峠の入り口まで移動。松本峠は、熊野市にあり、街からも比較的近いので人気の峠道です。そしてこの峠を越えれば新宮までは、もう峠はない。
峠登り口。


石畳の側面が見事な石垣で固められている。

途中から石畳は、明治時代のものに変わる。明治元年、木本と古泊の漁師が鮪の水揚げに関する騒動を起こし、代官所が、罰として漁師たちに築かせたものだという。
石も薄く、形が整っている。

峠です。

石も薄く、形が整っている。

峠です。

峠には、お地蔵さまがおられます。足元の白い石は、神社の象徴で、神仏習合を現しているとか。

でもこの大きなお地蔵さまは、建てられたその日に、鉄砲で撃たれてしまい、穴が開いてしまったという。

さて、日が沈まないうちにここから鬼ガ城を目指します。鬼ガ城も古道の一部に認定されていて世界遺産なのだ。本来1周できるのだが、今日は波が荒くて、半分ほどしか進めません。
展望台からは、大泊湾や七里御浜が望め、巡礼者は、浜街道の先にある熊野速玉大社に思いをはせたであろう。

砂利浜は、25㎞も続くという。

鬼ガ城跡までやってきました。

このがけ下には、たくさんの桜が植わっていたのですが、今年の8月の台風で、かなりの木が根こそぎ倒れてしまっていた。この辺りの地形は、岩山なので、根っこを張れないのだ。
千畳敷へ

海風蝕と数回の大地震で隆起した凝灰岩が作り出した奇形だそうです。


だんだん暗くなってきた。

沖に浮かぶ島は、坂上田村麻呂がここから矢を放って、鬼と恐れられていた海賊たが丸を成敗したという伝説の魔見ヶ島です。
盛りだくさんだった一日もこれでおしまい。ホテルに戻ります。旅も、明日がゴールとなる。
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