次々と地区の漕ぎ手達が集まって来て、準備を進めていくのを見ているだけでも楽しい。
それぞれに



  かっこいい法被を着ているのは、役員関係者のようです。

役員さん達



  全員が集まって、出発式みたいな感じ。

開会式みたいなもの


  船には、漕ぎ手の他に、烏帽子をかぶった人物と、後方で声をかける人物がいる。9艘の船にそれぞれ11人が乗り込み、約1.6㎞先の御船島に向かって進み、島を3周して順位を決める。

  
船を下ろします。



  練習します。
練習




前もって乗る船や船の位置はくじで決まっています。



 そうこうしているうちに、神輿渡御からご神体が戻ってこられたようです。

  
儀式の始まり


  これから、宮司さんらによって、神幸船に移されます。

神様が移られる



 この方は、一足先に御船山に渡るようですが、救命具の付け方がわからなくて苦戦。

救命具を付けるのにてこずる



 それを見守る諸戸船のこの赤い着物を着た方は、「ハリハリ踊り」をしながら神幸船を引っ張っていく役目を担っている。櫂を回して船のゆく手をはるかに見渡す格好をする。

諸戸船に乗る女性のような恰好をした人物が櫂を振り回して踊る (1)




  いよいよスタートです。我々も少し離れた位置で三反帆の上から見守ります。

いよいよスタートです



20231016_162851



 日が陰って来て、まぶしくなくなったのはいいが、暗転が過ぎて時々見えなくなってしまう。

  



 車や見物客が船に並行するように走っているのが見える。

20231016_163233



 御船島が見えてきました。ここから、右に旋回していく。
20231016_163744








 
 勝負が決まったころ、諸戸船と神幸船が到着。やはり島を3周します。

20231016_165154



 こちらの船は、雅楽を奏でているようです。
雅楽船


神幸船を引く


 そして、神幸船を河原に着け、そのまま神輿は御旅所に移動します。

20231016_173549




 われわれも、そのあとをついていく。御旅所では、神様を杉でできた仮のお社に神輿からお渡ししたのちに、真っ暗な中で神事が行われます。
  ここからは撮影禁止。厳かな雰囲気の中で進んでゆき、最後は、ご神体は、宮司さんとご一緒に大社へと戻られました。

  これで、祭りは無事終了。我々も暗い中を、速玉大社を目指して歩く。


  迎えのバスに乗り込み、ホテルへ向かう。夕食は、街の居酒屋です。

  これで今回の、旅は終わり。解散となります。明日は、それぞれが暮らす街へと帰るのだ。