午後は、イフェの王宮と博物館に向かった。 


 途中、かつてカカオ豆の輸出などで栄えた人が建てたコロニアル建築に似た建物が並んでいた。

 
カカオの取引で



 旧王宮の一角では、裁判のようなことが行われていました。市民の訴えを調停するのでしょうか?

  
イフェの王宮の中へ




  あまりに暑いので、私は傘をさそうとしたのですが、イフェ王国では、傘を差してもいいのは王様だけなので遠慮してくださいうといわれた。現在でも、王様はいるのだ。でもどういう立ち位置なのだろうか?現在の王様は、どういう役目をしているのだろうか?
    

 イフェ王国は、ヨルバ人が建国した王国の1つで、西アフリカ最古の町である。イフェ王は、ヨルバの国々のすべての祭祀権を持ち、諸国の王達は、即位時にイフェ王を訪ねて承認を得ていた。
  王国は、1100年から1700年頃まで栄えたがやがて西のオヨ王国に押され、勢力を縮小していった。
  しかし、聖権は握っており、イフェ(聖権)オヨ(軍権)という2重体制が確立された。

  文字を持たなかったらしく、口承や絵を使ったという。

  ガイドさんと王宮を仕切っているみたいな人が説明をしてくれました。

文字の代わりの画



 中央のドアには、様々な事柄が描かれている。

  ちなみにこの顔の頭の線や顔の入れ墨などは、それぞれ違っているが、地位や職業によって違うのだそうだ。

  
違った顔が


 現在でも、これは伝わっていて、左側の緑の人物の頭にもくっきりと線がありました。


  歴代の王の1人の像。

イフェの王様





  歴代の王の墓の1つ。王宮内にいくつかありました。

これも墓



 現在の王宮。

イフェはヨルバ人最初の都市だった



  関連した建物の中で、集まっていた女性達。この建物には入れました。

王宮でお掃除をしていた女性達





 隣接する博物館に向かう。エアコンがほとんど効いておらずともかく暑い。

  
イフェの博物館



  イフェは、高度な彫刻技術で知られており、テラコッタやブロンズの人物像は、西アフリカ美術の傑作として世界的に評価されているそうです。
 それらの技術や様式は、その後の西アフリカ美術に大きな影響を与えている。

顔に筋の入った女性の頭像 (1)


  
  
当時は顔に筋が入れられた



  
ヨルバ人は双子が多い




貝が埋められている



  イフェの王様は、普段はこのような格好をしていて顔を見せないそうだ。

普段王様は顔を見せなかった



  大事な行事の時のみに顔を見せるのだという。


  祭祀の格好。

儀式の衣装か




  続いて、近くにある女王モレミの像を見学。彼女は、12世紀のヨルバの女王で、戦争の折に国民が奴隷として連れていかれるのを悲しみ、自らわざと敵国につかまり、自分の美貌を武器に情報を引き出し自国のヨルバ人にもたらした。
  しかし、そこには自分の息子を聖霊に差し出すという約束があったのだ。


  その勇気と犠牲をたたえて建造された像で、モレミの自由の女神ともいわれる。

ヨルバの女王モレミ



  自分が知った情報をヨルバ人に耳打ちしている様子が描かれたレリーフ。


スパイのようにして集めた情報を伝えている



  この日は、パームヤシの畑にもよりました。ヤシの実は、なかったけれど・・・。
畑の持ち主夫婦とガイドさん。

パームヤシの畑で




 そして最後は、藍染工房に立ち寄った。

  糊をおいて防染しているところ。

染物工房で



  出来上がった布を干している。

藍染



  藍が入った甕。
藍の甕




 糊を落としているところ。

糊を落として洗う



 今日は盛りだくさんの1日でした。