2016年09月30日 スリランカ小紀行 番外編 前回少し紹介しましたが、まだきれいな花々が有りますので見てください。 ダンブラ寺院の参道で見かけた。 石窟寺院の前の小さな池で・・・。スリランカの国の花だそうです。我々がよく知っている睡蓮とは少し違う。 胡椒の実。黒コショウも白コショウも同じ実で、製法の違いだけです。 1年で一日だけ咲く花だという。スパイスガーデンで・・・・。 ゴールのホテルで見かけました。 同じくホテルの庭で。八重だと豪華だ。 不思議な花です。いい香りがしました。 タグ :#旅行
2016年09月28日 スリランカ小紀行 ゴール旧市街 14世紀、アラビア商人たちの東方貿易の拠点として栄えた。 その後この地にやって来たのは、16世紀のポルトガル人がやって来て砦を築いた。また、彼らはキリスト教を持ち込んだ。今でも町の辻にマリア像を見かけることが有るが、マリア信仰はその名残である。 17世紀になると、今度はオランダ人がやって来て、砦を拡張する。それが現在の街の原型となった。 この教会は、オランダ教会と呼ばれるが、中に入るとイギリス時代のものも多く残っていた。 こちらはモスクかな。今回初めて見た。 この門が、オールドゲートでオランダを表すVOCマークが残っている。 細い道をバスは走ってゆきます。大型ではなくて中型だから出来る技だ。 灯台の近くで下車。ここから時計台に向かって砦の上を歩いてゆきます。風がものすごく強いので日傘をさすのも容易ではない。 高さ18m。 城塞には、こうした化石の様なものも利用されている。 インド洋に面した城塞。 砲台の跡が残っています。 これはオランダ時代からの家だという。バルコニーが特徴らしい。 象徴的な風景。教会の十字架と仏舎利とオランダ時代の家。 階段が見えてきました。ここで進路を右側に変えます。 時計台が見えています。今はもう働いてなくて象徴としての存在の様です。 ここからは新市街が見えます。少し前の津波の時には、城塞のところまでは壊滅したそうですが、内側には被害が及ばなかったそうです。改めて城塞の頑丈さを知ったとガイド氏・・・。 すぐ下に見えているのがメインゲートです。 クリケット場。スリランカは、イギリスの植民地だったせいか、クリケットが盛んなのだ。 ものすごく暑くて高原の寒さが懐かしい。人間とは本当に忘れやすい動物である。 そこで、早めだが昼食のレストランに向かい、そこで食事時間まで自由時間にするという。 例によって宝石屋とお土産屋が併設されているので、クーラーが効いていて涼しいのだ。けれどレストランはには、クーラーないんだよね( 一一) 戦略かしら? 私は、思い切って散策に出かけました。暑いが、2度ここを訪れることは多分ないだろうから、少しでも雰囲気を味わいたい。 オランダ時代には病院だったという建物。今は商店が入っていました。 一階は、アーケードのようになっていた。 こちらは、警察とあるが、研修場だろうか?制服の男性達が道行く人を眺めていた。 この建物は裁判所。大勢の人が並んで何かを待っていました。 大きな木がたくさんある公園。木陰に入ると少し涼しいです。トゥクトゥクが待機している。 私は獲物なので、声をかけられます。 ちょっと雰囲気のある家。 でもそろそろ限界かなあ・・・。汗がしたたり落ちてくる。海沿いなので湿気もかなりのものなのだ。 帰ろう、お昼を食べようよ! 昼食の後は、高速を通ってコロンボに向かい、空港を目指します。 遅延もなく順調に離陸。あっという間に終わってしまった感じだ。 タグ :#旅行
2016年09月27日 スリランカ小紀行 ゴールホテル近辺にて 昨日夕日が見えなかったことを思い出し、ならば朝日が見えるはずとベランダに出て待っていました。 すると・・・・・。ものすごく荘厳というわけではないですが、朝日は朝日でやはりなんとなくうれしくなってしまう。 朝食は、セットメニューで時間が決まっていたのだが、まだかなり余裕があるのでその辺を歩いてみることにした。まずは、敷地内から・・・。 露天風呂のようなプール。もう泳いでいる人がいてびっくり。 敷地内の一番先まで歩いていってみた。 コロニアル様式のホテルの昔のエントランスだろうか。確かに雰囲気はあるなあ。 何か音がするので見ると何とサルがいた。可愛い! 畑にはこんな案山子が置いてありました。スリランカでは、案山子は一般的なようであちこちで見かけましたが、これはかなり出来がいいです。サル除け?鳥除け?あまり効き目があるとも思えないのだが・・・。 表通りに出る交差点には仏像が設置してありました。仏は、心のよりどころなんですね。 信号が無いのでお巡りさんが交通整理。本格的に、車が行き交うのはもう少し後なのかもしれない。横断歩道は黄色です。 ホテルに戻ります。太陽が少し高くなると対岸が綺麗に見えてきました。 旧市街の時計台や灯台も綺麗に見えている。 舎利塔もくっきりと。 漁船、何を獲っているのでしょうか? ホテルを出発して、旧市街の観光の前にその漁船が持ち込んだ魚を売っている市場に立ち寄った。 蟹もいる。ワタリガニに似ているかなあ。 さばく。 のんびりと仲間と話しながら網を繕う漁師さんたち。 旧市街への道はこんな感じです。 バスは、オランダ教会の前でストップしました。イギリスが植民地化する前は、ポルトガル、オランダが支配していたので、それに関係したものが残されているのだ。 タグ :#旅行
2016年09月26日 スリランカ小紀行 南部の港町ゴールへ ゆっくり目の出発だったので近くを散歩。 畑の手入れがとても行き届いていてきれいだ。手前はネギ畑のようだ。 農家さん。 学校へ行く途中の小学生。恰好を見てもらえば、寒さがわかるかな。 人口の湖に、霧が出てきました。 ホテルに戻ってきたら丁度出勤する女性に出会いました。忙しい中一枚お願いしました。 今日はひたすら、移動します。ゴールへは、距離だけなら、このまま南下して西に向かうルートが近いのですが、道が良くないので時間的には、一旦来た時と同じ道を戻り、スリランカで初めてできた高速道路をつかって南下して、かつてオランダ貿易で栄えたゴールの街を目指します。 ホテルを出て、昨日見学したお茶工場の近くでお茶罪の様子を見させていただきました。此処を全部手で摘むのですから気が遠くなる。 摘みこさん達は、マックウッド社とはパートさんのような関係で、出来高払いだそうです。工場には、1680人の従業員がいるそうですが、お茶摘みの人のように外部で働いている人も含んでの数字だ。 男性が指示したエリアを、朝の時間だけ摘んでいく。太陽が高くなると、茶摘みには向かないからだ。 葉っぱの上に無造作に置かれている棒きれは、茶摘みの目安になるもので、あれの上に出ている葉だけを摘んでゆく。 バスは、どんどん標高を下げてゆく。道もくねくねしてるので、揺れる。途中、マチュピチュのグッバイボーイのような青年が現れて、しばらくバスと一緒に走りました。 このことからもわかるように、バスは、ゆっくり蛇行してゆく。彼は崖をまっすぐ走り降りるので、早いのだ! あんなに走ったら手にしている売り物の花が、バラバラになってしまうのではないか・・・。 山を下りきったところで、お昼御飯です。 ところが支払いの段階になって、店側とひと悶着あったようでかなり時間がたちました。バスの中で待っているうちに、もう一度トイレに向かったほどです。 経緯の説明によると、支払いを、ネット経由で行ったようなのだが、何故か店側には振り込まれていなくて、「済んでいる。まだだ」と揉めた様でした。ガイド氏によると、こういう事はままあるそうで、「スリランカは、まだまだですねえ」と・・・。 レストランの近くが、バス停になっていたので子供達がたくさん集まっていました。 途中、カシューナッツやさんに立ち寄って、お店の品物を買い占めそうなほど買い物をする。小さなお店なので、かなり売り上げに貢献したのではないだろうか。あまり知られていないが、スリランカは、カシューナッツの生産が多いのだ。私も、もちろん買いました。ナッツは、相方の好物なのだ。 太陽の位置が、西になったころ高速道路にようやくのることができた。この高速道路は、スリランカで初めてできたもので、日本が手掛けたものです。今では、少しづつ伸びています。 高速道路は、スリランカの人々にいろいろな良いことをもたらしてくれたそうです。生活を変えるほどの力があったという。ここでは、まだまだ開発が善なのだなあと思った。 途中立ち寄ったサービスエリアも、日本が作ったものだそうです。ガラス張りというのはいかがなものかなあとちょっと思ってしまった。だって暑いのだ! 中にはフードコートや、お土産屋さん、ミニスーパーなどが有る。 高速をおりるとインド洋が見えてきました。ホテルに入る前に、スーパーに立ち寄り、残ったお金を使います。ここでも、クッキーなど少しだけお買い物をした。 今日のホテルは、とても風情のある植民地時代に造られた建物だ。元々は大金持ちの家だったが。売りに出されたのを買い取ってホテルにしたそうです。遠くに旧市街も見えるし、足元まで海が迫っていてとても景色のいいところに建っている。 庭園。素敵に見えるが、蚊の住処になっています。 部屋のシャワーがうまく使えなかったので、直してもらう。古いと、こういう水回りの不具合はよくある。これに時間がかかったので、荷物もそのままに夕食に向かいました。 グラスワインがなかったので、スリランカの蒸留酒ココナッツのお酒をロックでいただきました。 中々、美味ですぞう(*^^*) タグ :#旅行
2016年09月23日 スリランカ小紀行 食べ物編 スリランカ料理は、日本にもお店があるし、旅行に行かれる方も少なくないと思うので珍しくないかもしれませんが・・・・・。 スリランカは、ほとんどがバイキングでした。なので少しづつもってくるとこんな感じのものが多くなりあまり変化がない。 基本は、やはりカレーです。私は、辛いのが苦手なので辛くなさそうなものをチョイスして食べていました。 ナンのように見えるのは、ロティといい、ココナッツが入ってます。食べ方は、チャパティやナンと同じです。 こういう入れ物の中にカレー関係のものを集めて有ったホテルもありました。 これはカレーをかけて食べるもち米を固めたようなもの。紫米です。かなり押しつぶした感じがする。スリランカの人は大好きです。 これは、スープ。カエルの卵を小さくしたような粒粒が浮かんでいます。甘くてデザートなら許せるかなあ・・・。タピオカだと思うんですが。 キャンディとヌワラエリヤのホテルは、宿泊客が少なすぎてバイキングではなくてセットメニューでした。 フレンチの様な感じです。 スリランカは、島国なのでお魚もたくさん食べる。この日のメインはチョイスできたので、お魚を選びました。 黒く見えているのは、海苔の素揚げです。スリランカ人は食べないそうなので、日本人や韓国人にアレンジしてくれたのだろうか?海苔巻き用にストックしてあったものだと思いますが・・・。 ヌワラエリヤのホテルは連泊でした。1泊目の前菜は、春巻きです。 メインは魚の揚げ物。まん中の焼きそばみたいなものは、米粉のヌードルです。私はこれがかなり気に入ってお昼はこればかり食べていました。 トレッキングから帰った日のお昼はこれ。前夜の前菜の春巻きが再び出てきました。 夜は、メインは何種類かのカレーです。ご飯やロティで頂きました。 野菜、チキン、ダル豆のカレー。 珍しいなあと思ったのがこれ。一見鳥の卵の様なウッドアップルという果物。リンゴとは似ても似つかない外観ですが、ジュースにするとどこかリンゴの様な・・・・。 ココナッツジュースは、こちらのオレンジのものが人気です。ココナッツは、2種類あるようで、カレーには欠かせないもので消費量も多く、人口が増えるにつれ足りなくなってしまい、今では輸入しているとの事。驚きです。 1人では、飲み切れません。 初めて、実がなっている状態で見ました。ドラゴンフルーツです。 新鮮なお魚も干したお魚も売られています。干したものは、カレーに使うのだという。 最後のホテル、ゴールではなんとサーモンの握りや刺身が出ました。マグロが揚がるのです。 わさびもしょうゆも日本のものだと思う。 チキンの照り焼きも・・・。日本人に合わせてくれたのでしょう。 シェフが、お味はどうですかと聞いてきたので、「とてもおいしいです」と。本当に美味しかった。スリランカは、観光で活路を見出そうとしているので、懸命さが伝わってきます。中国人に圧倒されているので、こうして気遣ってくれるとやはりうれしい。 最後に紹介するのは、市場で一般的に売られているお菓子です。寒天か米粉だと思うのですが、色がすさまじくて食べる勇気がなかった。 タグ :#旅行
2016年09月22日 スリランカ小紀行 ヌワラエリヤ お昼をいただき、今度はいつものバスでヌワラエリヤ地区の観光に出かけます。 ヌワラエリヤは、イギリス人が母国をしのんで築いた町なので、広い芝生を持つ家や、競馬場、ゴルフ場もあり、 町全体がなんとなくイギリス風にまとまっています。 スリランカとイギリスの2つの雰囲気を楽しむことができる。 まずは、切手や絵はがきを購入するために郵便局に立ち寄りました。 外のポストと中のポスト。 最近は、絵はがきも書かなくなってしまったので、私はちょっと中を見学しただけで外で待っています。 ぼんやりと行き交う人を眺めていたり街の様子を体で感じるのは本当に楽しい。 トゥクトゥクもここでは、しっかり囲いが有る。気温が低いからだ。 続いて、セイロンティの紅茶工場の見学に向かいます。 綺麗な車窓からの風景。 ちなみにセイロンの名前は中国のセイランがなまったものらしい。お茶は、中国由来だったのだ。 国名がスリランカに変わった後も、ブランドとして知れ渡っていたので使い続けているという。 斜面一面に広がるお茶畑。全部「マックウッド社」の畑です。これらは全部手摘みだそうです。 目的地のマックウッド社の工場に到着です。 取引国の国旗でしょうか。日本の旗も別の場所にありました。 ガイドの女性に引き連れられて工場の中に入ってゆく。時間によるのか人影はほとんどなし。 2階部分で摘み取った茶葉を乾燥します。 乾燥された茶葉は、1階へ落とされて砕かれる。 選別などを経て最後にはこのような形で世界中に送られてゆきます。今でもイギリスは最大の取引国です。 最後に試飲をして、購入してもらうのはどこでも同じです。 ここでも中国人の爆買いは健在で、箱買いする人続出です。棚の製品を補充するのも忙しい。 中国人の方が終わってから、我々の番なので、購入しない2,3人は外でお話をしながら待っている 。私も、コーヒー党なので紅茶はほとんどいただかない。(*^^*) 再び町の中に戻る途中、ヒンドゥー教のちょっとしたお祭りを見かける。ここは、お茶を摘ませるためにインドから連れて来られたタミル人が多数を占めているので、宗教もヒンドゥー教徒が多いのだ。 バスの中からちらっと見えたアジア最古のゴルフ場。 バスターミナルの辺りで、下車。少し歩いたのちに30分ほど自由時間になった。 ヌワラエリヤは、涼しいので良質の野菜もたくさんとれる。遊びに来たよその人は、お土産に買って帰るのだという。 道路わきには、そういう人のための露店がずらっと並んでいました。ここは市場なので地元のためのお店でしょう。 沢山のバスが出入りするターミナル。見ていて飽きません。2階にもたくさんのお店がありました。 ターミナルから近いところにあるのが、ビクトリア公園。時間がないので入り口部分だけ・・・。 夕方になるとぐっと冷えてきて寒さを感じる。「スリランカで冬物を売っているのはここだけだよ」と、ガイド氏。 スリランカ人は、寒さというものを体験したくてやってくるんだそうです。 日本にも雪を見たくて、台湾からのお客さんがたくさんやってきますよね。 明日からは、再び、暑い海沿いに向かいます。 タグ :#旅行
2016年09月21日 スリランカ小紀行 ホートンプレインズ国立公園 今日は、世界遺産にも指定されている「ホートンプレインズ国立公園」を歩きます。 霧の発生しやすい場所なので、出来るだけ早くに出かけ霧の少ない午前中に回りたいということで暗い中の出発となりました。 ホテルからは、バスではなくワゴン車で向かう。1時間ほどかかり到着。途中素晴らしい朝日に遭遇したのだが、車を止めることができず残念! チケット売り場が開くまで車の中で待機です。朝ご飯を食べていないのでお腹が空いたよう。 この公園はビニール類の持ち込みが厳しくて、手荷物チェックがあり、ペットボトルのフィルムまではがされました。でも実際に歩くとやはり、ゴミが落ちていて、これらを野生動物が食べたらと思うと心が痛む。 たばこの吸い殻まであるのにはちょっとびっくりだ。 ようやくチケットを購入しゲートを通過。周りは真っ白な霧でこんな感じです。野生のサンバーはここにしかいない。彼らも霧の中に隠れてしまっている。 しかし進んでいくうちに晴れてきた。メスの集団だったようです。 人を恐れることなく近寄ってきたのは、若いオスだ。袋角になっている。駐車場の周りには、よく現れるそうです。 こちらは成長したオス。立派な角です。 お弁当の朝食は大きく荷物になりそうなので、予定を変更して車の中で食べてゆくことにした。ごみを持ち帰らる必要が無くなるので、この方がいいだろう。 2000mを超えているので、歩き始めはやはりかなり寒い。でも時間が経つにつれて暑くなるのはわかっているので、思い切ってヤッケの下は薄着にしました。 手荷物チェックを受けてさあ歩きます! 1時間も歩かないうちに、リトルワールズエンドに到着してしまった。 ここからさらに歩いていくと、ワールズエンドに行き着く。地の果てと人々が呼んだのは、絶壁だったからか。 飛び降り心中した人や、落ちた人もいるそうだが、空軍により救助された人もいるという。運のいいことだ。 湖のように見えているのは川で水力発電のダム湖だそうです。 スリランカは、ほとんどが水力らしい。 谷底には家があります。住んでいるのだろうか? 十分堪能して再び歩きます。天気が本当に素晴らしい。昨日雨が一日降ったので、余計にきれいに見えるのだろうか?こんなに安定した天気は珍しいそうです。 川もあります。これは、下流で滝になる。 少々歩きにくい道を進んでいくとベーカーズフォールがある。滝を見慣れている我々には、それほどでもないように見えるのだが・・・・。 岩が黒いのでコントラストが綺麗だ。 この後が、厳しかった。道は平らなのだが、太陽が高くなって来て容赦なく照り付ける。今までのように、林の中を歩いているのではないので、とても暑いのだ。楽しみは、懸命に咲いている小さな花々である。 5月頃には、辺り一面真っ赤なシャクナゲの花で埋まるそうですが・・・。 残っていたシャクナゲ。これも此処でしか見られません。 他にも、 葉っぱを見るとあやめと同じなのですが・・・。 この小さな葉っぱの竹も他では見られない気がする。 3時間半ほど歩いて1周しました。 人マークを出発して、この地図の黄色い部分を歩いたことになる。 お昼は、ホテルでいただきます。ゲートを出る前に、朝見かけた若いオスがまたまた近寄って来てお見送りをしてくれた。 お昼ご飯の後は、郵便局に寄ってから紅茶工場の見学に出かけます。 タグ :#旅行
2016年09月20日 スリランカ小紀行 列車に乗って 11時20分発の列車に乗るため乗車駅であるランブッカナ駅へと向かう。 バスは、我々を降ろした後、一足先に目的地のナヌオヤ駅へ向かい、我々を迎えてくれる手筈です。 お昼ご飯は、列車の中で提供されるお弁当をいただくことになっています。 座席を決めるためにくじ引きをする。最近くじ運が悪くなっているので、多分変な席だと思う。 ガイド氏がチケットを購入している間、我々はぶらぶら・・・・・。 窓口 植民地時代からの建物の様で古い! 架線が無いところを見るとジーゼルのようだ。 跨線橋を渡ってホームに向かいます。 跨線橋から入線方向を見ると・・・、のどかだあ。南っぽい。 ホームからは、昔の列車らしきものが展示してあるのが見えた。スリランカには、イギリス時代に活躍した列車が展示してある博物館が有るそうだ。紅茶を運搬したのだろう。 駅名表示も、3民族語です。標高が記されているのは日本も同じだ。 凧揚げをしている青年達が線路に入り込んで遊んでいるが、誰も注意などしない。よい子は線路で遊ばないあんて関係ないようです。 この凧揚げバカにできなくて、先が見えないくらいに上がってゆきます。 ホームの先端から見た信号。 こんなにボロボロで動くのかしら?と思っていたら運転士さんが乗り込んで出てゆきました。失礼しました。 青い列車が入ってきたが、これは我々の乗る列車ではないという。 もうそろそろやって来るあなあと思っていたら悪い知らせが・・・・。 なんと2時間遅れでやっと始発駅を出たという。「え~~~~~~!」 チケット購入の時わかっているだろうに。すべて確かめ無い方が悪いということだ。ここは日本ではないので、聞かれたことしか説明しないようだ。観光国を目指しているのなら、こういうところは改善した方がいいと思うのだが・・・。 で、ガイドさん慌ててバスに連絡して急きょ戻ってきてもらうことにしたそうです。2時間もここに居るのは苦痛だし時間ももったないし、トイレもつかわなければならないので、またまた昨日立ち寄った宝石と紅茶を売っている店に向かい、キャンディに近い違う駅から乗り込むことにしたようだ。 でも携帯というもんは本当に便利だ。これがなかったら、と思うとちょっと怖いです。 で、トイレを借りたあとは、紅茶を追加で買う人、ブルーサファイヤを購入した人等々。お店側としても、トイレを貸しただけで商売ができるし、ガイド側にしてもトイレを無料で借りることができるので、あいみたがいというわけのようだ。 ようやく駅に向かう。これでも時間はありすぎるのだが、何があるのかわからないので時間に余裕を持って向かうのだという。 その駅がこれ、ジャンクションになっているようです。キャンディから6㎞程離れているらしい。 列車が止まり降りてきた人の中には、そのまま線路を歩いていってしまう人もいる。一応降りる時には切符の回収はあるようなのだが・・・。 ちなみに線路の幅はとても広いです。日本の新幹線が標準軌なのだがそれよりはかなり広い。 待つこと3時間以上、この列車が我々の乗車するものだ。 ここで向きを変えるので、先頭部分が一番後ろになる。我々の車両は先頭だったのでかなりホームを歩くことになった。 14時半、ようやく出発しました。観光客用の車両が2両連結されていてここはトイレも冷房も売店も有る。 外はとても暑かったのでともかくほっとしたのだが、思った通り、席は良くなかった。 大きな柱のせいで、外が3分の1くらいしか見えないのだ。 お腹が空いていたので、配られたお弁当をまずはいただきました。カレー弁当で味は悪くないが、カレーも3食となると飽きてくる。それにものすごく揺れるので、食べるのも大変なのだ。半分ほどでギブアップ! この後はデッキに出て、4時間近く降車するまで外にいました。途中で雨が降って来て雨漏りはするし、カーブで車体が持って行かれるので体を支えるのが大変だったが、ともかく風を実感できるし、目の前すれすれのところに山肌や木の枝があったりするので、スリル満点でとても楽しかった。 滝もいくつかありました。 この路線は、コロンボが始発なのだが、途中からは景色のいい高原地帯を走るので観光客に人気があるらしい。この日も1等車は全部埋まっていました。 青空だったらもっときれいな景色を楽しめたかもしれないが・・・。 途中の駅で駅員さんがわっかを交換していました。 デッキの前の車両が、車掌さんの詰めている所なのだ。 ビーチサンダルの乗員もいれば、昔ながらの真っ白な制服の駅員さんもいます。かっこいいね。 霧が出てきて、幻想的でなかなかよろしい。 列車はどんどん標高をあげてゆき、車窓の風景も変わって来ました。 この辺りは、スリランカでお茶の生産が盛んにおこなわれている地域なのだ。ここで生産された紅茶は、昔は本国へ運ばれ、今は主要な輸出産業となっています。 円墳の様な茶畑。 カーブで、 ナヌオヤの村が見えてきました。ここで我々は列車を後にします。 ナヌオヤの駅。 これに乗ってきたのだ。列車は、まだ先に進みます。 標高が高いのでともかく寒い。熱帯でも標高が上がると寒いのは前回のウガンダで経験済みなので、今回もストーブを入れてもらいました。 明日は晴れてほしいものだが・・・。高原の天候はともかく変わりやすく、晴れていてもすぐに霧に埋まってしまうのだという。 ホテルのあるヌワラエリヤは、一年を通して涼しいので植民地時代にリトルイングランドと言ってイギリス人のお気に入りの地だったらしい。 タグ :#旅行