ここからは多分、ビザンチン時代だと思います。
ローマ時代と比べるとかなりモザイクのピースが大きくなっている。
緻密さはローマの時代にははるかに及ばない・・・。
でも、親しみやすい。
死んだ人を納める棺。大理石のようだ。

これらはお棺の蓋らしい。どのように使用するのかは聞きそびれてしまった。



状態のとても良い洗礼槽。スベイトラの遺跡でも幾つか見ました。

鏡を召使に持たせて化粧をする女性。鏡に映った顔までちゃんと描いてある。当時のプライベートな部分をのぞき見する様な不思議な気分になる。

これも、 この博物館の有名な展示物の1つである。古代のローマの詩人ウェルギリウスと神。

此処まで見て来た所で、自由時間になりました。気になっている物やもう一度見たいもの、違う部屋に行ってみたい人等それぞれの過ごし方をします。
私は、戻って気になっていた部屋に向かいました。
このドアは、公的な部分と私的な部分を分けていた扉、この向こうが長官のプライベート部分だと言う。

私には、日本の焼き物の織部にしか見えないのだが・・・。何なのかしら?

これも何だかわからないのですが、人物がユーモラス。バッハの様な頭は多分かつらでしょう。
顔はお地蔵さまの様だ。

先ほどの大ホールの横にあった小部屋。これが見たかったのだ。どういう部屋かわからないがとても凝った作りになっています。
向かい合う様にして室内バルコニーがある。

オーバルの天井。

向かい合うバルコニー、どちらも素敵。


女性が現れて楽器を奏で始めた。

博物館の裏手の方は、外観もオスマン時代の様子が残っている。

玄関ホールの正面に掲げてあるとても大きなモザイク。中心にはポセイドンがいます。

2時間以上も見学できて、一同大満足で空港に向かったのでした。
チュニスの空港は、お水のセキュリティがゆるくてそのまま持ち込めました。もっともこれも係官次第なので、たまたまなのかもしれませんが・・・・。
モザイク三昧の旅でした!