好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:東南アジアの国々 > ミャンマー

 
 チャウタッヂーパゴダにやってきました。
ここの仏様は、寝仏です。
 
 1906年に1人の寄進者によって作られたのですが、傷みが激しく50年後位に仏教徒によって造り直され現在の姿になったという。
 
 ちょっと色っぽいので「女性ですか・」と聞かれるそうです。生き生きとしていているのは。生きている仏陀を表しているのだとか・・・。
 
 
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 長さは70m、高さは17mで、足の裏の中心には、仏教の宇宙観が描かれておりその周りには、108個の仏陀の生涯が描かれている。
 
 
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 お顔も、つけまつげをしているし、手にはもちろんマニュキュアが。
 
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 周囲にはたくさんの僧院があります。見ているとなんとなく落ち着く。
 
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 バスは、ヤンゴンの中心部に入ってきました。建物もコロニアル風のものが残っている。
車の数もドンと増えなかなか進まない。
 
 
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 これはかなり傷みが激しい。
 
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 信仰の自由があるので、モスクも教会もあるということを盛んにガイドさんは強調します。
これはそのモスクと教会です。スーレーパゴダの周りにありました。
 
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 これはアパートというかマンション。
 
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 高層ビルは、まだまだ少ないですが、日本資本のサクラタワーという会社が、ビルを建てて進出しているそうです。
 
 独立広場の前でバスを降りる。ローターリーを渡ってスーレーパゴダに向かう。
 
 
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 スーレーパゴダの外観。この建物を囲むように道路が走っている。
 
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 このオレンジの横断歩道を渡ってきました。
 
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 入り口で履物を預かってくれるそうです。すこしだけ身軽に歩ける。
 
 
 
 
 

 
 ホテルが飛行場の近くなのでその音で目が覚めた。
起きてみると抜けるような青空でしかもカラッとしている。
 
 短い滞在の間で、こんなにいろいろな気候を体感するとは・・・。
 
 今日はゆっくりの出発なのだが、街中でもないしやることがない。衛星テレビのNHKを見て過ごす。
 
 時間になってもバスは来ない。少々遅れて到着だ。渋滞にはまったという。
市内からここまで来るのは少々時間がかかるのだ。
 
 最初に向かったのは、大理石の仏さまのおられるローカーチャンターアブヤラバブニ・パゴダ。大理石の仏様としては、ミャンマー随一だそうだ。
 
 入り口部分。今までのお寺さんとかなり雰囲気が違う。落ち着いた感じです。
 
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 お掃除も行き届いていて、ここでは裸足が全然気にならなかった。
 
 こういう建物を見ると、我々の仏教感とはかなり違う。いろいろな要素が入り混じってきているのかもしれない。
 
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 仏様は、ガラス越しにしか見られません。大きなケースに入っているようだ。
高さ11m、重さ500トンあるらしい。
 
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 お供え物もなんとなく違う。花や食べ物は万国共通だが・・・・。
 
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ここに、完成するまでの由来が描かれている。
 
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 龍が昇ってきているようにも見える。入り口から延びる回廊。
 
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 いろいろな種類の建造物が敷地内に建っている。
 
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 屋根の彼方を飛行機が飛び立っていく。どこへ向かうのだろうか?
 
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 放鳥のための鳥。タイやラオスほどではないが、見かけました。
 
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 ガイドさんがサービスで連れて行ってくれた白い象。動物園というわけでは無くて、信仰の対象なのでしょう。仏さん達は、白い象にのっているから・・・。
 真っ白というのではなくて、なんとなく白っぽいという感じ。アルビノなのか毛がないのか?
 
 狭いところでつながれて何だかかわいそうだった。向かって右が普通の象。
 
 
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 走っているとそこらじゅうにこの看板ある。何かのイベントには違いないのだが、気になりながらも聞きそびれた。帰国して新聞を見たら謎が解けた。
 
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 マスコットなのだ。とはいっても会場はネーピードーなのでヤンゴンでは行われていない。
謎が解けてすっきりしました。!(^^)!
 
 植民地時代の建物の横に看板があり、向かいのホテルには各国の国旗がなびいていた。
 
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 国旗はこちら。
 
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 チャウタッチー・パゴダへとバスは走っていきます。
車の割には信号が少ない。クラクションのおともせず、なんとなく静か。
 
 ナンバープレートも以前はこのようなミャンマー文字ばかりだったが、だんだん万国共通の数字に写っているという。乗用車は黒色、バスなどの営業者は赤色である。
 
 
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 窓の外に珍しいものを見かけました。
インラインスケート場のようだ。こちらの人は、雪はもちろん氷なんて見たこともないのだろうな・・・。
 
 
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 工程には入っていなかったのだが、面白いからと言ってバスを止めてくれたのが車の祈祷場だ。
日本でも、神社で車のお祓いをしてもらう人がいるが、こちらでも同じようなところがあるらしい。
 主にインドの方が多いような口ぶりでした。
 
 
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 祈祷を終えたばかりの車。フロント部分に木の枝が括りつけられている。走っていてずっと気になっていたのだが、これは祈祷したあかしだったんですね・・・。
 干からびてカラカラになってもつけて走っている。(^O^)
 
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 やっとヤンゴンに戻ってきたのは5時くらいだったかな。
部屋は、全員が前とは違う部屋になりました。シャワーを浴びてさっぱりして夕食のレストランに向かいます。
 
 お月さまも出迎えてくれました。
 
 ラ・メイソン20という名前の英国式建物をフランス人デザイナーがアレンジしたレストランだ。
スーチーさんのお父さんの事務所だったとある。
 
 
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  お料理は、ミャンマー料理をアレンジしたもののようです。しかもワインもあるという。昨晩に続いて今夜もワインを頂けるとは、幸せだ。
 
 渋みがなくてあっさりしているのでとても飲みやすい。
 
 
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 幸せな気分でライトアップされたシュエダゴン・パゴダを見に行きます。
ミャンマーでもっとも有名なパゴダである。
 
 金色に夜空に浮かび上がっている姿は、なんとなく幻想的だ。
 
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 圧倒的な存在感。
 
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 ここが参拝する通路のある建物です。一般の人々はここを通って行く。東西南北4つの門があります。
 
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 金色の魅力に酔いそうだ。

 
 順調に走っていたバスが、何もないところで停車した。「?」
 
 なんとそこは炭やさんでした。ヤンゴンは頻繁に停電があるので、炭は欠かせないとのこと。
煮炊きは炭で行うそうです。
 
 
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 途中で、コーヒーブレイクなどをはさみながら進んで行く。
こちらでは、コーヒーにライムをしぼるのが一般的だという。「紅茶ではないの?」と念を押す。
「すっきりした味になって飲みやすいです」という。郷に入っては郷に従えと試してみたのですが、酸味の好きな人にはいいかもね。
 
 ちなみにミャンマーはコーヒー豆も収穫できるとのこと。
 
 やっとのことで、お昼のレストランに着いた。
 
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 2階のテラスからは、昨日行ったシェモード・パゴダがよく見えました。
 
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 その後、バスで少し走り寝仏のシェターリャウンに向かった。
この建物の中に安置してある。
 
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 この階段を登ると仏様が横たわっている。
 
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 全長55m、高さ16m。994年の建立である。
 
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 当初モン族の人々は、仏教を信じていなかったのだが、王子が仏教徒の一般女性と結婚したことにより、国王と一般国民も信じるようになった。そして国王は、これを記念してこの寝仏を作ったと言われている。
 
 その後モン族の滅亡によって衰退し、密林の中に埋もれていた。19世紀になり、イギリス植民地時代に鉄道建設のための工事の折に偶然発見されたという。
 
 足の裏には、108の模様が描かれており、とても美しい。
 
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仏さまの裏側に回ると、由来や仏陀の物語が描かれている。
 
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仏さまの枕の側面にも、物語。どれも細やかな細工でとてもきれいです。
 
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 これは寄進をした人々の事を記したものらしいのだが、ミャンマー文字なので1字もわからない。まるでお絵かきのように見えてしまう。
 
 
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 建物の背後には、たくさんの露店が出ていて、お参りの人々でにぎわっている。
 
 これは何のひものだろうか?あまり食欲がわかないのだが・・・・。
 
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 串揚げを食べていた青年達です。こちらはおいしそうだ。写真を撮らせてと言ったらポーズを。
 
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 バスの中から撮らせてもらった。こちらの人はほとんどメットをかぶっていない。ベトナムのようにバイクの洪水というわけでもないし、中国のように自転車天国というわけでもない。かといってリキシャもそれほど見るわけでもなく、民主化後いきなり車社会になったという感じを受ける。
 
 
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 ヤンゴンまでは、まだまだ距離がありそうだ。
 
 
 
 

 
 朝の5時頃になると表が騒がしくなってきた。一晩をパゴダで過ごした人々が引き上げてきているのだろう。
窓を開けてみたものの真っ暗で何も見えない。日の出が見られるなら早起きしてゴールデンロックまで行ってみようと思っていたのだが、もう少し眠る時間がありそうです。
 
 6時半を回る頃には明るくなってきた。でも一面の霧で視界が効かない。これでは、朝日に輝くゴールデンロックを見るのは無理そうです。
 
 結局7時頃にホテルを出て、散歩がてら1人でぶらぶらとパコダに向かった。
 
 外人は、お金がいるので昨日買った入場者証を首に下げていかなくてなならない。
 
 この時間は、これからパコダへ向かう人、帰って来る人々、托鉢のお坊さん、物売りなどが一斉に道路に出てきているので、とても混雑している。
 
 南国ミャンマーとはいえ、ここは標高も高いので寒い。薄手のダウンを着ていてちょうどいいくらいです。
 
 
 
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 パコダの入り口、昨日より明らかに人が多い。
昨晩は機能していなかったセキュリティチェックもありました。
 
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 裸足になるとかなり冷たい。霧のせいかじめっとしていてなんとなく気持ちが悪いよう。
 
 柵から下をのぞくと、岩の上にいくつも小さなパコダが建っている岩が見えた。どうやらこの岩山全体にいくつものパコダがあるようです。
 
 
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 それにしても天気が悪い。乾季だというのに雨が降りそうな雰囲気だ。降ってきたら傘など持っていないこちらの人達は、つらいだろうな・・・・。
 
 歩くのがつらい人はこれに乗っていく。案外高くて20ドルと言っていました。4人で担ぎます。道がよくなかったころには、活躍したのではないだろうか。
 
 
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 夜明かしした人々。
 
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  ゴザも自前。こうした大荷物もあのトラックに積み込みます。
 
  鐘をつくと願い事がかなうそうで、カップルが互いの姿をカメラにおさめていました。
 
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 昨日は暗くてわからなかったけれど、お供え物がたくさん備えてありました。これだけ食べ物があるのだから、野良イヌが増えるわけだ。
 
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  青い空がバックでないのが本当に残念ですが・・・。朝もはよから金箔をはっている男の人もいる。
 
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 今朝は岩の周りを下から1周してみました。反対側には柵があるんですね。
 
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 むき出しなので、やはり傷みがひどくて3年に1度くらいの割合で修理をするそうです。この岩の周りに木の足場を組んで行うのですが、かなり危険な感じだ。
 
 山頂で泊るひと達は荷物が多い。そういった人の荷物を運ぶ担ぎ屋さん。人を乗せることもあるそうだ。各村々からやってきてシーズンが終わると自分の村に帰って農業をやる人が多いのだとか。
 力仕事なので高校を出た後の若者も見かけます。
 
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 帰り道で出会った托鉢の尼さん。私も持っていたお札を少しばかり寄進しました。
 
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 ホテルまで戻ってきました。表から見ると案外立派だ。山の上にしてはお湯も出るし、ワインもいただけたし十分すぎるおもてなしでした。おなかがすいたわ。
 
 
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 ホテルの前にいた不思議な集団。こういうかぶり物と天秤を持った人は初めて見ました。
 
 
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 朝食は、アメリカンスタイルとミャンマー様式をチョイスできますが、私はパンが食べたいのでアメリカンを頂きました。
 ゆっくりの出発なので部屋に戻って休んでいたら、なんと雨が降ってきた。それも結構な大ぶりになってきた。トラックは屋根がないよねえ・・・。どうするんだろう?カッパは持ってきていないし、傘をさして乗るのは無理だろうし・・・。乾季だからすぐやむかなあ?なんていろいろ考える。
 
 予定通りに出発していたら、ふもとには到着できていない。出発前でラッキーだったのかもしれないが・・・・。
 
 窓の外では、雨が降っているというのに従業員が植え木に水をまいている。なぜえええ・・・・。
 
 すこし早目にロビーに行くと、他の人達はもう集まっていて、カッパを着ている。ガイドさんが買って来てくれたそうだ。黒いごみ袋は荷物を入れるためのもの。スーツケースは、ヤンゴンのホテルに預けてきているのでこれに入れれば濡れることはなさそうだ。
 
 カッパは、乱暴に扱うと継ぎ目が避けてしまうという代物だ。私の着ているカッパもフードの継ぎ目が最初から穴があいている。これ以上広がりませんように・・・。
 
 待っていても雨はやみそうにない。トラック乗り場に向かいましょう。
 
 乗り場ではたくさんの人々が、待っていた。ほとんどの人は傘も持っていない。カッパを着ているのは、タイ人・中国人・韓国人といった外国人とおかねのある人だけだと思う。
 
 赤ん坊をタオルでくるんですこしでも濡れないようにしているお母さんもいる。
 
 
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 ところがなかなかトラックはやってこない。ふもとからだと1時間以上かかるのだから仕方がない。
来る人より帰る人の方が圧倒的に多いのだから、たまにやってくるトラックはすぐに満杯になってしまう。せっかく並んでいても、横入りする人や、一番後ろから一番前まで平気で進んで行く人、荷台に直接乗り込んでしまう人など、マナー違反者続出である。
 
 かの国や先進国だったら、文句や怒号が飛び交うところだろうが、この国の人々は何もしない、言わない。ただただ受け入れてしまうのだ。これは本当に驚きました。
 
 やんゴン市内の渋滞でも、クラクションや先を急ぐ人の声を聞かないのだ。そういえば物売りもしつこくない。こういうところは、他の東南アジアの国々とは違う。お隣のラオスは、とても静かな国だったですが・・・。争うことを好まないのだろうか、あきらめなのか?
 
 トラックの乗り場。荷台が高いのでこうした乗り場が必要になる。
 
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 止みそうでなかなかやまない。ガイドさんが、運転席に乗るための特別チケットを買って来てくれました。6人全員無理すれば乗れるという。添乗員さんとガイドさんの2人は荷台に、我々6人は運転席に乗り込むことになったのだが・・・。
 
 そもそも3人乗りのところに6人乗るのだから少々無理がある。しかも荷物も一緒なのだ。
ここはみんなで協力しなければならない。年配の女性2人を前の席に座ってもらい、後の4人は後ろの荷物置き場のスペースのようなところに入りこんだ。これで降りるまで姿勢を変えることはできない。
荷物は、全員分前のシートのところに積み上げる。そしてごみ袋に埋まったような状態で2人の女性は座ります。
 
 「なんとかのれたよー!出発ー」思えば雨の中1時間以上待っていたのだった。
「あーつかれた」
 
 他のトラックを見つつお先にー。
 
 
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 雨はやまないので、後ろの人達は本当に気の毒でした。我々はガイドさんのおかげで、身動きならない状態ながらも屋根がある。
 こんな状況だと、人間て不機嫌になるかハイになるかわかれのかしら。6人は、全員ハイでした。この体験を楽しんで運転席は笑いっぱなし。運転手さんも始終にこやかで、体は痛かったけれど、楽しかった。
 
 ふもとでは、我々のバスが待っていてくれました。バスに乗り込んでカッパを脱いだらホッとしたよ。
 
 さあこれからお昼のレストランまではしばらくかかります。
 
 道路の両側には、ゴムの木が植えてある。今はこうした天然ゴムは減ってきていると聞いていたのだが。
 
 
 
 

 
 今は、季節的にもよいのでたくさんの人々がお寺を訪れるという。
外国人では、韓国人やタイ人などが多いという。
 
 確かに短い滞在中ではあったが、韓国語やタイ語をよく耳にしました。
両国の人々は、寄進などもしてくれる人が多く、ミャンマーの寺院関係者にとってはとても大切な人々であろう。
 
 寺の前で、商売をする地元の人。
 
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 チャカワイン寺院では、とても興味深い光景を見られました。
数年前見たラオスでの托鉢の光景を思い出しました。
 あの時は、もっと早朝でしかも道路での事でしたが、こんかいは寺院の中を食堂に向かって延々と続く行列でした。
 
 いったい何人居るのだろうか?ミャンマーでもこれほど大勢の僧侶が修業をする寺院は珍しいそうです。
 
 
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 彼らは朝の托鉢から戻ってきた後は、すこし自由な時間がある。
その後10時半ころから順々と食堂に向かって並んで歩いてゆく。途中、我々のような観光客や信者さん達が、彼らの持っているお鉢の中に文房具やお菓子などいろいろなものを入れて行きます。
 
 最後に食堂の入口のところでは大きな入れ物に入ったごはんが置かれている。
あらゆるものはお鉢の中に入れられるので、実際食べるときは大変だし、鉛筆などにごはん粒がついてしまっていると言った感じだ。
 
 
 
 
 
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 このご飯をすくってお坊さんに差し上げるのは、誰でもやっていいというので私も参加してみました。
粘り気のあるご飯なのでお鉢の中に入れる時ちょっと手こずります。
 
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 食堂の中の様子はこんな感じです。肩にかけていた布を敷きものにしておしりの下に座布団のように敷きます。そして口々にお経を唱えます。
 
 それはいつまでも続く。
 
 テーブルの上には、汁ものとお数がすこしのっている。
 
 
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 やっと、お経がやんで食べ始めます、ミャンマーも手を使って食べるという。インドのように3本では無くて5本の指を使う。
 
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 広大な寺院なのでいくつかの建物がある。
これはちょっと聖陽的な感じがする。なんのための塔かはわかりませんが・・・・。
 
 
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 どこかでごはん粒を踏んだらしく歩くたびに不快な感じがする。うーん・・・・。
 
 僧侶たちが去った回廊では、犬がうろついていた。ヤンゴンでもバゴーでも犬がとても多い。飼い犬なのか野良なのか、どちらにしても吠えるということはなくとてもおとなしい。
 
 
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 托鉢の様子を表した像。この表情の慈悲にあふれていること!
 
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 次は、バゴーで一番有名なシュエモードパゴダにやってきた。
創建は、8.9世紀ころ。お釈迦様の髪と仏舎利、寄進者達の宝石などがおさめられている。当時は、23m位だったが歴代の王によって修復が繰り返され、現在の高さは114mにもなってしまった。
 
 ミャンマー3大パコダの1つである。
 
 屋根が火炎のようなのはヒンズー様式か。
 
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 ミャンマーの人々は、自分の生まれた曜日の神様にお祈りします。水曜日だけはなぜか午前と午後に分かれているので、パコダの周りには8つの小さな祠がある。
 添乗員さんが前もって参加者の生まれた日の曜日を調べておいてくれていました。
 そこでわれわれも、ミャンマー人のように自分の曜日の神様にお祈りしていきます。
 
 
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 あまりの暑さにお坊様もちょっと休憩でしょうか?この木は葉っぱの密度が深いので濃い影をつくりとても涼しいのだ。
 
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 この寺院は、地震にも見まわれている。このレンガの塊はその時落ちたもの。ここで引っ掛かったので被害が大きくならないで住んだそうです。人々はそれをお釈迦様のお陰と信じそのままにしているということでした。
 
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 こんなかわいらしいものもありました。
 
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 鎌倉大仏なるものもあります。これは日本人が寄進したのだそうです。
 
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 ここでの忘れない体験は、裸足でトイレに入ったことです。今まで秘境というところにも行き、トイレのない地域は慣れっこになっていたし、汚いトイレにも驚かない私ですが、裸足でトイレに入るという経験はした事がなかった。この国では、お寺に入ったらそこがトイレであろうが履物を履くことはなりません。
 
 次の場所まで距離もあるので、ここでトイレにいかないとまずい・・・・。
 
 1人でも「いやだあ!汚いもの」と言ったら、二の足を踏むところでしょうが、今回の参加者はそうではなかった。「仕方がないね。洗えばいいか・・・」
 
 何事も経験だあ!
 
 トイレは、当然のように和式です。便器の周りは水浸し。深く考えてはいけませんよう!
 
 でも裸足のトイレはここだけにしたいなあと思った次第でした。

 
 眼を覚まし窓を開けてびっくり!
一面の霧でした・・・。
 
 こんな暑い地域でも霧って出るんですね。
 
 朝食をいただいてから、外を散歩したのだが空港の近くということもあり、何もない。
霧のせいで飛行機も飛ぶことができなかったのか、轟音も聞こえず快適に眠れました。
 
 8時の段階でも、まだこんなかんじです。
 
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 歩いてきてすごく気になったものがこれです。感電しないのかしらと思うほどいい加減な引き込み線。
 
 
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 ミャンマーは、正式名称をミャンマー連邦共和国といい、首都はネーピード。
人口6240万ほどで、日本の面積の約1.8倍の国土に暮らしています。
 
 宗教は、仏教徒が圧倒的に多く約85%を占めているが、きりスト教・イスラム教・ヒンズー教徒などもいます。
ガイドさんは盛んに「自由がありますので」と強調していました。
 
 18歳未満と18歳以上になってからの2回、お坊さんの修行をしなければならないそうです。
正式なお坊様は、IDカードのようなものがあり、専門の病院などを無料で使えるそうです。
 
 隣接する国は、インド、バングラデシュ、中国、ラオス、タイと案外多い。
 
 食料は、ほぼ自給できるとのこと。天然ガスや金を産出しています。
 
 ヤンゴンは、日本の企業も進出したりこれから考えていたりするので、日本語の新聞や企業の世話をする会社や人材派遣の会社も案外あるようで、旅行客は見かけませんでしたが、日本語は耳にしました。
 
「 日本語ができる執事付き、自家発電一式込のレンタルハウス」の広告なんてものもあります。
 
 街中の車は、私の眼には八割が日本車に見えた。しかも皆右ハンです。右側通行なのに右ハンばかりの車社会なのだ。バスも韓国や日本からの中古で、当然出入り口も左側についている。
 で乗り降りの時が大変あぶない。車が走行している側に降りなければならないからだ。
 
 車を自由に使えるようになった時、一番人気があったのが日本車だったとのこと。わが街名古屋の市バスもそのまんま名古屋市営バスで走っていた!
 
 
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 車が増えると渋滞になるのはどこも同じです。
こんな不思議な形のトラックも走っています。耕運機にトラックをくっつけたような・・・・。
 
 
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 9時ホテルを出発。バゴーを目指して走る。
バゴーは、人口30万未満の中くらいの街。少数民族のモン族とミャンマー人が暮らしている。
 
 もともと海だったのだが、仏陀の予言から1500年後、海は浅くなり居住が可能になり、西暦573年タトゥンからやってきた2人の王女によって町が、造られたとされる。
 
 人々の集まっている市場。
 
 
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 男性達は、腰巻のようなものを身につけている。
 
 
 田舎の風景はどこも似ている。
 
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 高速道路の入り口と聞いたが、実際は高速でも何でもない。人も犬も車も通ります。道路が民営化になったので、各会社が通行料で独自の運営ができるようになったそうです。
 
 トラックなどの大型貨物は、重さを量れるレーンを通り、通行料を払う仕組みになっている。
 
 
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 初めての観光地は、お寺です。というか今回は寺以外のところはどこにも行かなかったのですが・・・。
 この国では、裸足は当たり前。ホテルの従業員は、客室に入る時も裸足になります。
 
で、大事なお寺に入るのですからもちろん裸足にならなければならない。しかも建物内部だけでは無くてパコダの敷地内全体がはきもの禁止なのだ。
 
 なので、我々は前もってサンダルに履き替えていた。足を拭くためのウェットティッシュもたくさん持ってくるようにとも・・・。ガイドさんは、バスを降りるときからもう裸足なのだが、この時点ではわれわれはまだ裸足に抵抗があるのでサンダル履きでパコダに向かった。
 
 
 チャイプーン・パコダ全景。仏様はむき出しです。
 
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 ここで裸足になります。決してきれいでは無く、たまに糞やごはん粒もあるので油断ができません。
 
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 迎えてくれたのは、とても女性的な仏様でした。高さ30mの四角い柱に4面の白塗りの仏像が安置されている。
 
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 時計回りに回って行きます。
 
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 もともとは、4人の門族の女性がそれぞれ1体ずつ寄進をして作ったそうです。結婚をしないと誓って作ったのに西側の仏像は、女性が結婚したので壊れてしまい、18世紀に再建されました。
 
 天気や角度によって4体の仏像は違った表情を見せてくれるので、見ていて楽しいという。
 
 南方上座部仏教なので、鐘もなんとなく雰囲気が違う。バリなどに近いか・・・。
 
 
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 寺で遊んでいた子供達。女の子のほっぺに塗られているのは、木の幹を磨って水と練り合わせた日焼け止め。
タナカといい、みな塗っています。最近はインスタントのものも市販されているそうですが・・・。
 
 なぜか全体に塗らないでこのように四角く塗っている人が多いし、塗り直さないので剥げたままになってしまっている人もたくさんいる。
 
 ミャンマー人て顔を洗わないのかなあ?
 
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 美しいマニュキュアをしておられる。
 
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 むき出しなので、毎年どこかしら修理が必要で信者の寄進によって賄われているそうです。
 
 
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 昔の王様。当時の格好をしているそうです。私には、ビートタケシさんにみえてしまう(>_<)
 
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 さあこれで、ここは終わりです。次のお寺に向かいましょう。
 
 時間がたつにつれてだんだん暑くなってきた。バスの中は、とても冷房が利くので中でじっとしていると今度は寒くなってきてしまうというおかしさ。
 

 
 大韓航空での訪問なのでインチョン経由です。
朝7時半集合ということで6時台の列車に乗ります。
 
 思ったより乗り継ぎがよくて、集合時間前に到着してしまった。
 
 今回の参加者は6人です。少ないのはうれしいな・・・。
 
 チェックインを済ませ、出国した後航空会社のラウンジで朝ごはんを頂きます。
サンドウィッチと黒ビールという組み合わせ。
 
 久しぶりの黒ビールは、甘露甘露!
 
 インチョンまでは、あっというまだ。上空から見ると雪の景色です。
 
 
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 空港も雪かと思っていたら、市内に近づくとすっかり無くなっています。
 
 ここでの乗り継ぎが長いのだ。外に出る無料の英語ツアーもあるということなのだが、気温マイナス4度と聞いて全員しりごみしてしまう。
 
 温度の変化で風邪をひいてはつまらないものね・・・。
おとなしく出発までの7時間ほどは空港内で過ごすことになりました。
 
 インチョンには何度か来ているがいつもそれほど時間を持て余すことがないので、どんな施設があるのかよくわからない。
 
 添乗員さんと体験館なるところに向かう。
途中で、民族衣装の一向に出会った。女性は本当にきれいです!
 
 
 
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 体験館では、なんと無料で体験ができるという。2種類ありどちらかを選ぶことになっている。
私とあと2人の方も袋を作る方を選択した。
 
 原型はできているので、紐を通していくだけなのだが、その紐の通し方と結び方にちょっとコツがいる。最近は細かい仕事を全然していないので、少々手こずってしまった。
 
 それでも何とか出来上がりましたよ。
 
 
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 この後は、お二人と別れてラウンジに向かいます。ラウンジでお昼を頂き昼寝をするつもりだ。
 
 名古屋よりはメニューが充実していて、ワインも赤白あるし、チーズもある。
 
 チーズとピザもどきとサラダをとり、飛行機を見ながらお昼ご飯を頂きます。
 
 何杯か飲んでいるうちに眠くなってきたよ。こうなったら後は寝るだけでしょ!
 
 女性専用コーナーの仮眠ソファで御休みなさーい。<(_ _)>
 
 
 ヤンゴン行きは、整備のため30分ほど遅れての出発となり、さらに待つことに。
なかなか目的地にはつけないねえ。
 
 
 ヤンゴンの空港は、想像していたよりもずっと綺麗で新しかった。
余談ですが、私はミャンマーの首都はヤンゴンだとずっと思っていたのだ。が、2006年にネピドーという政治都市に移ったのだそうだ。
 
 ヤンゴンは海の近くなのでもっと安全な内陸部に遷都したらしい。
 
 勉強不足でした!
 
 ホテルも、思っていたよりはずっと良かった。お水もミネラルウオーターが常備されていたし、湯沸かしポットもドライヤーもありました。
 
 覚悟してきたのでちょっと気が抜けた瞬間です。ただ、お湯が途中ででなくなってしまったが、このあたりは愛嬌でしょうか(^O^)
 
 停電はよく起こるらしいです。日本の企業がどんどん進出するには、電力問題の解決も必要なのでしょうね。
 
 天然ガスがとれるので、最近はこれを利用し電力を作ることも考えられているということでした。
 
 
 長い一日を終えて「おやすみなさーい」

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