花火大会の前に、世界遺産に登録されたばかりの宗像大社に寄りました。
この日は、地元の今季最高気温を記録し、私達が暑さを連れてきたのだろうか(#^^#)
古くから国家守護神として、天照大神の三女神である、田心姫神(沖ノ島)・たぎつ姫神(大島)・市杵島姫神(宗像本土)を交通の要所に配した。それら三女神の宮を総合して宗像大社と呼ぶ。
今我々がお参りしようとしているのが、宗像本土の辺津宮である。
太鼓橋を渡る。

これが神門。

本殿。


神宝館に入ってみました。写真の指輪は、国宝で、直径1.8センチの直径です。
学術調査で発見された8万点の出土品はすべて国宝だそうです。
カメラNGでした。

三階は、藤原さんの写真展が開催されていて、撮影が許されていましたので、一枚だけ興味を引いたものを撮らせてもらった。
神に奉納したものが、多数あり、本物をそのまま小さくしたものでした。驚くほど精巧な造りで、時代を考えると随分な時間がかかっただろうなあと想像される。
藤原さんの作品から、織り機です。

境内には、伊勢神宮の遷宮で下賜された古宮を再建した第二.第三宮が有り、それぞれ 田心姫神・タギツ姫神が祀られていて、ここをお参りすれば三女神すべてを参ったことになるという。


この後は、花火を見てホテルに戻りました。
朝、外を見てびっくり。昨日は、暗くて気が付かなかったのだ。
今はもう無くなってしまったスペースワールドが目の前でした。
ジェットコースターも生々しい・・・・・。

今朝はゆっくり出発なので、温泉にはいり、体を伸ばす。
門司レトロ地区に向かいます。高速から見たスペースシャトル、売り出されているそうですが、買い手がつかないとの事。

レトロ地区は、以前回ったことが有るので、私は、出光美術館に直行。涼しい館内を1時間ほどかけて回った。仏教に関する展示とルオーの作品を見ました。
以前にはなかったこの高層ビルは、黒川紀章さんの設計だ。31階建て、上の部分が展望台になっているそうだ。マンションだというが、高いんだろうなあ・・・。

関門橋を渡って、山口県に入りました。
今でも、関釜フェリーに乗って商売の為に行き来しているおばちゃん達は、いるのだろうか?

山口県を北上して長門市を目指すのだが、景色のいい海沿いは混雑するそうで、何の変哲のも無い山間の道を走る。
一時間半ほど走って、目的の角島大橋の近くまでやって来たところで、渋滞にはまった。
注目されてこなかった橋だが、CMなどで知られるようになったことで、島の暮らしは一変し、カギをかけなくても平気だったのに、今は必ずカギをかけて出かけるようになったという。
橋を渡ろうとする車で渋滞が発生していたのだ。
私達は、時間がないので手前の駐車場で、橋の全体を眺めるだけだ。
角島大橋。

橋が高くなっている部分は、船が通る時に引っかからないためだという。

それにしても海の色のきれいな事。近くには、海水浴場もありました。

次は、やはり最近注目されるようになった元乃隅稲成神社に向かう。稲成の字が稲荷とは違う。
此処の渋滞はすさまじくて、駐車場に入るのに、一時間近くもかかってしまった。
この後も、どこで渋滞にはまるかわからないので、観光の時間は少々短めです。
123基の朱塗りの鳥居が海に向かって並んでいる。

昭和30年に造られたのでそれほどの歴史はない。ここも昨日安倍首相が訪れたそうです、この混雑は、そのせいかも・・・。昨日規制がかかって来られなかった人が・・・。

この鳥居は、昭和60年から10年かかって奉納されたものだ。

先端部分。

見上げると

この鳥居は、6mの所に賽銭箱が有り、見事に投げ入れると、願い事がかなうという。

坂道を下ったところは、港になっていました。

心配していた渋滞もなく、無事に新山口の駅に着いた。昔は新小郡という駅名だった。いつ変わったのかしら?
仙崎の蒲鉾と山口の外郎を買います。どちらも好きなものの1つです。
おまけがもう1つ。新幹線が、車両点検を行ったので、13分ほど遅れていた。こんなことだったらもう少しゆっくりできたのにというのは結果論ですが・・・(^^♪